デートスポットの多い大阪

大都会 大阪。「笑いと食いだおれに圧倒される街」。他県からはそう評価されやすいですが、なんといってもグルメもショッピングやグルメも豊富。デートにも使いやすい人気のスポットです。
大阪といっても広く、特にショッピングやデートに使われるようなトレンドのエリアであればJRや新幹線の乗り入れもしやすい複合商業施設の揃う「大阪駅、梅田周辺」、グルメも人気の繁華街「難波、心斎橋エリア」、水族館や大観覧車も楽しめる「大阪港エリア」、・・・と書ききれませんがさまざまな人気スポットがあります。

大阪の探偵社・興信所の選び方ポイント

「探偵」と「興信所」。この言葉の意味については厳密には言葉の生まれ方が異なりますが、実際は「人の調査を行う組織」としてほぼ同じように捉えられていますので、ここでは同じ意味として紹介します。

大阪所在の認可のある探偵社

さて、「全国調査可能」と書かれていても大阪に支社が無い探偵社も多いです。まずはなんといっても大阪に本社または支社を構える探偵社を選びましょう。
わかりやすい決め手としては、大阪に探偵業届出証明番号がある探偵社を選ぶことです。探偵社は業務を行う上で警察庁に届出を出さないと営業許可がおりません。警察庁で認可のおりた探偵社であれば探偵業届出証明番号がありますので、公正な探偵社といえます。
時々、大阪に支社や相談室があると広告を出しておきながら探偵業届出証明番号の無い探偵社もあります。最低限この番号のチェックを欠かさないように注意しましょう。

適正な調査料金が提示できる探偵社


次に考えるうえで欠かせないのは調査料金について。安くてなんぼの大阪ですが探偵業において「安い」という言葉ほど安くないものはありません。
料金の相場は1日から1週間ほど尾行を依頼すれば20万から100万程度。とても安価な価格ではありません。せめて気になるのが節約の手段ですが、あらかじめこの日にパートナーと愛人が、どこにでかけるかという目安が立てていられれば、まったく情報が無い状態よりも効率よく調査ができるので、その時間にうまく不貞の瞬間を撮れれば節約になります。
タクシーと同じ。できるだけ遠回りしないように「ここから◎◎駅まで◎橋通りを通って行ってください」とお願いすれば節約できるように、闇雲に依頼をしないというのが効率的な方法です。次のコラムも参考にごらんください。

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興信所に依頼する時に必要なものとは?


「安いという言葉ほど安くない」と先に書きましたが、その理由は「品質」を欠いているから安くなっているだけということです。

  • 小企業の探偵だから安さを売りにしている
  • まだ経験が無いから安くしている

大きくわけて理由はこの2つです。ひとつめの「小企業の探偵」は人数が少ないために調査員の人数を増やすことができません。尾行というのは普通少なくて2名。それを平均して1~2名で行うために、非常にリスキーといえます。ちなみに大手の企業だと4~5名で入れ替わり尾行を行います。探偵の顔が尾行相手に見つかってしまうと余計に警戒心をもたせるほか、依頼者に怒りをぶつけられるなど本来の解決にならなくなってしまいます。



ふたつめの「経験が浅いために安くしている」というのは、1時間単価を非常に下げているケースです。探偵社も全国に5000以上あるために価格競争の中で生き残りをかけて価格を安くしているケースですが、技術力があれば下げる必要がありません。
このケースもまた失敗をすれば延長を強いられるだけですので結果的に高額になるか、失敗をすれば結果的に先程のように尾行対象者と依頼者の関係性を悪化させてしまいます。


つまり、価格の安さ重視というのは後々問題を大きくするだけです。早くいえば「安い分手抜きがある」「経験が無いから安く設定しておく」ということはある話です。
いわば、大手は高い印象がありますが経験や技術があるから大手になったといえます。慎重に選びましょう。


とにかく重要なのは、たとえば予算内に何ができるかを考えること。はじめの面談のタイミングでそういった相談ができるのが最も信頼できる探偵社です。無理にお金を引き出そうとする探偵は選んではいけません。
また、払いすぎた分が返金されるようなシステムのある探偵社もあるので、そういうところですとぼったくりや払いすぎの心配がありません。
先払いがいいか、後払いがいいか広告を見るとそういう疑問も湧くかと思いますが、通常の調査をしていればどちらが悪いということではありません。
しかし、調査を万全に行っていないのにも関わらず結果が出ませんでしたといって請求されるパターンもあるので、「結果がでなければ0円」という言葉の広告の探偵社には注意が必要です。

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親身な対応


さらに、もうひとつのポイントはできるだけあなたにとって「親身であること」。これが調査中の不安の解消に繋がります。カウンセラーやメンターといったその分野に特化した方が無料でいつでも相談できる環境でいると、より整理して考えられるようになります。
案外、調査中の依頼者の心理状態はパートナーにバレないようにするのに必死で、必死感を依頼者本人が出してしまうケースが多々あります。それが原因でパートナーに怪しまれるということはよくある話なんですよ。

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【Q&A】探偵ってストーカー行為じゃないの?


ネットワークのある探偵社


大阪はデートスポットが多いということが特徴だけではありません。飛行機、新幹線、在来線の乗り入れの多い大阪は大阪府内のアクセスだけでなく京都、神戸、和歌山や、関西空港まで結ぶ路線が行き交う都市です。

つまり、不倫デートも他県、他地域からここ大阪に来てデートを重ねるカップルも多いといえます。

言い換えるなら、ここ大阪で不倫するカップルを尾行する探偵を選ぶなら大阪のみの1支社だけでなく他県にも支社やネットワークを持つ探偵社が望ましいといえます。
単身赴任中の不倫など、見えない相手の動向もネットワークを広げて調査にあたることができます。



警察庁で認可アリ。評判の探偵社5選!

それでは、これまでの条件を踏まえた上で、大阪に本社または支社を構える探偵業届出証明番号を取得している探偵社で、全国に10拠点以上構える探偵社を探偵比較.comランキングにあげた探偵社から5つ紹介します。

第1位 総合探偵社 MR(大阪)

大阪府公安委員会 探偵業届出証明番号 第62160104号

所在地は?

北区梅田2-5-8千代田ビル西別館10階F号(24時間・電話受付可)
0120-12-8888


評判のポイント

  • 夜間でも相談したい。
  • パートナーに浮気癖をつけさせたくない。
  • 親身になって特に女性に話しを聞いてほしい。
  • セキュリティがしっかりしているところがいい。
  • 多く払いすぎた分は返金してほしい。
  • 最適な弁護士事務所を数社から選択したい。または紹介してほしい。


ここは注意

  • クレジット払いはVISA/MASTER/JCB/DinersClub/AMEX5社より一括か分割かを選べるが、いずれも前払い制。

くわしくはこちら
総合探偵社MR(詳細ページ)



第2位 Akai探偵事務所(近畿)

大阪府公安委員会 探偵業届出証明番号 第62095882号

所在地は?

大阪府大東市赤井1-6-15 駅前ビル3F
0120-96-0061(11:00~21:00)

評判のポイント

  • 探偵そのものを、わからないから試してみたい
  • 慰謝料が取れなければ返金してほしい


ここは注意

  • レスポンスが遅く即日対応は見込めない。また、お試しで失敗しないように注意したい。



第3位 HAL探偵社(大阪/難波)

大阪府公安委員会:第62160105号/大阪府公安委員会:第62162048号

所在地は?

【大阪支店】大阪府大阪市北区角田町8-47 阪急グランドビル20階
0120-313-256(7~23時)



【大阪難波支店】大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70 なんばパークスタワー19階
0120-313-256(7~23時)

評判のポイント

  • 調査費用を出来るだけ安く抑えたい。
  • 調査終了後、早く報告書を出してほしい。


ここは注意

  • なんばパークス店舗は開放的なフリースペースのような印象。内密な相談事は囲いのある店舗を利用するのがベター。

くわしくはこちら
HAL探偵社(詳細ページ)



第4位 原一探偵事務所(大阪)

大阪府公安委員会:第62093370号

所在地は?

【大阪支店】大阪府大阪市淀川区西中島5-14-22 5F

評判のポイント

  • 40年以上の調査実績。
  • 支払いの前後払いが選べる。


ここは注意

  • 営業年数は長いが、大阪店舗の相談員スタッフが苦手だというレビューが多い。



第5位 ガルエージェンシー(梅田キタ)

大阪府公安委員会 第62130302号

所在地は?

大阪府大阪市北区芝田2丁目2−13 日生ビル東館107A
0120-000-783(24時間相談)

評判のポイント

  • 業界内での規模が大きい。
  • 男性が多い。
  • 大阪の店舗数が多い。


ここは注意

  • 有名だから信頼できるという一般の声のほか、「男性ばかり」「高い」「創業者の過去の評判」を気にする声も。良くも悪くも相談時の印象も頼りに。

連日暑い日が続く夏。この時期は露出が増える時期ですよね。
探偵社さんから、以前夏はシーズン的にも浮気・不倫が増える時期と聞きました。
露出だけでなく、飲み会の数も増えて理性を失いがちになって開放的になるからです。
こんな時期に、「SNSで昔の友人とつながったから、ちょっと遊んでくる〜なんてパートナーがおでかけするなら要注意です。
不倫しやすい男女の出会いスポットを紹介します。

夏不倫に陥りやすいスポットとは

同じ夏でも、特に今年のような猛烈の暑さの場合、外を出歩くデートよりも室内デートやホテル、また昼よりも気温の低い夜のデートが増えると予想されています。

キャンプ


キャンプといってもテントを持参するようなキャンプだけではありません。最近では手軽に持ち物も少なく現地調達で楽しめるBBQをグランピングや、コテージを借りて宿泊できる場所もあるからコテージやロッジなどに宿泊する。
はじめから関係のある男女や、男女いずれかが手が早いようならコテージでの不貞が行われる可能性は高いです。また、仲間内何人かででかけるようであったり、まだお互い気になっている関係の場合、キャンプ場ではなく帰りの車などで急接近する可能性も。



花火

夜の人混みは知り合いにもバレにくいので、不倫カップルも多いです。
不倫カップルは、子育てや仕事、日頃の家事を離れて非日常を味わいたがるものなので、特に花火デートに行くカップルがこの時期多く見られます。
毎年花火開催日がネットで掲載されていますので、パートナーの外出日が一致しているかどうかなど参考にしてください。

全国花火大会|Walkerplus



ナイトプール

昼間のプールよりも日の落ちたナイトプールが女子大生や大人女子が多く、ここ数年で人気です。特に、ナイトプールは「泳がない」という使い方。水着でお酒や音楽を楽しんだりといわばクラブ感覚で楽しむことからナンパ目的の男性も多いとか。


ホテル

暑い日には涼しい屋内。不倫デートもホテル利用の需要も増えます。
比較的経済的なラブホテルを利用するカップルも多いですが、「匂いが嫌だ」「タオルがゴワゴワで嫌だ」といった理由から、シティホテルや少し高級感のあるホテルを利用するカップルも。
人の目を気にすること無く終日楽しめるホテルデートは、不貞の証拠を取りにくいことで知られています。不倫するカップルも、あえてラブホテルではなくビジネスホテルなどを利用する人たちもいるほどです。けれど、探偵に調査依頼を諦めないようにしましょう。証拠となる映像はいくつあっても手がかりになりますし、ビジネスホテルだからといってパートナーがいつ気を抜くかわかりません。こういった情報感覚も、経験豊富な大手の探偵社なら理解しやすく、証拠の取得につながりやすいので、小さい探偵社ではなく大手
に依頼することをおすすめします。

不倫カップルの密会デートスポットとは?

パートナーの言い訳に注意して

「最近、昔の友だちに会ってさ」「今度の休みにどうしても会社の付き合いででかけないといけなくて」・・。
ありがちですが、浮気している人と浮気していない人では同じ言葉を発しても信憑性が違います。浮気している人は話す情報が限られています。それは「つい」の本音を暴露してしまわないようにしているのです。
でかける先の情報をあまり話したがらないようであったり、いざという時の連絡先を言いたがらないようでしたら、少し怪しんでみましょう。また、友人同士のおでかけなら自分も一緒に行けるよう促しましょう。少しでも浮気するチャンスを回避させることができます。

Q.探偵ってストーカー行為じゃないの?

30代匿名希望です。探偵の仕事って張り込みしたり、尾行をするんですよね。ストーカー行為を助長するような違法行為にはならないのでしょうか?

(茨城県 匿名希望さん 30代)


A.ストーカー行為を助長すると思われる依頼内容なら断られます。

はじめまして。探偵の仕事はあまり普段の皆さんの生活に馴染みが無いので依頼をするのにも不安があると思います。
ここでは探偵のお仕事の内容と、探偵業が公正な業務であることをお話します。なかには、違法な探偵もありますので探偵を選ぶ際のポイントとしてご確認ください。


探偵の仕事とは

探偵は、依頼があった対象者の動向を観察して報告するのが仕事です。
依頼者から「◯時から◯時まで張り込んで主人が浮気をしていないか調査してほしい」というような依頼を受けたらその時間張り込んで、写真や動画での撮影をして報告するのが探偵に認められた仕事です。
具体的には以下の3つをいいます。

  • 聞き込み:対象者の知人や同僚などに話しを聞いて情報を集めること
  • 尾行:対象者に気付かれないように尾行をして行動を観察したり証拠撮影すること
  • 張り込み:対象者の建物への出入りを待ち伏せして張り込み監視すること。



警察署で認められた探偵

探偵に「認められた」仕事というのは「警察庁」の認可を受けたということです。簡単にいうと、警察庁で認可を受けなければ探偵業を行えません。この時点で警察庁に管理されています。仮に、法律上問題がある調査をした場合は、探偵社としてのペナルティや営業停止処分がくだされます。


警察署に届け出をしている証明を確認しよう

国内には5~6,000社近くの探偵があります。その7割が個人事業主と言われており、大手の探偵社は3割ほどに過ぎません。
個人探偵社のうち、実は、警察庁に届け出を出さずに調査業者としての実態が無いのに多額な請求をする業者もいます。
調査はしていないのに多額に請求があるだけでなく、違法な調査依頼をした依頼者にも責任が問われる可能性もあるため非常に深刻です。かならず届出番号は注意しておきましょう。



証明を確認するにはチラシやホームページに探偵業届け出証明番号があるかを確認します。例えば次のように表示されています。

▼ 総合探偵社 MRの場合



上の写真は、総合探偵社MRのホームページに掲載されている場合ですが、東京本社と書かれた下部分に「東京都公安委員会探偵業届出証明番号第・・・・号」と書かれています。これが認可を受けた証明です。東京本社をはじめ各相談室で証明書を発行しています。
探偵社の中には、相談所がいくつもあるのに、ひとつしか発行していない探偵社もありますが、地域ごとの公安委員会に認められているのが基本ですので総合探偵社MRのように相談室がある数だけ発行している探偵社が安心といえます。

⇛ 総合探偵社MRを詳しくみる



未婚の状態だと断られることも。

浮気をされているかどうかだけでも不安なのに、意外かもしれませんが探偵社では必ず依頼内容を聞いた際にそれが「ストーカーの疑いではないか、助長をするものではないか」を判断します。
探偵社は調査のプロ。調べてほしいと依頼を受けたものはいくらでも調査報告ができますがそれがストーカーの被害を助長するものになってしまうこともあります。
心外と思われるかもしれませんが、なんでも引き受けてしまう探偵社ではなく、未然に防ぐことができる判断ができる探偵社を選ぶとあなたの一番の安心につながります。


ストーカー事件がきっかけにさらに厳しく

2012年、神奈川県逗子に起きたストーカー殺人事件で、被害者の三好梨絵さん(当時33)の住所を元交際相手の男側に漏らしたという事件もありました。(朝日新聞ニュース
こういった事件が、依頼者の気持ちをくんでどんな依頼でも受けたい気持ちとは裏腹にほとんどの探偵社ではストーカーを助長するものではないかという内容に厳正に依頼を断るようになりました。



ストーカー規制法とは

ストーカー規制法の規制対象とは「つきまとい等」と「ストーカー行為」の2つです。

「つきまとい等」とは

「つきまとい等」というのは特定の人に対して恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的で、その特定の人やその人の配偶者、親族その他と社会生活において密接な関係のある人に対して次の8つのいずれかのような行為をすることをいいます。


  • つきまとい、待ち伏せし、進路に立ちふさがり、住居、勤務先、学校その他その住居の付近において見張りをし、住居等に押し掛け、又は住居等の付近をみだりにうろつくこと。
  • その行動を監視していると思わせるような事項を告げ、又はその知り得る状態に置くこと。
  • 面会、交際その他の義務のないことを行うことを要求すること。
  • 著しく粗野又は乱暴な言動をすること。
  • 電話をかけて何も告げず、又は拒まれたにもかかわらず、連続して、電話をかけ、ファクシミリ装置を用いて送信し、若しくは電子メールの送信等をすること。
  • 汚物、動物の死体その他の著しく不快又は嫌悪の情を催させるような物を送付し、又はその知り得る状態に置くこと。
  • その名誉を害する事項を告げ、又はその知り得る状態に置くこと。
  • その性的羞恥心を害する事項を告げ若しくはその知り得る状態に置き、その性的羞恥心を害する文書、図画、電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録であって、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。以下この号において同じ。)に係る記録媒体その他の物を送付し若しくはその知り得る状態に置き、又はその性的羞恥心を害する電磁的記録その他の記録を送信し若しくはその知り得る状態に置くこと。

  • 「ストーカー行為」とは

    「ストーカー行為」というのは同一の人物に対して繰り返し「つきまとい行為」を行うことです。


    探偵業はストーカーとは別物

    上記で書いたようにストーカーというのは恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的ですので、探偵が依頼を受けて「張り込み」したり「尾行」するのとは全く違うことだということがわかります。

    また、探偵業法第六条でも次のように明記されています。

    探偵業者及び探偵業者の業務に従事する者(以下「探偵業者等」という。)は、探偵業務を行うに当たっては、この法律により他の法令において禁止又は制限されている行為を行うことができることとなるものではないことに留意するとともに、人の生活の平穏を害する等個人の権利利益を侵害することがないようにしなければならない。

    つまり、探偵における特殊技術で人の生活を脅かすことがないように探偵業法で定められているのです。



    ストーカー対策に利用する

    探偵はストーカーとは違うということを説明してきましたが、むしろストーカー対策として良い相談先だというのをご存知でしょうか。


    探偵に調査依頼をすることで以下のような証拠をつかめます。

    • ストーカーの特定
    • ストーカーの犯罪実行現場の証拠撮影
    • 盗聴器の発見

    「ストーカーにつきまとわれているかもしれない・・」という相談を警察に相談しても民事不介入のために、事件が起きないと動いてくれませんが、証拠をもとに提出すると警察が動いてくれます。

    注意したいのは、盗聴器の発見時やストーカー特定など、探偵に依頼する際は自宅で問い合わせの電話をかけて気づかせないようにすること。証拠を隠滅される可能性や、調査日程がわかってしまいその日だけ犯行に及ばない可能性があるからです。チャット相談やメールで相談するのも良いでしょう。パソコンやスマホは検索内容が、他人から見えないような保護シートをかけ、電話をかけるときは必ず口元に手をあてて会話がわからないように話したり、普段行き来しない場所で壁側などを向いて話しましょう。



    探偵社選びチェックリスト

    違法な調査を行う探偵社は、最終的に依頼者のあなたも加害者となります。あらかじめ、違法調査を行わない判断をしてくれるかどうかを依頼時に見極めましょう。

    選んではいけない探偵社

    • ストーカー被害者を守るストーカー調査は合法。ストーカーと知りながら助長したり、情報を提供するのは違法。
    • 盗聴器を外す仕事をしている探偵は合法。GPSや盗聴器を取り付けるのは違法。
    • 既婚者がパートナーの不倫をきっかけに浮気調査を行うのは合法。「別れさせ屋」や「縁切り屋」「復縁工作」「出会い工作」は違法。
    • 「仕返し」「復讐代行」も違法
    • 探偵業届出証明番号が無いのは違法。

    こんな探偵社にも気をつけて!!

    • 誇大広告の恐れがある
    • 料金が格安すぎる
    • 事務所を構えていない
    • 着手金の支払いを急がせる
    • 重要事項などの説明が無い

    【参照】探偵の探し方・頼み方ガイド


    その他、警察庁のホームページには探偵業を営む上で欠格事由を以下のように設けています。
    次の探偵社は営業をすることができません。

    • 成年被後見人若しくは被保佐人又は破産者で復権を得ないもの
    • 禁錮以上の刑に処せられ、又は探偵業法の規定に違反して罰金の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなった日から起算して5年を経過しない者
    • 最近5年間に営業停止命令・営業廃止命令に違反した者
    • 暴力団員又は暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者
    • 営業に関し成年者と同一の能力を有しない未成年者でその法定代理人が上記1~4までのいずれかに該当するもの
    • 法人でその役員のうちに上記1~4までのいずれかに該当する者があるもの



    さらに安心、協会に加盟している探偵社を選ぶ

    探偵社を選ぶ上で「協会」に加盟している探偵社を選ぶとさらに安心です。日本調査業協会のように加盟していることで加盟団体に協会側からさらに不適切広告表現からの自主規制を行うように根絶をはかる働きかけや、一般消費者向けに気軽に相談できたりと協会によりさまざまな特徴があります。


    一般社団法人日本調査業協会

    一般社団法人日本調査業協会は内閣総理大臣の認可を受け、警察庁を監督官庁とする日本で唯一の全国組織として公認された法人です。教育研修事業/倫理事業/広告適正/総務事業の4つの事業をしています。広告事業については平成17年度第4回定例理事会において、下記の文言を「不適切文言」であるとして可決しています。

    【不適切文言】
    別れさせ屋/別れさせ工作/縁切り屋/復縁工作/出会い工作/仕返し屋/復讐代行/殺人請負/犯罪歴データ調査/出入国等渡航歴確認/戸籍等公簿取得/データ調査関係~電話番号から身元確認/サラ金利用状況確認/銀行データ確認/クレジット利用状況等の金融データ確認/調査発信機設置/盗聴盗撮請負/
    その他、一般社団法人日本調査業協会倫理綱領及び自主規制並びに各法律に抵触する恐れがあるもの、公序良俗に反するもの、社会通念上不適切と判断されるもの

    一般の消費者にとって、広告は迷いや誘いになるものです。規制があることで安心して調査依頼ができますね。


    ▼ 探偵比較.comに掲載中の一般社団法人日本調査業協会加盟探偵社一覧

    調査協会のホームページでは、規定内容や加盟している探偵社を確認できます。ぜひ確認確認してくださいね。
    【参照】一般社団法人日本調査業協会ホームページ

もし、パートナーの浮気が発覚して、離婚や別居を選択しないのならとにかく「再構築」いわば、やり直しという選択をすることになります。
しかし、この「再構築」と一言いってもこれがなかなか簡単なことではありません。パートナーがどれだけ反省の色を見せてくれたとしても許せず、相手を責め続けてしまったり、許せない自分のやりきれない心にイライラをしたり。中には、パートナーと浮気相手の性行為の瞬間の場面を動画で見てしまった方などは嫌悪感やいらだちで精神的苦痛からうつ病を患う方もいらっしゃいます。決して数日では心の解決ができず2年から長い方でも10年かかるという人もいます。
今回は、そんな夫婦の心の絆を取り戻す「再構築・やり直し」について紹介します。


再構築の辛さとは


パートナーの不倫を知った方なら再構築の辛さは痛いほどわかるとおもいます。
まずは、パートナーを信じられなくなるということ。
昨日まで笑顔で一緒にごはんを食べたり、いってらっしゃいのキスをしていたパートナーが嘘を平然とついていたと知ればすべてが信じられなくなります。寝ても覚めても現実という辛い日々が明けることのない闇の中にいるようで、どこにいてもひとりで居ても居場所が無く、もう立ち上がることも起き上がることも嫌だという人もいます。


不倫をする人は再構築中であっても耳を疑うほど平気でひどい言葉を投げつけてこれるものです。
いくらあなたが、壊れた家族を取り戻そうと家族の生活のために元気に振る舞って汗水流して働いたとしても、平気な顔で体型や外見のことで文句を言われたり、「不倫相手のことが好きだった」ということを言い出しかねません。また、一時は反省の色を見せていたパートナーもいつまでもあなたが過去を引きずると途端に逆ギレをしたり、心が離れていって再度不倫に及ぶ可能性もあります。わがままで、極めて自己中心的。どこまで非情な性格のパートナーとなぜやり直したいのか、あなた自身が何度も考えさせられる場面に恐らく出会うかもしれません。
そのため子どものため、家族のため、さまざまな理由から決意した再構築中であったとしても、何度も諦めたい、泣きたい、辞めたいと逃げ出したい思いに駆られる人もいます。

人によってその辛さはさまざま。
こんなに辛いパートナーとの関係性をやり直すには、心の中に信念や理由が必要です。

再構築をするのに必要な5つの考え方

10年かかっても「再構築ができた」、「続けてよかった」と思う人もいます。
これから経験される方のために再構築をするにあたっての考え方について少し触れようとおもいます。

再構築は元のかたちに戻すことでは“ない”


再構築とはそもそもどういうことをいうのでしょうか。

まずはじめにお話しなければならないのは、再構築をする際に出会った頃の姿に戻ってほしいということでも、理想的な姿に変えようと始めると無理が生じます。
子育てをしている方ならわかるかもしれませんが、子どもは親の思うようにはならないと思うことも多いでしょう。パートナーは年齢は大人ですが付き合い方はこれと同じと構えるのが良いでしょう。結婚は人間の成長過程に一緒につきあっていくこと。対等な大人とつきあっている考え方から逸して見ることが必要です。

もういい歳をしたオトナがやること?と、傷ついたり、辛い思いもたくさんされるかもしれませんが、愛人がそんな姿を見たら絶対耐えられるわけがありません。それをつきあって過ごすかどうかは、選択できることをとどめておきましょう。

人は生きている限りさまざまな人間同士の因縁が重なり合うもの。そうした因縁の重なりを果敢に自分のなかに知識や経験として吸収していこうというタイプの人に浮気に至るケースが多いように見られます。
こういう方は、人当たりもよく、勉強熱心で仕事もできる方が多いです。しかし、一番の弱点は浮気への発展を食い止めるだけの技量が無いということ。逆にいうと、自己反省や後悔が生まれるような「学習」を自分でできるようになれば、浮気をせずに済むようになります。

つまり、そんな人間の汚い感情も見てしまったことを、まずは理想の形になるように受け止めるのではなく、あなた自身もパートナーの本当の姿はこんなもんなんだと、見てやることです。


同じようにたとえ今、ひどい言葉をパートナーに投げつけられたとしても絶対に一言一句、あなたが真に受けてはいけません。今パートナーが発している言葉は、まだ単に動物がキャンキャン鳴いたりしている遠吠えや音に過ぎません。そんなことよりも、あなた自身が美味しいものを食べて、よく睡眠をとって、適度に友だちに愚痴を聞いてもらって笑ったりしてストレスを解消することに時間を使ってください。

 

パートナーは自分の過ちを消しゴムでけしたがるもの


不倫をされた方は傷を負うものですが、不倫をした方は、過去の過ちを消したがるものです。
後悔をさせることはできるでしょうが、反省をさせることは、簡単なことではありません。ただ、それもあなたがこれ以上特に損することではないと考えましょう。不倫をされたことで得も言われぬ恐怖のような感情を抱くかもしれませんが、これから時間をかけてあなたの出した一歩がきちんとした結果を生んでいきますので安心してください。


よく、「わたしにひどいことをしたのを謝って」と言う人もいますが、出来もしない人間にいくら求めても無理です。今はそれにパートナーが気づくのはできないんです。長い年月をかけて、別の形でようやくあなたの存在に感謝するでしょう。その感謝に気付けない間はいくら謝っても上辺だけです。浮気した直後よりも、十年、二十年経って二人がまた心を通わせられるころにようやく相手の方からどんなに困難な時もそばにいてくれたあなたに感謝するでしょう。

そうなってしまえば、「あなたってば、すぐ会社の女の子に心を寄せちゃうんだから。心配よ。」と笑いのネタにできるようになります。そうした時には強い心の絆で大切にお互いができるはずです。それまでは、まだ、パートナーが自分の過ちを消しゴムで無理に消そうとしていてもあなたは忘れさせないようにそれを鉛筆でなぞったりして掘り起こさないことです。責めたり、追い詰めたりしたい気持ちでいっぱいになりますが逆効果になるのでグッとこらえてただ、パートナーと話すときは聞くに徹しましょう。
どんなに消しゴムで消したって自分でした過ちは本人たちは実は忘れていません。それをもっと後悔したり、いけないことだったと消化できるまでに時間がかかるということを覚えておきましょう。

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浮気したパートナーを反省させるには..


パートナーが戻ってきたなら愛人の存在の影を追うことはない

愛人は自分より素敵だったとか、頭が良かったとか、愛人と別れた後に愛人の影を引きずる必要はありません。
結局、パートナーはあなたを選んだのです。あなた以上に、愛のある人はいません。あなたしか自分の居場所が無いと思ったから選択したことを認めてみましょう。
愛人が案外近くに住んでいるのなら、引っ越ししてみてもいいですし、同じ職場なら転職してみてもいい。そんな話しをパートナーにしてみてもいいかもしれません。人生は一回なんです。そんな嫌な思いを抱えながら現状に我慢する必要はありません。


どうしてもパートナーを信じられないときは..

相手のことを「信じてみよう」「いやでも、信じられない」そう考えてしまうと、あれこれ収集つかなくわからなくなるので、一旦信じるかどうかという考えから頭をそらしてみましょう。
そして、全く違うあなたのための時間に使うんです。趣味を始めてみるのもいいかもしれません。また、豪勢な旅を楽しむのでもいいでしょう。
これは、今回の不倫に関してだけでなく何事においてもどんな悩みにおいてもそうですが、わからないことは一旦棚の上にでも置いておくことがいいんです。答えを出そうとしてるときに限って答えは見つからないものだからです。
「もう、いいや。面倒くさい」そんなふうに投げやりにしてもいいんです。
大切な人生の中で、答えがどうしても見つからないときは、もっと自分にプラスに働くように動くことのほうがよほど大切です。
もし、趣味なんて見つからないし自分のためにどう生きたらいいかもわからないという場合は、人のために生きて喜びを見つけてみることです。子どもとの時間にあててみたり、大切な仲間と過ごしてみるのもいいでしょう。時間を費やしてみることが、自分のことよりも億劫にならなくなると思います。また、だんだんと今まで忙しくて遠のいていた本を読んでみたり、習い事を始めてみたりできるようになるでしょう。
今は、これまでの生活を変えるチャンスだと思って、自分のための時間に費やしてみましょう。


どうしても辛いのなら離婚しても構わない

再構築しないとならない理由もあるとは思いますが、離婚をする選択だってあなたにはあります。

有責配偶者となってしまうと裁判にかけたような場合においては離婚を請求することができなくなりますので、決して「あの人も浮気したんだから自分もいいでしょう」と安易に浮気に走らないこと。また、家出をしたまま帰ってこないことも有責配偶者となり得ることもあるので注意してください。

再婚を視野に入れると先のことですので思うようにならなくなりますので、安易に決めないことをおすすめします。特に女性の場合、離婚後100日は再婚できません。子どもの父親が誰かと明確にさせるために法律で決められています。
離婚したらひとりになる、もしくは子どもと暮らすことから生活をよくよく考えてみることが必要です。家族とよく話し合い離婚を選択することも悪いことではありません。

離婚をしたとしても、よほど縁のある人ならばパートナーとまた再婚したということもありえます。
なんにしても注意することは必要であっても「こうでなければいけない」などと気負いすぎて体調を崩してしまった。家族を放置するほど何も手がつかなくなってしまった..などとなってはなんの意味もありません。人生は一度きりです。同じ毎日をどう過ごしていくかを変えれるのはあなた次第です。


より良い再構築を成功するための方法

パートナーとよりよい再構築を視野にいれているのであれば、ひとりで悩むよりも誰かの手を借りるというのもひとつの手でしょう。
たとえば両親に相談できるのであれば、子育てをはじめ一番のあなたの味方になってくれるでしょう。
また、ライフメンターや離婚カウンセラーなどの専門的なカウンセラーの力を借りて立ち直ったり、今後の解決策を見つけた人もたくさんいます。今、あなたがどうしたいかを優先的に考えて、適確なアドバイスをしてくれることもありますし、心の悩みに向き合ってくれるだけでなく必要に応じて手助けをしてくれることもあります。

浮気問題を解決するには以下の順序で進めていくのが良いでしょう。

  • 1.誰もいいわけのできない真実の証拠を撮る ←探偵の仕事
  • 2.証拠を受けて、今後どうしていくべきかを相談する ←離婚カウンセラー・ライフメンター
  • 3.今後の法的処置や手続きについて相談する ←弁護士

それぞれに専門家がいるわけですが、浮気調査だけも料金はかかります。自分のカウンセリングにお金までかけたくないという方のために、離婚カウンセラーが配属した探偵事務所というのもありますし、多くの調査会社は頼めば提携した弁護士を紹介しています。
また、やみくもに調査会社を決めるよりも、カウンセラーや弁護士も、探偵社とのタイプは関係性ができていないと成り立ちませんので、カウンセラーの雰囲気があなたに合った場所から探偵社を選ぶのもカラーが見えて良いでしょう。

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再構築の成功例

夫婦が再構築できたリアルな声を紹介します。

2年半かかりました。

自分に一生懸命言い聞かせた2年半だったと思います。再構築を決めてからが本当に試練でした。
夫は愛人と一緒になりたいから離婚を求めて来ましたし、わたしのことをバカにしたみたいに言いたい放題でした。
何をしても涙は止まらない日々だったし、子どもたちがパパを大好きだから、って言い聞かせて選んだ再構築に自分自身、「これでいいのかな」って何度も思いました。
でも、何も言わずに我慢し続けて今は本当に良かったんだって思っています。2年半くらいしてから夫は、家庭に目を向けはじめて、いまそれからまた4年たちましたがとても私のことも大切にしてくれます。再構築は簡単に人に進められないくらい辛い日々でしたが、それでも今この選択をしてよかったと思えるのは、再構築をしてから夫のことが私自身もより見えるようになったことかもしれません。小さなわがままも許せるようになって、なにか今は、固定観念みたいなものが取っ払えたような気がします。
再構築をするなら、長期的にゆっくり構えてくださいって言いたいです。

千葉県 / タマルさん (女性 / 43歳)



いかがでしたでしょうか。繰り返しになりますが、やり直しや再構築という言葉は、元に戻すわけではなく、二人の新しいスタートです。二人が婚姻をはじめたときよりも、より相手を知るきっかけとなります。不倫の真実は目を伏せたくなりますが真実でないと、問題の解決へはたどりつけません。つらい試練のような日々ですが、ここがあなた自身を変え、さらには夫を変えるいわば夫婦の絆を固めるための通るべき高い山です。再構築にはじっくり時間をかけて向き合ってみましょう。

夫の浮気がわかった時点で..もう、もう一分一秒でも同じ空気を吸うのも嫌になって家を出たくなりますよね。
妻の浮気で悩んでいる方は「夫」の文字を「妻」にかえてお読みください。
今回のテーマは「浮気発覚後の家出」のメリットとデメリットについてです。


家出メリットは1つしかない。

まずは、家出をすることのメリット。これは言うまでもないですが、その場に相手と一緒に居なくて済むことです。

家では浮気をしている素振りなどなんにも見せずに仲の良い夫婦、出来のいい夫をしている夫が、実は浮気をしているという事実がわかったというのはよくある話し。逆もまたしかり。妻の浮気もこうして平然と嘘をついているそうです。それにしても本当にショックも怒りもこみ上げます。



イライラの原動力ってすごいとおもいます。
でも、怒りのピークというのは実は6秒だって知っていました?
わたしにも大荷物を背負っての家出の経験がありますが、家を出てからだんだんと自分がどこか冷静にこの大荷物をもっている自分を見ているようで、ふと我ながら「こんな大荷物背負って、どこへ行くかも決めていないし、何やってるんだろう」と気づいて、家に戻ってしまいました。


家出をすると損をする8つの理由

家出することのメリットは、「その場に相手と一緒に居なくて済むこと。」と書きましたが、それだけです。
それに比べて家出は留守中の妻に対して心配したり反省することは実際はほとんど無いですし、デメリットのほうが多いんです。



家出をするとお金がかかる

家出してどこへ行くにもお金がかかるんです。
数時間程度、外へ頭を冷やしに行くくらいなら橋で川でも眺めてるくらいはお金がかからずにいいですが、ファミレスにいけばドリンクバーでも3~400円程度かかります。長時間いればお腹もすいてくるので、結局1000円程度。
帰りずらくなってビジネスホテルに宿泊なんてしたら安くても7~8,000円程度かかります。節約するとして、漫画喫茶かネットカフェ。都内でだいたい12時間程度で1500~2000円程度でしょうか。

でも、宿泊を始めてしまうと本当にどんどん帰りずらくなっていくのでおすすめしません。帰らないつもりで飛び出してもです。さっきも書きましたが、一人で行動しているときのイライラのピークは6秒。加えていうと、これはわたし個人的な意見ですが、悩みを集中して効率的に考えられる時間は10分。それを過ぎると単なる不安のループにしかなりません。
自分で一人で生活をできるように考えることよりも、婚姻中はどうやって二人でやっていくかを考えることのほうが大切なんです。
一人で生活をできるようになるかを考えるのは離婚すればいくらでもできるので、今はまだ今後戻ることだけを考えましょう。


夫も家出しやすくなる

夫婦はあわせ鏡だとよく言ったものですが、これ、本当です。
家出をすることで、はじめは「ごめんね」と言ってくれるかもしれませんが、家出して相手が良い方向に変わっていったなんて話しまずありません。さらにいうと、相手だって喧嘩となれば自分の居場所が欲しくなって家を出るようになります。相手に家出をされるようになると返って不安要素が増えていきます。


相手が自由になって浮気をしやすくなる

一回家出しようものなら、夫は妻を「我慢できない女」に認定します。
揉め事の発端が夫であっても女には「ヒステリック」という丁度いい悪口が用意されてるんです。
そして、「妻がヒステリックだから家に居場所がなくなるんだよね。」と、尚の事浮気相手に相談するきっかけを与えたり
「俺も自由にやろう」と都合よく考えるきっかけを与えてしまいます。
極論に聞こえますがこうやって家を出たり、本当の気持ちを言ったり、気持ちをていねいに伝えたって実はそれほど効果が無いんですよね。
もちろん、誰のパターンにも当てはまるとは限りませんが、本当に悲しい結果が生まれるくらいなら他の方法をとりたいものです。



夫が家に女性を連れ込む可能性ができる

妻が家出をするのなら、夫が家に人を入れるようになることは間違いありません。
ありえないでしょ!?って思う人もいるかもしれませんが、夫にとって悪いのは家出した方なんです。
昔気質な考えで良く「嫁は家を空けるな」と言われる話し、夫の勤めは外へ稼ぎにでることで、嫁の勤めは家の中を守ることだけだと思っていたんですが、こんな原因を生んでしまう可能性もあるんですね。



妻の大切なものや、お金を使われる可能性がある

妻が家を出ている間、夫が妻の荷物を見て悲しむとばかり思いますか?
そんな気持ちの相手だったらそもそも浮気なんてしません。もちろん人それぞれですが、あなたが大事に貯めていた貯金箱のお金を使われる可能性だってありますし、アクセサリーを売られたり捨てられてしまったということだってあります。
自分を残して、家出して好き勝手やってる、そんな風に思われているんです。あなたがもし、「家出して夫に反省させてやろう!」と思っているのならその主張は家出ではまったく効果が無いんです。


妻の帰宅後の居場所が無くなる

何日も家出して帰らないことでよくいわれる話しは帰宅後の妻の居場所が無くなるという問題です。
帰宅直後はそれなりに仲良くするかもしれませんが、たいていは数日で一人の暮らしに慣れるもの。もしくはお姑さんと同居している時など食事の心配が要らなくなることが多いため帰ると居心地の悪さを感じるという方が多いです。
また、子どもの信用も無くしますので家出をする時はできるだけ自分にブレーキをかけてあげましょう。



子どものメンタルに影響をおよぼす

居場所が無くなることにも触れましたが、何よりも大きいのは子どもに失望させてしまう可能性が非常に高いことです。
働いてもいない未成年の子供にとってはその家こそが居場所。そこを母親が自由に飛び出て何日も帰ってこないとあれば「置き去りにされた」という喪失感を抱きかねません。子どもも一緒に家出をすればいいという話しではありません。もし夫がDVをおこなっていたのなら即座に子どもと家を出て福祉施設やシェルターに逃げ込むのを薦めますが、性格の不一致であれば家出してすぐ逃げる態度を取るのはやめましょう。


あなたが有責配偶者となる可能性がある

民法770条1項に、5つの離婚原因が定められています。これらの離婚原因があると認められると、もし離婚を求める裁判を起こせば離婚が認められます。 この原因を作った配偶者を有責配偶者といいます。
本来なら、相手の浮気で不貞行為が認められれば、相手を有責配偶者とすることができるところを、あなたが家出をすればあなた自身が「悪意の遺棄」と認められることもあるんです。「悪意の遺棄」というのは配偶者の一方が、民法上夫婦間の義務として定められている同居義務、協力義務、扶助義務を一方的に放棄していること。
有責配偶者となれば、原則としてあなたからの離婚請求が認められなくなる可能性がありますので、注意が必要です。



家出より効果的な改善策とは

相手の浮気を見つけたら、怒りや悲しみを抑える努力をしてみましょう。
我慢をした分、きちんとその分あなたの利益に返ってきますのでまずは心のバランスをとることが大切です。

このコラムでも何度も紹介しましたが、最終的には浮気をされたら一番いい方法が「確実な不貞の証拠」を画像や動画におさめてお守りとして持っておくということです。証拠いうのは、裁判で使える証拠です。

証拠を持っていないと、相手に都合の良い言い逃れをされてしまいます。また、証拠を持っておくことで愛人に損害賠償請求をすることもできます。裁判なんて嫌だなと考えている方も、必ず証拠は撮っておくことをおすすめします。大抵の人は気持ちが変わって慰謝料くらいもらっておけばよかったと思うようになります。

また、証拠を撮るのもタイミングです。機会を逃せば撮れなくなることもあるので、あなたが相手の浮気を指摘しないうちに、証拠を撮っておくことをおすすめします。相手が警戒すると証拠はどんどん撮りにくくなりますので、調査料金ばかりが嵩んでいきます。怪しいなと思った時には信頼できるプロの探偵に依頼してまずは事実確認という気持ちで証拠を掴んでおきましょう。

不倫をしがちな人っていますよね。
不倫をする人というのは大抵繰り返すことが多いものです。この負のループを断ち切るには、不倫をする本人が「不倫はしたくない。やめたい」という意識を持ったり、抑制したりコントロールをしないと、この不倫体質は変えられません。
今回は不倫をしてしまう人の考えかたと治し方を紹介します。

浮気をする人の考えかた


「甘え」が抑制できない

人は体に害があるとしりつつタバコを吸ったり、お酒を飲んだりするものです。
わたしの回りの友人たちの中にも不倫をしてしまう人がいますが、禁煙・禁酒できないのととても似ています。
なんでこんなに簡単に浮気や不倫をしてしまうんだろうと思ってしまいますが、本人たちもいけないことだとわかっていながら、普通の恋愛と同じように「好きになってしまうのはどうしようもない」の一言で自分の中に容認してしまうんですよね。
単なる「甘え」が原因と思うと、非常に理解に苦しみますがこの欲情にはメカニズムがあるのをご存知でしょうか。



これはテストステロンという男性ホルモンが急増することが原因なんです。テストステロンは性欲や性衝動の作用。異性を惹きつけるために体臭といわれるフェロモンを発生させます。そうしてドーパミンという興奮作用のある神経伝達物質を増やしているんです。実はこのテストステロン、生まれる前の胎児のときから生後6ヶ月にかけて多く分泌されているんだそう。テストステロンばかりではありませんが、骨格や筋肉の成長を促す作用なんだそうです。その働きの一部に男性がセックスを行うための「興奮」や「勃起」をするスイッチを立ち上げてはたらきがあるのだそう。(出典:テストステロンの作用・はたらき
さらに、このテストステロンは目の前の女性が本当にキレイに見えたりして女性の剪定基準を下げさせるという特徴も持っているんだそうです。出典 モテホルモン「テストステロンが多い男のマイナスな特徴」あまりにも衝動的すぎる抑制のできないのは「テストステロン」の影響も少なからずあるんですね。ちなみに女性は男性よりも5〜10%とわずかながら、このテストステロンは男女かかわらず人間自身が分泌しているようです。


誘惑に負けやすい

不倫は普通の恋愛とは違います。会っているときはカッコイイようなことを言うかもしれませんし、リードしてくれたり頼もしい感じがするかもしれませんが実際のところは口ばっかりうまい、けじめのひとつもつけられない嘘つきとつきあっているだけです。

しかし、相手のメールを返してしまう。甘い言葉にのって、誘いを断らずに乗ってしまう。
不倫から断ち切るというのは、常識的な人間関係と同じようにしていてはいつまでも負のループを続けることになります。

人道的ではないと思われるくらいに「無視する」「逃げる」「断る」ようにして、断ち切る勇気を持つことが必要です。

女性の場合、子どもができたらひとりで生まなくてはいけない。結婚もできないかもしれない。中絶を経験している子もいます。
そうまでしても、この辛さは女にしか理解できませんし、いつだって報われませんし本当に不倫していることは幸せを生まないからです。


妻や夫のせいにする

不倫をする人は、「うちの妻(夫)とはあわないんだ。きみといるほうが幸せだ」と浮気相手にいうですが、こんな発言を真に受けてはいけません。結婚すればひとつやふたつ、喧嘩をしたり合わない日々もあります。もちろん原因は夫婦の数だけあるものです。しかし浮気をしていい理由はひとつもありません。


浮気や不倫が癖になるというのはあらゆる責任感から解放されて、独身時代のように楽しいことだけをしていたいだけなんです。また、こういった行動を妻や夫のせいにするのであればひとつ考えられるのは家で喧嘩が頻発していないかということです。もし多いようなら二人の生活をすこし見直してみるのもよいでしょう。

結婚後、独身のときとは生活が一変していきます。結婚式、住居の購入、子どもがうまれたりと今までの生活とは大きく変わってお金もかかりますし責任も随分ともなうようになります。何が大切で、何をしなくてはいけないなんていうことは経験しなければわからないことばかりの中で戸惑うことも多いんです。仕事も年齢的に責任をかぶるようになります。家での性行為だって妊娠中などままならないこともあります。生活のあらゆる変化から家庭内がギクシャクすることもあります。こういう連続に耐えきれず、こういうところで浮気に逃げる人もいるのは独身時代に自由でいたことにかえりたくなっているのです。


浮気に逃げるひとは逃げる癖がついています。
だから、浮気相手とだったらうまくやれるなんていう理屈があるわけがありません。なぜなら、そのくらいの精神力と気概があれば家庭もうまくやれるからです。

逃げる癖、と書きましたが、「癖」になってしまったらもう治らないかなとおもいませんか?
でも考えてみてください。あなたが小さいころにあった癖、まだ残っているものっていくつありますか?
生活が変われば癖もいつのまにか治るものです。


不倫癖を直すには

テストステロンは下がることを理解する

男性的な攻撃性や怒りっぽさ、物事の捉え方や決断力。これらはテストステロンが影響を及ぼしているのだそうです。「デリカシーは無いけれど、バイタリティがあって前向きな姿が素敵だな」とパートナーを好きになったのなら、これもまた相手のもつテストステロンのおかげといってもいいんです。
しかし、はじめにも紹介したようにこのテストステロンが影響を及ぼして性欲を向上させていることも事実です。逆にテストステロンが失われると大きな挫折感を味わったりストレスにさらされ消極的な状態になるようです。(出典:テストステロンの作用・はたらき
また、涙を見ると性的興奮が萎えてこの分泌が低下するそうです。また子供ができて父親になることでテストステロンを下がった人も多いそうです。


まずは、パートナーを不安に陥れようというのではなく、長い人生生きていくなかで挫折や不安というのは必ず味わうもの。そうした中でテストステロンも下がり落ち着いていくので不安なときにこそそばにいてあげるようにしたらいいのではないでしょうか。
また、友達夫婦のままでいるとそれもまたテストステロンを下げる要因になります。子供を望んでいる方は子供をつくるようにすることが最善策といえそうです。


誘惑を断ち切るための方法を見直す

人間には実は無数の誘惑との戦いがあるそうです。
自己コントロールの能力が高いか低いかで自分の欲求がコントロールできるかどうかが決まるそうです。さらにいえば、誘惑をする人というのはこの自己コントロール能力の低くても返せるメールを送って来る人です。簡単にいえば、非常に答えやすいメールを送ってくるんです。
「お寿司は好きですか?」「お肉は好きですか?」のような、断る必要の無いメールや、罪悪感を伴わないメールにはじまり次々とデートという負に誘いこみます。このループに負けないためには、このメールを返信する先には恐怖が待っているというイメージを持つことです。
誘惑にかられている間というのはこの恐怖がイメージできていません。そして、誘惑が来たときの逃げ方を知らない人が多いのです。まともに、誘惑をする人と話そうとしなくてもいいということを知りません。

夫婦でできることとは、一度、簡単な会話でもいいので不倫モノで失敗するドラマなどを見ること。そして話し合ってみることです。
メールを無視する。返信しないを徹底しましょう。そして、何かがあったときは二人で解決できるということを話し合いましょう。
浮気を防止する方法は二人で解決するんです。


不倫の罪悪感を味わうのにつきあう

浮気や不倫にはしるパートナーの気持ちを理解することは難しいとおもいます。まずは、不倫をするパートナーとまともな意識でつきあうことをやめてみるのが最善策です。そもそも浮気をしてしまったあなたのパートナーというのは自分のことしか考えられない状態ですので、その視点で付き合っていかないとつきあっている自分自身が嫌な思いをするからです。


テストステロンの話しと被りますが、パートナーが不倫したことを後悔に行き着くまでつきあってあげることです。

パートナーが婚姻中、外に目を向けていつまでも遊んでいてはいけないなということに気づいてもらうしかありません。不倫は恋愛の延長ではなく「やってはいけないものだった」と知るまで終わりがきません。
これは、とても骨の折れることですし、愛情が無いとなかなかできません。しかし、この決意で、愛情の薄れていた夫婦も結果的に長く寄り添うほど生まれた形もあります。


パートナーが不倫をしてしまうのは罪悪感をイメージできないからです。本当にパートナーが不倫の泥沼や恐怖を理解したとき、「もうあんな思いはしたくない」と、面倒くさくて近づかないようになります。その時期を超えるとやっとずっとそばにいたあなたとの絆に気づき、固まり、楽しい夫婦の生活となります。

馬鹿馬鹿しいと思いますし、呆れてしまいますがもちろん、あなたにも「離婚する」選択肢もあります。あなたはあなた自身を守り、何が大切なのかだけをまずは第一に考えていいのです。その上でパートナーと続けていくのなら、少しずつ歩み寄る必要があります。


ちなみに不倫をやめたいと、パートナーの意識の中で思うようになるというのは、「不倫相手といると面倒だな」という意識に変えることです。

たとえば・・

  • 不倫相手が結婚をせがむ
  • 不倫相手が子どもを作りたがる
  • 不倫相手がお金を要求してくる
  • 不倫相手がうつ状態になる
  • 不倫相手が責任を求めてくる

こうなると、確実に不倫に対して嫌悪感を感じて遠のきます。異性に対して描いていた理想ばかりの部分から違和感を感じて、ちょっとひいてしまうんですね。(まったく、勝手ですよね)

では、これらを踏まえて、あなたができることはなにかというと、やはりきちんとしたけじめをつける他ありません。
「もう浮気しないから」なんていう軽はずみな謝罪に簡単に「いいよ」なんていう話しではありません。

方法としては、きちんとした不貞の証拠をとって、不倫相手に「もう絶対に会わないでほしい」という交渉をすることです。
慰謝料を請求すれば、大概は不倫相手は手をひきます。逆にいうとそのぐらい交渉をしないとずるずるとひきずることになり証拠を見せた意味が無くなることが多いんです。

不貞の証拠は探偵に調査依頼することで撮ることができます。必ず失敗をしないところを選びましょう。信頼できるプロの調査会社で、できれば信頼できる弁護士事務所も紹介できるところに頼むといいでしょう。また、その証拠の出し方、タイミングなど安心できる探偵事務所は、これら一連のことを弁護士事務所と提携して、きちんと相談にのってくれて、バックアップサポートしてくれます。


結婚生活のやり直しのために

結婚して浮気をされてしまうことなどだれも思い描きませんし、なんでこんな不安な気持ちにさせられてしまうんだろうとうんざりすることもあるとおもいます。しかし、浮気されて7割がやり直しをするといっている探偵社もありました。きちんとプロの判断にお願いして調査をしてひとつずつ問題と向き合ってみてください。
「そんなことで浮気するの!?」という小さな理由かもしれませんが、ふたりにとっては大きな問題として受け止められるようになれば二人のかたちの結婚生活がきちんとできるようになります。

諦めないで、そばにいてパートナーと添い遂げてくださいね。

このコラムでもたびたび登場する「不貞(行為)」という言葉。これは、慰謝料請求や離婚調停など、調べていると必ず出てくる覚えておきたいフレーズです。一般的にいう「浮気」や「不倫」という言葉とは、どう違うのでしょうか。


浮気と不倫の違いは?

浮気と不倫の言葉もあまり違いが無いように思えますが、一般的には

  • 「浮気」… 相手が既婚でも未婚でも限らず関係を持った場合に使われる言葉
  • 「不倫」… 二人のいずれか、または双方が既婚者

このように分けて考えられています。



不貞の行為は法律用語

不貞行為というのは、法律用語で、「配偶者としての貞操義務の不履行」を意味しています。

耳慣れない言葉ですが 言い換えると不貞行為とは、婚姻中に配偶者以外の異性とは性交をしてはいけないという義務があって、それを違反している行為ということです。

民法770条に「配偶者に不貞な行為があったとき」には離婚の訴えを提起することができるというように離婚原因を定めています。また、709条 710条では相手からの不法行為によって侵害されている者が賠償する責任があるという旨が書かれています。

つまり民法の法律上では「浮気・不倫をしてはいけない」という書き方がされているのではなく、不貞行為を行った夫、または妻に対して、正当に「離婚」や「慰謝料」の請求をする権利があるということと、不貞行為を行った愛人に対しても慰謝料請求ができることが書いてあります。



    第770条
    夫婦の一方は、以下の場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。

  • 配偶者に不貞な行為があったとき。
  • 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
  • 配偶者の生死が3年以上明らかでないとき。
  • 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
  • その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
  • 裁判所は、前項第1号から第4号までに掲げる事由がある場合であっても、一切の事情を考慮して婚姻の継続を相当と認めるときは、離婚の請求を棄却することができる。


第709条

故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。


第710条

他人の身体、自由若しくは名誉を侵害した場合又は他人の財産権を侵害した場合のいずれであるかを問わず、前条の規定により損害賠償の責任を負う者は、財産以外の損害に対しても、その賠償をしなければならない。


【参考】wikipedia「不貞行為」



慰謝料請求の順序と方法

慰謝料請求をするためには以下1~7のような順序で把握しておくとよいでしょう。

  1. 慰謝料請求の条件が揃っているか
  2. 誰に慰謝料請求をするかを決める
  3. 不貞行為の証拠を集める
  4. 不倫相手(愛人)の情報を集める
  5. 適正な慰謝料の請求額を決める
  6. 慰謝料の請求方法を決める
  7. 慰謝料請求する



一見細かいようですが、これがおおまかな流れです。それでは詳しく説明します。

慰謝料請求の条件が揃っているか

慰謝料請求をするためには民法第709条・710条にもあったように以下の2つがあることが条件です。

  • (1)不倫が故意・過失だった
  • (2)不貞行為のせいで、権利を侵害された



パートナーの不倫というと、どのケースでも慰謝料請求ができると思ってしまいそうですが、認められるケースと、認められないケースがありますので注意しましょう。

☓ 認められないケース

  • おもに男性が女性を強姦・脅迫した場合。女性の「自由意思」が認められなかった場合は不貞行為ではありません。
  • 出会い系サイトなどで知り合った場合。お互いの「既婚事実」の素性を知らない状態で関係を持った場合も不貞行為ではありません。
  • 夫婦ともに不倫をしている場合や夫婦仲が破綻した状態で別居していた場合も、慰謝料請求はできません。
  • すでに十分な慰謝料を受け取っている場合も過剰な請求はできません。
  • 時効が経過したとき。(くわしくは「請求には時効がある」をごらんください。)



その他、考えうるケースを紹介します。


➜ しつこく誘われて断れなかった場合

しつこくされても断れなかった、つまり「自由意思」の選択が認められますので不貞行為にあたります。
同じように酔っ払っていて酩酊状態だったときも不貞行為となります。



➜ 風俗店のホステスとの性的関係にあった場合

胸をさわったり、性器を刺激する行為は類似行為となりますが、不貞行為ではありません。枕営業があった場合は、不貞行為にあたります。ただし、それによってホステスが商売として応じたとみなされ、慰謝料を請求することは難しいとされています。



➜ 抱き合っていたりキスをした場合

性的関係がなければ不貞行為にはなりません。
キスやハグ、プラトニックラブなども不貞行為にはあたりませんが、たとえば夫婦関係が破綻されるようなケースとなれば慰謝料請求が生じる可能性はあります。

具体的にいうと、第770条の2にあたる「配偶者から悪意で遺棄されたとき。」このように配偶者が愛人の家に入り浸り生活費を入れない、帰ってこない状態になったり「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。」とみなされれば夫婦関係の破綻となりますので慰謝料請求が認められます。




誰に慰謝料請求をするかを決める

慰謝料を請求できる相手は次の3つが考えられます。

  • 配偶者のみ
  • 愛人(不倫相手)のみ
  • 配偶者と愛人(不倫相手)

ただし、配偶者と離婚しない場合は、今後の生活費から負担することになってしまいますので「不倫相手だけ」の請求になります。
また、配偶者と愛人(不倫相手)の双方への請求は二重に慰謝料請求できないので、双方を合わせた適正な慰謝料額を共同で責任を負うかたちになります。



不貞行為の証拠を集める

離婚調停や裁判で「不貞の証拠」として認められるのは男女間の性交渉なので、肉体関係が推測できるような証拠のことです。

普段生活をしていてパートナーが愛人(不倫相手)とでかけて食事をしただろうと思われるレシートや、自家用車で見つけたピアスなど女性の気配を感じるものがあるとは思いますが、証拠品としては不十分です。それぞれどのような形の証拠品であれば証拠能力があるのでしょうか。


不倫相手とのメール記録

「おやすみ♡」「あしたも会いたいな」といった日常的な会話のLINEやメールのやりとりでは肉体関係の証拠にはなりません。しかし、「奥さんにばれない?」など、婚姻していたことを不倫相手が知っていることがわかるようなものに加えて「肉体関係があった」と推測できる内容でしたら有利になりやすい証拠ですが、内容によって証拠能力が異なります。

また、配偶者のパソコンやスマホののパスワードを勝手に解除して中身をチェックすることは窃盗罪にあたりますので、証拠集めには注意が必要です。



不倫相手といる写真や動画

二人で手をつないでいたり、抱き合っている写真は不貞の証拠にはなりません。
ラブホテルに出入りしているなどこちらも肉体関係があることがわかるもの。通常のホテルより、ラブホテルに出入りしている写真や動画ですと証拠として有力です。暗い場所でも顔が特定できるように本人たちの顔が特定できる写真や動画を用意しましょう。
また、音声や写真などのデジタルデータは加工がしやすいため信憑性が無いとおもわれますので、テープレコーダーや銀塩写真にして提出するのをおすすめします。

  • ラブホテルに出入りしている写真・動画
  • カーセックスの写真・動画
  • 浮気相手と宿泊におよぶ旅行の写真・動画
  • 浮気相手と同居しているの写真・動画
  • 浮気相手の自宅に宿泊している写真・動画



カーセックスの写真などは確実な浮気の証拠といえますが、スモークがかかった窓であったり窓越しの撮影は反射して通常のデジカメでは撮影は難しいでしょう。



探偵に依頼すれば暗視機材や望遠など、一般的には入手しない専門的な機材を用意できますので、自分で撮影が失敗するかどうかという心配やタイミングを逃すことがありません。また、一般的には探偵社で流れがわかる程度に動画も含めて報告書も作成してくれますのでここはプロにまかせたほうが安心です。

手紙やメモ

不貞行為について記したメモや日記などもあれば写真に撮って銀塩写真に残しておきましょう。また、その写真を破かれたり捨てられたりしないように複写しておくのもおすすめします。

レシート・クレジットカード履歴

デートで食事をした領収書では有力とはいえませんが、肉体関係があったと推測できるラブホテルなどの領収書でしたら証明になりますので残しておくか、写真に残しておきましょう。


録音データ

肉体関係があったと推測できる電話の録音であったり、浮気や不倫を自白した録音も有利になりやすい証拠です。


プロに調査集めを依頼する

浮気調査に強い探偵社なら以下のような証拠を集めることができます。

  • 配偶者と不倫相手が特定できる証拠写真
  • 配偶者と不倫相手が不貞を行ったことが特定できる証拠写真
  • 不倫相手の特定。氏名/所在/勤務先など

探偵社の中には浮気調査以外の専門の探偵社や、安さだけをウリにして調査力が無く、延長料金を稼ぐ探偵社もありますので確実に調査力がある探偵社を選びましょう。
また、調査後に慰謝料請求の交渉などを考えている方は「自分でどうやって交渉をしたらいいか」という相談にのってくれたり、もし、自分では限界だったときにその案件に強い弁護士を紹介してくれたりといった探偵社もあります。以前コラムにもまとめましたのでよろしければごらんください。


複数回の証拠が必要な場合も..

不倫の証拠は物証によっては1回では「不貞行為をした」と認めにくいと考えられる場合があります。証拠はさまざまな形があれば多い方が信憑性がでますし、2~3回ほどの不貞行為があると確実です。必ず配偶者に見つからないように集めましょう。



不倫相手(愛人)の情報を集める

不倫の慰謝料を請求する場合は、不倫相手(愛人)の顔、名前、所在(会社や住所)を把握しておきましょう。
不倫相手(愛人)に示談交渉へ行くときや、書面を送付して慰謝料を請求する際など必要です。
また、不倫相手の支払い能力をあらかじめ知っておくことにもなりますので、勤務先や家族構成を知っておくこともおすすめします。


適正な慰謝料の請求額を決める

不貞行為による慰謝料の相場は50万から300万ほどが目安といわれています。
たとえば、慰謝料を請求後も夫婦関係を継続する場合は50~100万ほどが相場ですが、パートナーの不貞行為が原因で別居に至った場合、は100~200万円、離婚に至る場合は200~300万円と段階的に、その慰謝料額も変わります。

考えかたとしては、婚姻期間や浮気相手の年齢、精神的苦痛などでこの額は増額となりやすいのですが、もし、そもそも家庭が円満ではなかったなど、自分に落ち度があった上で配偶者が不貞行為に至ったとなると、慰謝料は減額される可能性があります。

慰謝料は法外に高すぎる額にしてしまうと支払いに応じないということも考えられます。
そのため、不倫相手の支払い能力に応じた額で適正な額を考えるとよいでしょう。弁護士・行政書士などの専門家に相談することもできます。



慰謝料の請求方法を決める

配偶者が不倫していた場合の慰謝料請求する際、裁判訴訟を起こして解決する人よりも、はじめは当事者で解決することが一般的です。
以下の2つの方法があります。

  • 不倫相手に内容証明郵便の書面を送付する
  • 不倫相手に直接会って示談交渉で慰謝料請求する



内容証明郵便を送付する

ひとつめは不倫相手に内容証明郵便の書面を送付する方法です。
内容証明とは、郵便物の文書の内容を証明する特殊取扱のことです。いつ、いかなる内容の文書を誰から誰あてに差し出されたかということを、差出人が作成した謄本によって日本郵便株式会社が証明する制度です。

内容証明郵便は「相手に送った事実」を証明できます。しかし、ここで注意したいことは、内容証明を受け取った相手に「手紙は受け取っていない」と言われないように提出の際は必ず「配達証明」を付ける必要があります。

書面についてなどは弁護士や行政書士の専門家に相談するといいでしょう。典型的な内容証明の文例がベリーベスト法律事務所のサイトにありましたので「どういうものなのか」参考までにごらんください。

また、書面の書き方についての様式も細かい決まりがあるようですので、「日本郵便株式会社」のサイトをごらんください。
【参照】日本郵便株式会社|内容証明



内相証明郵便は、直接相手に会わずに意図を伝えられる利点はありますが、不倫相手の家(もしくは)会社に届いてしまうことで、より問題が複雑化するおそれがあります。さらに、内容証明郵便を受け取った側に心理的にプレッシャーを与えることもできますが法律上ではそれほど大きな意味があるわけではありませんので、時間を要する上に、慰謝料が満額支払われないケースもあります。

それを踏まえたうえで、直接不倫相手との話し合いで示談交渉をする方法を取る人も多いのです。



示談交渉で慰謝料請求する

2つめの方法は不倫相手に直接会って示談交渉で慰謝料請求する方法です。
不倫相手への慰謝料請求は弁護士にも依頼できますが、ご自身でも示談交渉ならできます。
早くて、一日で解決出来ることうえに、交渉ができれば訴訟を避けられるので大事にならずに済むことがメリットです。

以下のものをあらかじめ用意しておきましょう。

  • 慰謝料通知書
  • 不貞の事実があったこと/慰謝料を請求すること/具体的な金額/今後接触をしないでほしいことをまとめて作成します。証拠資料の添付はしません。相手の氏名と住所を書きます。「内容証明net(行政書士事務所飯田橋総合法務オフィス)」に書き方例がありましたので参考になさってください。また書き方についても不安な方は相談してみるといいでしょう。


    【参考】 内容証明net| 不貞行為に対する慰謝料請求書

  • 示談書(和解書)
  • 慰謝料通知書の段階で、金額などが変更になることがありますので、和解合意書は空白にしておいて話し合った後に書き込めるようにしておきます。あらかじめ2通準備しておいて、決定したら署名・押印をして1通ずつ持ち帰ります。
    サンプルも含め行政書士あいち三河法務事務所のサイトに掲載がありました。ご参考になさってください。こちらの書き方についても相談してみるとよいでしょう。

    【参考】あいち三河法務事務所

  • 黒インクのボールペン
  • 色の消えないもの。書けるかインクを確認しておくといいでしょう。

  • 印鑑・朱肉
  • 示談書に押印できるように、安くて構わないので自分の分と不倫相手の名字の印鑑を用意しておきます。当日印鑑はあげてしまってかまいません。

  • ボイスレコーダー
  • 「脅迫された」「無理やりサインさせられた」というやりとりがないようにボイスレコーダーで録音しておきます。はじめから「録音しておきますね」といって話し合いをすすめるとお互い冷静に話し合えます。



準備ができたら、つづいて示談交渉の流れです。

  1. 不倫相手の特定
  2. 不倫相手に直接会うためにも不倫相手の特定が必須です。
    さらに、あらかじめ慰謝料の示談交渉をする際の「内容確認書」となる示談書を用意しておきます。不倫相手に内容を確認してもらい、示談書にサインをしてもらう流れとなりますので、内容を自分でしっかりと確認しておきましょう。

  3. 直接会いにいく
  4. 不倫相手に会いに行くときは事前にアポイントを取りません。警戒心を抱かれ交渉に応じてくれず失敗に終わりますのでアポイントは取らずに直接会いに行きます。相手の自宅に行ってしまうとあとで逆ギレされたときなど「不法侵入だ」と言われかねませんので、公衆の人の多いところで会います。あらかじめ愛人の帰宅ルートや、よくいくルートなどがわかると心強いでしょう。

  5. 慰謝料の示談交渉に来たと伝えて、示談書の内容を確認してもらう
  6. 不倫相手に会ったら、まずは自分がなぜここに来たのかを伝えましょう。相手は動揺していると思いますので、警戒心で逆なでさせたりしないように。徒歩で行ける距離のファミレスや喫茶店に移動して、交渉をします。あくまでも交渉ということを意識して冷静に。あなた自身がキレてしまっても脅迫のようになって交渉は悪化します。
    また、交渉中は不倫相手にはだれかに電話して相談などさせないようにしましょう。

  7. 通知書(慰謝料請求書)を読んでもらう
  8. ここまでで探偵に依頼した証拠や不貞の証拠といえるものは絶対に見せません。相手がどこまで知られているかわからないという感覚を持ってもらうためです。証拠を使うときは裁判になってからと覚えておきましょう。

  9. 条件がまとまったら和解合意書(示談書)2部押印
  10. 慰謝料通知書の段階で、金額などが変更になることがありますので、和解合意書は空白にしておいて話し合った後に書き込めるようにしておきます。あらかじめ2通準備しておいて、決定したら署名・押印をして1通ずつ持ち帰ります。

  11. 示談書の内容を公証人役場へ
  12. 公証人役場で作成される公正証書にします。
    公正証書は裁判所の命令と同じ強制力があります。離婚協議書だけでは不履行が起こった場合は調停か訴訟を起こすことになりますが、たとえば相手が「払う」と約束したのに支払わない場合や後日否定されることも考えられます。公正証書に起こすことによって最終的に相手の財産の差し押さえをすることができます。行政書士や弁護士に相談して手順を確認するとよいでしょう。



示談交渉がまとまらない時は

示談交渉は準備がしっかりできていて、あまり怖気づいたり脅したりといった要素が無ければわりとスムーズにことが運ぶことが多いです。しかし、場合によっては相手が警戒してしまうことや、時間が経過するほどに不倫の事実を認めようとしなかったりシラを切るときもあります。あまりこちらも長いこと交渉を強要しないことです。交渉に応じないことで「周囲にばらす」や脅迫する脅しの文句はこちらが犯罪となりますので、あまり応じてもらえないようだったら「それでは裁判を行いますので後日通知を送ります」とだけ伝えて立ち去りましょう。

ほか、不倫相手に迷う表現があった場合の対応法をあげましたので参考にしてください。


➜もうすこし時間がほしいといわれた
今はここで話し合うことで示談で済ませようとおもっているので、時間をかけるようであれば内容証明をおくります。と伝えます。
相手も家族にバレないようにしたいと思うので交渉を続けることに応じてくれるでしょう。


➜こんな金額払えない!といわれたら
相手の意向とも向き合ってこちらも常識的な金額を提示しているので下げ過ぎる必要はありませんが、減額することも考えましょう。


➜ほかの質問に関して
通知書を読んでもらうことに徹して、あとは「弁護士に裁判までは見せるな」といわれているといってしまい拒否しましょう。証拠の写真を見せたりしてもいけません。証拠は揃っているのですから堂々としていてください。それでもあまりにも食い下がりまとまらない場合は調停の手続きを考えるほかありません。


請求の時効

不貞による慰謝料が請求できるのは不貞行為の事実と加害者(顔/名前/所在)を知ってから3年で消滅します。また、相手が特定できなくても不貞行為から20年という時効もあるので注意しましょう。

探偵事務所のホームページを見ると、どこも「弁護士を紹介」とか、法律事務所と関係のあるようなバナー広告を貼っているのを見つけることが多いなと感じたことはありませんか?
探偵事務所というのは「ぼったくりにあったら怖い」「騙されそう」という印象をもたれやすいので、弁護士との関わりがあるというだけで公正でクリーンな印象をもてます。

それでは弁護士事務所と密接した探偵を選べば必ず安心なのでしょうか。くわしく紹介します。

 

探偵と弁護士の関係性

注意点も気になるところですが、それを考える前に、なぜ弁護士と探偵が関わっているのかが理解できると、探偵選びをしやすいポイントになります。


もしあなたがパートナーの浮気が原因で、離婚ややり直しを考えて「慰謝料請求」をしようとします。
その際、あなたはどこに相談するでしょうか?多くの場合「弁護士」と答える方がほとんどではないでしょうか。

これは半分正解ですが、この時点で弁護士だけに相談しても解決できません。その理由は「確実な証拠」が必要だからです。

証拠というのは

  • 愛人の顔の特定
  • パートナーの特定
  • ラブホテルまたは愛人宅の一定時間の出入り
  • 愛人宅、または愛人の職場の住所

つまりこの4点が慰謝料請求する際に必要となるのです。

証拠として交渉に使えるものを用意するのが探偵のしごと。言ってみれば、この情報がどれほど正確に、できるだけ余計な時間をかけずに獲得できるかが探偵の調査力や良し悪しにつながります。
そして、この証拠を使って慰謝料請求の成功につなげるのが、弁護士の仕事ということです。

繰り返しになりますが、慰謝料請求を弁護士に依頼するのであればこれらの証拠が無ければ、いくら弁護士でも請求をたてられません。弁護士の成功は探偵の証拠の良さにかかっていますし、その良い証拠をうまく活かすのが弁護士の良さ。つまり、弁護士と探偵はお互いがいればより有利に成功に導きやすい関係といえます。

ところが、ここからが大切。
この探偵と弁護士の関係が、どれだけ営利目的によらずに信頼関係で推薦しているかが、探偵選びの重要なポイントとなります。


というのも慰謝料請求や損害賠償請求、示談交渉というフレーズだけきくと弁護士と考えがちですが、実はご自身でも示談交渉をして慰謝料請求ができるからなんです。

自分で示談交渉をするかしないかは自由です。もちろん、自信が無いという方もいらっしゃると思います。ただ、手にしているのは確実な証拠ですし、それを強みに交渉する方は意外にも多いのです。簡単ではありませんが、実は示談交渉をご自身ですることにはメリットがあります。

 

弁護士がいなくても示談交渉はできる

当然ながら、示談交渉をご自身でされるのであれば、弁護士費用は「0円」です。慰謝料をつかって、探偵で使った調査費用、またこれからの生活にかかるお金に当てたいという人も多いですよね。方法としては裁判にまで持ち込まずに「示談交渉」というかたちで終わらせる分には弁護士に依頼せずとも、手早く終えられる上に、慰謝料交渉まですすめられます。

例えばですが、もしこちらが弁護士に依頼すれば、相手側からも弁護士も出てくることを意味しています。第3者同士の話合いになるため決着をつけるまでに何ヶ月もかかる上に、慰謝料の交渉も弁護士の方で加減をつけて下げられる可能性が大きいでしょう。

 

慰謝料の相場

それでは慰謝料はそもそもどのくらいを請求できるものなのでしょうか。
一般的には浮気・不倫が原因の場合の慰謝料とは以下のような額です。離婚や別居をせずに夫婦関係を継続する場合と、離婚に至る場合とではずいぶん差が出るようですが、おおよその適正な金額の相場でいうと50万から300万円ほどです。なかには500万近く請求できたという方もいますが、あまり高すぎる要求はおすすめしません。

◯ 慰謝料の相場(目安)

  • 離婚も別居せずに夫婦関係を継続する場合
    50万円~100万円
  • 浮気が原因で別居に至った場合
    100万円~200万円
  • 浮気が原因で離婚に至った場合
    200万円~300万円

参考:弁護士法人アディーレ法律事務所

あくまでも相場ですが、弁護士法人アディーレ法律事務所のサイトでこの浮気による慰謝料の目安が掲載されていました。

  • 本人の過失
  • 婚姻期間
  • 夫と浮気相手との収入

まだまだありますが、こういった理由が金額の目安をさらに増減できる可能性があるので、適正な金額を決める際こちらのサイトも合わせてごらんください。

 

弁護士費用の相場

示談交渉を自分で行わずに弁護士に依頼した場合どのくらい費用がかかるのでしょうか。
慰謝料請求がいくらで行われたかで変わりますが、
弁護士費用の相場は60~70万円程度プラス経常利益の10~20%といわれています。
着手金30万+報酬金30万+経常利益(獲得額)の10%の利率をかけた金額というのが事務所が多いようですが、各弁護士事務所によって報酬の金額の決め方は変わります。(参照:弁護士費用.com)

たとえば、上記の計算方法だとして示談交渉で300万円獲得できたとします。
着手金30万+報酬金30万+経常利益の10%という契約を結んでいるのなら

30万+30万+30万(300万円の10%)=90万

つまり、90万を弁護士事務所に支払う必要があります。少し費用感のイメージができたでしょうか。

慰謝料を請求できたとしても、すぐに手元に入るわけではないですし、探偵の費用、弁護士費用と差し引けば残りはさほど余らないこともあります。そのため、自分で交渉をする人が多いんですね。

交渉ごとにおいては弁護士は非常に心強い存在ですが「夫婦間のやり直しに強い弁護士」「離婚に強い弁護士」など実は性格があるので一概にどの弁護士に頼んでも結果は同じというわけではありません。ご自身で示談交渉をするならこういった弁護士選びの手間も省けますが、依頼する場合は注意しましょう。


弁護士コストの節約や期間だけを考えれば、もちろんご自身ですすめるに越したことはありません。次に示談交渉の危険性もあることも見逃してはいけません。
たとえば、愛人との直接交渉がエスカレートしてしまうと強要罪にもなりかねませんし、愛人に「わたしは悪くない、夫のせいだ」「今決められないからまってくれ」など言われたときにあたふたしてしまったり、回答に困ってしまう場合もあるでしょう。アポなしで愛人に会うことでプレッシャーとの闘いでもあります。こういったことに備えてポイントをまとめましたので、参考までにごらんください。

 

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調査力が足りない探偵社に注意!

探偵と弁護士の関係性で、特に気にかかるのはここの部分ではないでしょうか。
慰謝料請求をするのに証拠を取ることが目的で依頼するのに、ここをうまく利用されてしまい多額の請求を払うケースがあります。
たとえば、

  • できるだけ節約を考えて安い探偵社を選んだけれど、この時間内では慰謝料請求には証拠が不十分といわれて結局高額な支払いをした。
  • 弁護士としては技術はあるが、探偵としては調査力が足りない。

このようなケースもあります。

探偵社を選ぶなら調査費用を安くおさえようとだけ考えるのは非常にリスキーですし、弁護士と関係があるからとイメージだけで表面的に選ぶのも良くありません。

調査力という言葉はわかりづらいと思いますが、決められたタイミングで目の前にある証拠を見逃さず獲得できるかどうかということ。

とはいえ、実際パートナーの行動次第でその時間には不貞を行わない可能性もありますし、そんなときに調査を行っても無意味です。また、デートスポットによっては不貞をしたと第三者から認めにくい場所で不貞を行った可能性もあります。その場合、慰謝料請求を考えて証拠を掴むならパートナーと愛人がラブホテルへの入退出の証拠が最低1回以上。証拠の内容によっては3回あると確実といわれています。

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探偵に調査力があるのはもちろんのこと。もしそれでも探偵選びの際にイメージや低料金にとらわれてしまうのなら、次の様に考えてみるといいでしょう。

  • 低料金の探偵を探すのではなく、いかに必要な時間数を「効率よく」「費用を取りすぎず」対応してくれるか
  • 弁護士と関係があるイメージだけでなく、必要なときに必要な弁護士を紹介してくれるか

実際に相談して見積をたててもらったり、向き合って話せば安心できる探偵社かどうかはわかります。
また、調査費用について各探偵社を比較したコラムもまとめましたのでこちらをご参考にしてください。

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【探偵比較】探偵社の調査料金を比較したら・・

 

不貞の証拠をいくら撮れて安心したところで、弁護士に専門性が無くても意味がありません。
「離婚」「やり直し」「慰謝料請求」どの分野に適している弁護士なのか、自分が愛人宅にいけないのを代わりに行ってくれる弁護士なのか、このあたりまで具体的にペースを合わせて相談に応じてくれる探偵社だと心強いでしょう。

探偵と弁護士。合わせれば安心できる2つのフレーズですが二兎を追うには「費用」に踊らされずにしっかりした下調べが必要です。


ここまでで一旦整理してみましょう。

  • 確実な証拠を掴めれば、基本的に示談交渉であれば弁護士は必要無い。
  • 弁護士に示談交渉を依頼しなければ、慰謝料請求の取り分が増え、交渉も一日で済むこともある。
  • 示談交渉でエスカレートしてしまったり、言い負かされてしまう不安がある場合は弁護士に依頼するのがおすすめ。

つまり、弁護士への依頼とは、本当に必要な時にお願いできるくらいのバランスが良い関係といえそうです。

 

弁護士法でも決められた74条とは

弁護士と探偵は切り離せない関係のようでいて、営利目的によって消費者が利用されないように決められている法律があります。それが弁護士法27条 72条 74条と弁護士職務基本規定11条にあげられています。
依頼者に弁護士を紹介することを仕事にして利益をあげることは反復継続性があるため違法となります。
日本探偵業協会でもこの部分についての注意にふれています。

※なお、事業者が営業のために紹介を行う場合とは異なって善意で知り合いの弁護士を(無料で)紹介した場合には違法にあたりません。

 

探偵社のアフターフォロー。どこまでまかなえるか?

多くの探偵社では、提携している弁護士事務所が少なくともだいたい一社はありますので、頼めば紹介してくれます。理想としてはいくつか提携している弁護士事務所がある探偵だとあなたのケースに合わせて紹介してもらえます。「どんな特徴なのか」「ご自身の目的に合っているか」こういったことも合わせて相談してみてください。

探偵の証拠資料は全てが慰謝料請求での交渉で利用できる証拠とは限りません。慰謝料請求をしたい、もしくは今後使うかもしれない旨を話して資料を揃えてもらいましょう。

探偵社の中には完璧な資料を作って徹底的にフォローしてくれるところもあります。
弁護士では無いので、利益に関わる人間は一緒に同行してはいけないので、探偵が愛人の元に一緒についてくるのはNGですが、最大限直前まで「こういう場合はどうする?」という相談に応えてくれると安心です。
パートナーの浮気の証拠を掴んだあとは、また悲しい気持ちやこれからの不安に駆られるものです。心から親身になってくれる探偵社を選びたいですね。

弁護士信頼型探偵の比較

弁護士事務所と探偵が利益によるものではなく信頼関係のバランスになりたっているのがベストです。
探偵比較.comで紹介している探偵社で弁護士事務所のバナーなどを貼った探偵社をいくつかピックアップしましたので「弁護士の運営する探偵社タイプ」「弁護士と密接提携型タイプ」「調査後必要に応じて弁護士紹介するタイプ」の3つのタイプにわけて紹介します。

 

弁護士の運営する探偵社タイプ

ALG探偵事務所

こちらは弁護士事務所が経営している探偵社です。
ALG探偵事務所

探偵という職種は「こわい」「ぼったくりにあいそう」というイメージで捉えがちですが、法律事務所が経営していることで、「誠実」「安全」「公正」なイメージを印象があるので、注目の探偵ともいえます。
慰謝料のことを考える際に弁護士を選ぶことなく、証拠をつかんでそのまま依頼できることや着手金が相場より10万+成功報酬16%と相場より安く依頼できるメリットがあります。
いつでも、調査中止可能。解約手数料が「0円」というのも調査依頼がどこまでも延長されたら怖いという不安を抱いている方には合っています。ただし、よくホームページを調べてみると解約は3日前までと書かれているのでこの判断やタイミングも注意が必要です。

注意点としては、ALG探偵事務所が設立してまだ年数が浅いため経験数が不足していること。調査員の人数が2名で行動するために対象者に顔がバレやすく調査が失敗するケースが考えられるということです。
いくら、いつでも調査中止可能、解約手数料「0円」といっても、失敗してしまうとどこの探偵社にいったとしても、対象者が警戒している可能性があるためにうまく調査ができなくなる可能性があります。そのため、検討している方はこのあたりも念頭においてみてください。

ALG探偵事務所について探偵比較.comでも紹介していますので「ALG探偵事務所」をごらんください。

 

弁護士と密接提携型タイプ

やすい探偵興信所

「浮気結果がでなければ調査料金0円」が特徴の興信所です。
やすい探偵
東京・大阪に事務所を構えている探偵事務所。とにかく電話対応やメール対応のレスポンスが早く、このあたりのスピード感は期待できます。

注意点としては、この「浮気結果がでなければ調査料金0円」に関しては誤解を受けやすく、クレームの元となりやすいようです。たとえば、パートナーの浮気の調査依頼をして「浮気をしていなかった」という結果がでたとしても「0円にはならない」ために、それが本当に浮気していなかったのか、または浮気はしていても調査員側がそれを捉えることができなかったのかがわからなくても費用が発生する場合が想定されているということです。
また、わたしが調査依頼を一度検討したときもそうでしたが、相談時のレスポンスはどの探偵社よりも早かったのですが相談員の言葉づかいが多少強い尖った感じを受ける方が多いようです。話し方の物腰が気になる方には向かないような気がします。

やすい探偵興信所について探偵比較.comでも紹介していますので「やすい探偵興信所」をごらんください。

 

RCL探偵事務所

探偵を検索しているとホームページで頻繁にみかけるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。弁護士事務所と「提携」している探偵社です。
RCL探偵事務所
RCL探偵事務所は楽天リサーチから「弁護士が選ぶランキング」で1位を3冠獲得しています。
こちらの探偵社では探偵調査員、離婚カウンセラーが弁護士事務所とタッグを組んで解決してる事務所です。ALG探偵事務所のように弁護士事務所が運営しているというわけではなくて、調査後提携した弁護士を紹介してくれるシステムです。
こちらも設立から年数はそれほど経っていませんが、経験ある探偵を揃えているというところが期待できるところではないでしょうか。

注意点としては、RCL探偵事務所に電話相談をするとわかることですが、とにかく男性の担当者が早口で質問をする隙が無いこと。料金についてや細かい心配事など不安なことが多いなかで、これを安心と捉えるか、不安と捉えるかはその人次第な気がしました。
また、料金についても高額なパック料金がメインのようですので、あまりホームページの料金を参考にしないほうがいいようです。

また、一般的な評価として弁護士のランキングの評価があるRCL探偵事務所ですが、実際直接依頼する顧問弁護士に関しても懲戒処分の経験がありましたので念のためご注意ください。

参考:
RCL探偵事務所の顧問弁護士の懲戒処分について

RCL探偵事務所について探偵比較.comでも紹介していますので「RCL探偵事務所」をごらんください。

 

調査後必要に応じて弁護士紹介するタイプ

今回のテーマの中では個人的にはこのタイプが一番ベストといえます。はじめにも触れたように弁護士と探偵との関係はある程度の公正な信頼感があればいいとおもいますので、それを理解した上で必要な状況に応じて弁護士をすすめてくれるくらいが関係性としてはちょうど良いと思います。

 

原一探偵事務所

まずは調査実績44年の探偵社、原一探偵事務所です。
原一探偵事務所のホームページ
上の画像が、原一探偵事務所のホームページですが、杉浦正健弁護士が実力のある弁護士として原一探偵事務所を推薦している旨があげられています。第77代法務大臣経験の弁護士の推薦という表記は心強いですね。原一探偵事務所では調査終了後、必要によって、法的アドバイスや弁護士のご紹介などをしています。法律相談や調停、訴訟などの事案など、サポートしてくれるそうです。

原一探偵事務所について探偵比較.comでも紹介していますので「原一探偵事務所」をごらんください。

 

総合探偵社・興信所MR

つづいて、探偵社ではじめてカウンセラー制度を導入した探偵社です。
総合探偵社・興信所MRのホームページ
「弁護士が選ぶ最も信頼できる弁護士事務所」に選ばれました。(楽天リサーチ調べ 2017年)と書いてあります。弁護士が信頼できるというのは安心ですね。
複数の探偵社を調べているとわかるのですが、こちらの探偵社は総合探偵社ながら浮気調査について いち早く新しい試みを取り入れている探偵社です。たとえば、カウンセラー制度。探偵社にとっての働きかけが調査だけにあらず依頼者の心理的なサポートも取り入れないと問題の解決にならないという発想を取り入れたのはさすが女性の代表ならではではないでしょうか。
探偵社を調べていると、この総合探偵社・興信所MRを経験して独立して探偵社を設立している事務所も多いのですがこういった意思を受け継いで同じように相談員やカウンセラーを取り入れている事務所も多いようです。

話しの大枠は逸れましたが、総合探偵社・興信所MRについても調査終了後弁護士の紹介をしています。こちらの探偵社自体ははじめから弁護士が出て行くというのはしっかりと本人同士で話し合いを行うことができないのでナンセンスだという考えのようで、ご自身の示談交渉を考えているのなら、「こんなときはどういうか」「どのように進めていったらいいか」というシミュレーションやカウンセリングも含めて徹底したフォローをすすめてくれるそうです。
また、弁護士は最終手段として交渉の場に出てきてもらうこともあって、そんな際は愛人宅に直接交渉してくれる弁護士や、依頼者の今後の方向性に合わせた方を紹介してくれるそうです。
10社ほどある弁護士事務所の中から案件とその人にあった弁護士を1時間相談無料で2人まで紹介してくれるというサービスは、やはり先駆けているといえるのでは。

総合探偵社・興信所MRについて探偵比較.comでも紹介していますので「総合探偵社・興信所MR」をごらんください。

 

AKAI探偵事務所

「結果がでなければ0円ではなく、証拠が撮れなければ0円」や「お試し調査3000円」が特徴的な探偵社です。

こちらの探偵社は証拠が取れなければ経費も含めて0円という破格の勝負に出た探偵社です。3,000円のお試し調査だけで結果や慰謝料請求できるほどの証拠を取ることはできませんが、探偵の調査がについて不安な人や事前にどういうものかを知るにはいいのではないでしょうか。また、裁判で証拠が否認をされた場合は料金0円、裁判で勝てなければ全額返金というところも、良心的です。
料金について不安をいだきやすい探偵業界、細かい説明をホームページに書いているところが好印象ですね。
注意点ですが、基本的に料金一括前払いでカード利用ができないこと。

AKAI探偵事務所について探偵比較.comでも紹介していますので「AKAI探偵事務所」をごらんください。

離婚を決める前にやること



▼ 浮気をされた人の8割は離婚ではなく「やり直し」を選択している

パートナーの浮気を理由に離婚を考える人は少なくありません。

浮気をされたときは頭に血がのぼって冷静になれずにもう別れるしか選択肢が無いと思いがちですが、そんなことはありません。パートナーに浮気をされてそれでも「やり直し」を選択した人は8割もいるのです。その理由とは..

  • 一人で子どもを連れて一からスタートするのは経済的に困難
  • 頼れるところも無く、ひとりでやっていくのはつらい
  • 子どものためにも両親が揃っていないといけない

など経済的な理由と子どもの将来にかかるものがほとんど。わたしの知人でも「子どもの受験にともなって両親が二人揃っていなければならなかった」ということで我慢された方もいます。

浮気をされることはこれ以上無いほどの最大の裏切りですが、それでも夫婦として「やり直し」を選択することでまた新たな夫婦の関係性を築いていく夫婦もいます。


▼ いまの出来事を紙に書いて整理する

離婚を考えるときに不安ばかりが過ると思います。まずは今の状況を紙に書いて整理してみると良いでしょう。何を考えるべきか、やらないといけないことが見えていきます。離婚を決めるのは最後のジャッジでもいいのです。まずは以下のことを書き出してみましょう。

  • 子どもの親権や養育費はどうするか?子どもの気持ちは?
  • お金については?財産分与をどうするか?慰謝料については?
  • 何が原因で離婚したのか?
  • 本当に自分は離婚をしたいと思っているのか?

まずは箇条書きで簡単でいいんです。たとえば..

 

  • 子どもの親権➜自分 養育費➜夫 子どもの気持ち➜理解しているとおもうけれど話し合う
  • お金については➜仕事を始める 財産分与をどうするか➜家・車のことを話し合う 慰謝料については➜請求したい
  • 何が原因で離婚したのか?➜夫の浮気(10年で2度目)
  • 本当に自分は離婚をしたいと思っているのか?➜もう無理だと思ってる

事実だけを「何が起こったか」だけをメモした段階で、すこし考えるべきことや話し合うべきことが見つかって来たと思います。

そこから具体的に「何をすべきか」を書き出していきます。

たとえば、一番はじめの「子どもの親権」についてですが、親権を得たいなら「子どもの親権」とメモしておきましょう。
4項目を箇条書きしたら、具体的に派生して考えます。

これから「親権」について考えると「親権」とひとつとっても「監護権」「と「財産管理権」という言葉をみかけるでしょう。
たとえばですが、「子どもの世話をするには母親が監護権者になったほうが子どもの世話をするにはよい」と考える場合もありますし、父親が出張が多いのであれば「父親に子どもの財産管理権を任せて、母親に身上監護権をまかせれば子どもにとっては精神的にも良い」という場合もあります。
ただ、離婚しても生活の保障は無いですし、子どもがいれば養育費もかかります。「あの人に子どもわたしたくない!」という思いもあるとは思いますが、こういうように例外的に別々に定めることもできます。

親権者になるには、話し合いで協議して、調停・審判・訴訟といった過程があり、心身ともに双方疲れてしまうこともあります。折り合いのつかない状態を続けないための策ともいえます。

また、養育費についても、約束を交わしても夫が毎月振り込んでくれないという人もいます。
離婚して自分一人が仕事や住まいを探すことと、子どもがいて離れて暮らすことはまったく違います。
毎日毎日喧嘩ばかりを子どもに見せるのはかわいそう、と「子どものため」と思う離婚の選択が、最終的に子どもにとってみれば親と離れて暮らすこととなるのには変わりありません。どんなに憎い親でも親と思うのが子どもの根底です。しっかりと考えることが必要です。

このように離婚とは、不安な状況にも関わらず「法律」「手続き」などこれまで触れたことの無い分野での選択肢の連続です。
そんな時に頼れる窓口を紹介します。

 

心労の多い夫婦問題の相談窓口とは

 

離婚カウンセラー・夫婦カウンセラー・ライフメンター


離婚を決意したとき、またはパートナーから離婚を切り出されたとき大変な苦労やプレッシャーがあります。
離婚を考えるときたいてい「この離婚が済めばこんな思いはしなくて済む」という解放される想いばかりが先立ってしまいますが、パートナーと喧嘩や言い争いをしている時とはまた違う必要な手続きに疲れ、家族や回りの友人たちにも説明をしていかなければならないことに疲れ、心身ともにうつ状態になる方もいます。離婚をすることはいわば家族と家族の契約のようなものですから、あなた自身とパートナーだけの問題ではないというのを体感せざるを得なくなるのです。

法律上の手続きや、役所手続きであればそれぞれの役所に向かい書面上のやりとりや専門家とのやりとりで、ある程度おまかせできる部分もあるとおもいますが、他のことは全て自分の判断ですすめていかなければなりません。
「これは、正しい選択なのかな・・」
そんな風に悩む気持ちをサポートしてくれる存在がカウンセラーです。

離婚カウンセラー・夫婦カウンセラー・ライフメンターと言葉は違いますが、いずれも離婚にまつわること、やり直しをサポートする頼れる存在です。特に、離婚を経験した方が勤めている場合が多いので非常に親身で適確なアドバイスをしてくれます。

▼ 相談費用の相場は?

カウンセラーへの相談は、カウンセラー自身の経験や知名度によってもその金額の幅は異なります。
およそ1時間1万円〜2万円が相場と考えてよいでしょう。離婚カウンセラーで有名な岡野あつこさんの場合は2時間54000円のようです。

これからさまざまな手続きでお金ががかかるのに、カウンセリングにお金をかけるのはためらうという方も少なくないとおもいます。パートナーの浮気で悩んでいる場合は、探偵事務所の中で活躍している経験あるカウンセラー(ライフメンター)もいらっしゃいます。探偵調査を依頼すれば、相談費用は無料というところもありますので、ぜひ相談にのってもらうと不安ばかりに怯えず人生の選択の支えになってくれるでしょう。

 

慰謝料請求を考えているので、浮気の証拠がほしい



探偵事務所・興信所・調査会社

あまり縁のない探偵事務所への依頼に躊躇する方も多いとおもいます。
浮気されたときに、きちんとした誰も言い訳のできない証拠が撮れればパートナーに事実を理解させて、浮気をやめるように仕向けることができます。

探偵によってはこのあたりも相談にのってくれるところもあります。皮弁法にひっかかってしまうので一緒に愛人宅へはいけないそうですが探偵選びで失敗したくない3つのポイントというサイト運営者がMR総合探偵社に調査した内容によると浮気の証拠を愛人の元に持っていき、誓約書と慰謝料の書類を事前に作成してサインと印鑑をもらうという工程です。

皮弁法にひっかかってしまうので、探偵も一緒について愛人のところへ行くというのはできないそうですが、浮気調査をするだけでなく、事前に愛人に話す内容や書類作成を一緒に決めたりしてくれるそう。どうしても弁護士が必要な場合は一緒に愛人のもとに行ってくれるような弁護士も紹介してくれるそうです。(そこまでしてくれる弁護士さんだと、ありがたいですね.)

▼ 相談費用の相場は?
およそ20万円から100万円程度が相場の目安です。あたりがつかずに長時間に渡るような依頼の場合は200万以上かかることも。高い調査料金ですので失敗の無い信頼のできるところを選ぶのがおすすめです。
高額な費用ですが、だいたい一般的には慰謝料を請求してそのお金で取り戻しているよう。弁護士を通すと手元に入る額が平均して100万円程度だけど、自分で請求すれば高くて300万円ほどになることもあるのでここを頑張って自分でやろうという人もいるようです。

 

子どもの親権や財産分与、慰謝料について相談したい

離婚をするとき、共通のお財布で生活をしていた人にとっては財産分与が関わります。
一緒に貯めたお金で買った住宅や車のほか、貯金などについてもひとまとめにして分配する必要があります。また、お金の面では、慰謝料を請求したいと考えている方もいるとおもいます。性格の不一致では請求はできませんが、たとえば

  • パートナーが不倫した(不貞行為)
  • 生活費を一切入れず家にもほとんど帰ってこない(悪意の遺棄)
  • DV、モラハラがあった

このような場合は慰謝料の請求が見込めます。裁判のときには代理人として法定に立ってあなたのかわりに主張をしてくれたり、離婚協議や調停に立ち会ってくれたりといった交渉を進めてもらうことができます。
もちろん、親権の問題にも立ち会ってくれます。

▼ 相談費用の相場は?
弁護士の費用の相場は財産分与などある場合に着手金と報酬金がプラスされる法律事務所と、着手金は加算されないが報酬金はプラスされる法律事務所と2つのタイプがあるそう。
着手金30万円、報酬金30万円+経済的利益の10%でが相場。

たとえば財産分与で1000万円をもらうことになったとして、1000万円の10%、つまり100万円が報酬金になります。

離婚による慰謝料の相場が50万から高くて300万程度なので慰謝料で支払いをするイメージでしょうか。いずれにしてもこれからの生活費を含めての貯金は必要ですね。

 

シングルマザーになったらお金のことが心配..

福祉事務所

福祉事務所とは、都道府県や市町村が設置している福祉行政機関です。各都道府県にありますので厚生労働省(福祉事務所)のホームページをご確認ください。なんらかの理由で働けなくなったときは生活保護や援助の相談を受付けてくれます。たとえば、新しい居住地を見つけるときなども各自治体の設置する福祉事務所に相談するとよいでしょう。
DVで逃げてきたことを理由に離婚した場合なども母子家庭支援施設などを利用できます。

厚生労働省が定める基準で決められる「最低生活費(生活するために最低限必要な費用)」より、あなたの世帯の収入(給料、年金、各種手当、仕送り等)が低ければ、その差額が生活保護費として支給されますが、条件もありますのでくわしくは福祉事務所にご相談ください。

生活保護に関するパンフレットもごらんください。

「『実はすこししんどい』あなたへ。あなたも使える生活保護」

自治体(市区町村)の窓口

児童手当

0歳から中学校卒業までの児童を対象とする手当です。3歳未満で月額15,000円 3歳以上で第2子まで10,000円 3子は15,000円が支払われます。

児童手当には所得制限や各自治体での手続きが必要ですので、くわしくは内閣府のホームページをご確認ください。

 

児童扶養手当

児童扶養手当は、父母が婚姻を解消した児童や、父が死亡した児童などを監護している母又は養育者に支給される手当です。「児童」とは、18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者又は20歳未満で政令で定める程度の障害の状態が定義。
離婚が成立しているか、若しくは児童が父から引き続き1年以上遺棄されていること等が条件です。また、平成24年8月より父又は母が裁判所からの保護命令を受けた児童も支給要件に加えられました。なお、対象児童が児童福祉施設等に入所している場合などには支給されません。(内閣府男女共同参画局ホームページより

もっともここでは、父の暴力を逃れて家出した母子が、居所を知られたため父に暴力を受けるという事例もあったことから、プライバシーの保護の留意もしている。たとえ児童の父といえども不用意に母子の居所等を漏らさないように留意することが通知されています。

実際の月額の手当とは児童数1人の場合所得に応じて42,280円から9,980円、2人の場合は所得に応じて9,980円から5,000円・・と決められています。所得についてや実際の月額などこちらも自治体の担当窓口に相談してみてください。

 

児童育成手当

死亡や離婚などで父または母がいない児童を養育している人に支給されます。以下のような場合は受給資格に該当しないそうなので気をつけてください。

      • 児童が児童福祉施設等に入所しているとき
      • 児童が父母と生計を同じくしているとき
      • 児童が父(母)および父(母)の配偶者と生計を同じくしているとき(事実上の配偶者も含みます)

児童1人につき、次の額(月額)13,500円が支給されます。各自治体に支給方法がありますのでご相談ください。

母子家庭等の住宅手当

20歳未満の児童を養育している母子家庭の世帯主で、月に10,000円を超える家賃を払っている方などを対象に助成制度が設けられています。ただし各自治体で支給条件が定められているため、くわしくは自治体に確認が必要です。

 

ひとり親家族等医療費助成制度

母子家庭等に対しその医療を受けるのに必要な費用の一部を助成することにより母子家庭等の福祉の増進に寄与することを目的とした制度。 医療保険の対象となる医療費、薬剤費等などが対象です。
東京都で言えば住民税課税者に対して通院1割入院1割で上限が設けられています。

例:東京都の場合

受給条件や受給額等詳細については、各自治体に確認しましょう。

 

配偶者暴力相談センター

都道府県や市区町村の自治体が設置している婦人相談所などが支援センターの機能を果たしています。配偶者によるDVの被害に悩むパートナーや子どもの体に危険がおよぶ場合にこちらに相談してください。一時避難のシェルターを紹介してくれたりカウンセリングなど、相談にのってくれます。
配偶者からの暴力被害支援センターの連絡先の一覧がありますのでこちらもぜひごらんください。
相談機関一覧

マザーズハローワーク

離婚をきっかけに子どもがいる母親が仕事を探すのは大変なことです。通常のハローワークでも仕事を探せますが都内であればこのマザーズハローワークという職安もあります。子育て中の母親の職探しを支援してくれるのでチャイルドコーナーも設置してくれていて、子どもを家に待たせずにハローワークを活用できます。

 

さいごに

「離婚」も「やり直し」も「まだ、今は決めないこと」もあなたには選択肢があります。それでも、パートナーの浮気の証拠をおさえておくことはあなたにとってのお守りになりますし、証拠は裁判請求までに3年間有効ですので、探偵に依頼することをわたしはおすすめします。

探偵事務所それぞれの特徴とは?

最近の浮気・不倫事情の傾向は、「残業」という言い訳をしてその間にデートをするといったものが多いんですが、もっとも最悪なのは一夜をあかしてしまうケースなんです。
何時間愛人と会っているのなら不倫をしていることに代わりはないですが、その日に帰宅しようとしているうちはまだ、不倫をバレないようにとしている意識があります。しかし、罪の意識というのは回数を重ねるようになると麻痺する傾向があって、こういった外泊を始めるようになると、罪の意識よりも「また同じように残業を理由にして会社に泊まったと言えばいいや」という甘えた考えに増長されやすいからです。
もちろん、残業で本当に帰宅できないということもあると思いますが、そばにいればなんとなく気配のようなものを感じますよね。
そんなときに相談できる探偵なら心強いですね。

ところで、ここでひとつ質問です。
24時間相談受付中の探偵事務所というのは、探偵社を調べているなかでおそらくほぼ目につくとおもいますが、どのようにして比較して選べば良いのでしょうか?

同じ特徴をあげていても、探偵事務所には違いや個性があります。今回はいま探偵事務所への調査依頼を検討している方のために次のようなテーマで探偵事務所を比較しました。
24時間

 

そもそも24時間対応している探偵社は少ないという事実

このサイトを立ち上げたときに、24時間相談可能と、ホームページに書かれている探偵をピックアップして調べたのに実際は24時間営業していないことに愕然としました。それほどあまりホームページは真に受けないほうがいいんだなと思いました。まず、24時間相談受付しているとホームページで紹介しているのに実際は対応していないようなら、スピードで対応など、まず期待できません。調査をしなければならない機会というのは本当に数がかぎられているんです。そのタイミングを逃してしまうのはもったいないということを念頭にいれておいてください。調査が始まるととくにこの意味がわかります。

それでは、当サイトで紹介している探偵社を実際に電話をしたりメールをして調べて書き込んでいるのでごらんください。

24時間対応型探偵社の比較

24時間相談を受付けて対応してくれる探偵は次の4つの探偵社です。それぞれの良いポイントと悪いポイントをあげました。

 


もみじ探偵社の浮気調査

◎ 良いポイント

    • メール対応がとにかく早くて適確!

メール対応は11分、電話も5コール以内に対応してくれました。他社の探偵社と比較してもとても早い対応でしたが、押し売りの感じがなくとても親身に今後どう対応していけばいいかというような次へのアクションが明確に示されていたので安心してお願いしてみたいなという気になりました。

    • 電話相談も押し売り無しで安心◎

電話相談では5コールして40代くらいのイメージの男性対応。もみじ探偵社は通常の相談ダイヤルのほかに女性専用ダイヤルを設けていますが、あえて女性専用ダイヤルにかけましたが、深夜時間帯の相談では男性の対応でした。はじめは少し緊張感を感じましたが、辿々しい相談にも関わらず丁寧に話しを聞いて、おおよその料金の目安も教えてくれました。

    • 電話で料金の目安を教えてくれる

2日から5日ほどの調査でおよそ30~50万程度だろうというお話でした。押し売りをしない姿勢で考える時間を与えてくれるので、相談のしやすく信頼のできる雰囲気でした。

    • 20年以上のキャリアがある

経験は何物にも変えられません。少なくとも10年以上のキャリアがある探偵社は調査の仕方が違います。

☓ 悪いポイント

今回は特に嫌だなという気持ちにはならなかったので悪いポイントというのではないのですが、すこし気になった点は..

    • 夜間の女性専用ダイヤルは男性対応

女性が夜間まで対応するのも大変かと思うのですが、やはり男性が出たのはすこしはじめ緊張しました。けれど、とてもていねいで安心できたので気になる方にはあらかじめ知っておいてもらうといいかなとおもいます。

    • 拠点は広島と福岡の2ヶ所だけ

とても安心できる探偵社だったので窓口が全国にあるといいなとおもうのですが、広島と福岡の探偵社です。この2県でお住いのかたにおすすめします。


 

やすい探偵事務所の浮気調査

やすい探偵

◎ 良いポイント

    • メールの返信がとにかく早い!

メール、電話ともに深夜に関わらずレスポンスが一番早かった探偵はここでした。
改行の無い短めのメールだったので、携帯かスマホでメールを送っているのかなと思いました。もしかしたら事務所に常駐せず外で連絡を受けてメールを送っている可能性もあります。昼夜問わず対応してくれるのはありがたいですが、外部に情報を持ち出さないでほしいなという心配も少しあるのが正直なところです。
平均的に30~40分以上のレスポンスの事務所が多いなかで10分とかからず返信が来たのですばやい対応が心強かったです。今スグお願いしたい!というときには心強いですね。

    • ピンポイントで調査を依頼するならベスト

「安い探偵事務所」で宣伝しているため、全体的に安いのかなという感じで思ってしまいますが、闇雲な相談内容よりも、「この時間なら確実にパートナーが浮気する!」とわかるようなこの時間からこの時間まで尾行して欲しいというピンポイントな調査内容をお願いするなら予算内で済むでしょう。契約できるようなら予算をあらかじめ伝えて超えない約束を書面で交わしましょう。

☓ 悪いポイント

    • 実質事務所は東京と大阪の2社

ホームページには「浮気調査なら東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・京都で1番安い探偵社・安い興信所」と書かれているのに、現在は実質東京と大阪しか探偵業届出証明書番号が公表されていないので、この2社しか事務所が無い点です。
恐らく全国尾行対応はしてくれるとおもうのですが、広告を読み間違えないように!東京と大阪をよく利用される方なら使い勝手がいいかもしれません。

    • 結果がでなければ調査料金0円。

以前にもコラムにあげましたが、この表現は最もクレームの対象になりやすい誤解されやすい表現です。調査は依頼すれば最終的な結果は出るというトリックにだまされないようにしましょう。(※くわしくは0円?格安って本当?ダマサれないための探偵の選びかた

    • 「安心の完全後払い制」は本当に安心なのかを見直す。

実費精算のように実際に動いた分だけ支払う制度は、見た目にごまかされてしまうことも。稼働していないのに事後報告で稼働したといって請求されることもあります。見積もりを先に出してもらって、必ず超えない約束を取り付けましょう。

    • 相談員がどんどんすすめて・・・

即対応なのがいいんですが、とにかく相談員の方にどんどん進められてしまって、結局思うようにできなかったということも。やりたいことを整理して確実に要望して契約書を作って段取りをすすめるのがポイントですね。

  • クレジットカードが一社だけ

VISAを普段お使いになっている方にはおすすめですが他のカード会社の方は

やすい探偵事務所との付き合い方を考えて依頼する
やすい探偵事務所を「安そうだから」という理由だけで使うのはおすすめしません。相手もプロですから、何が必要かをわかっています。とはいえ、執拗に勧めて来ると思うので初めての方は「こんなはずじゃなかった。結局高くなってしまった。」と思う人も多いようです。広告の誤解を受けやすい表現が多く見受けられるので、何が必要か、撮影して欲しい部分を限定的に決めて、それ以上は増やさないを徹底しましょう。

 

RCL探偵事務所の浮気調査

RCL探偵

◎ 良いポイント

    • 検索すると必ず名前が出てくる

どこの探偵社にしようか悩んでいるときに必ず出てくる名前のひとつという印象ではないでしょうか。創業年数がまだ3年以下のようですが浮気調査の探偵を検索すると必ず見かける名前、そして東海林のり子さんのキャラクターや顧問に丸山弁護士など知った名前というところが気になってしまいますね。

    • メールの返信は20分!

こちらも調査した中では早いレスポンス。内容がテンプレートのような感じだった為質問内容と噛み合って無いのが、残念。

    • 女性探偵在籍

探偵というと、男性のイメージが強いですが女性も在籍とあると、尾行させたときに気づかれにくい印象があります。探偵って体力勝負な仕事なのに、女性の探偵ってすごいですね。

☓ 悪いポイント

    • 広告にお金がかかっている・・

探偵事務所にとって、安心材料となっている地名人の登場などの広告費が調査料金の上乗せになっているよう。ホームページをみると調査料金の最低金額は1日/75,000円~とリーズナブルに映りますが、実際面談をするとまずこの料金より遥かに高い料金パックをすすめられます。参考にしないほうがいいんですね。

    • 電話対応が、女性には厳しいかも

電話口で男性が早口で説明してくるので、なかなか質問しずらかったです。面談のときは女性スタッフが優しい感じで対応してくれましたが、料金交渉のとき何度も途中電話がかかってきて金額が変わって、ちょっと慌ただしい印象でした。

    • 総合探偵社MRの名前を使いたがる

こちらの探偵社で相談すると「RCLは総合探偵社MRの提携子会社なんですよ」と言われますが、実際は何の関係も無いそう。どうしてそんな嘘をついたのかはわかりません。

    • 顧問弁護士に懲戒処分・・

守秘義務違反を行ったり、つい最近も2017年10月の時点で相手方に対し強引な行為を行ったとして警告を受けているようです。弁護士懲戒情報

  • 結果がでなければ調査料金0円。

やすい探偵事務所とおなじく、契約を結ぶ際には慎重さが必要です。必ず契約書面の内容を確認してくださいね。(※くわしくは0円?格安って本当?ダマサれないための探偵の選びかた

RCLの広告表現を鵜呑みにしないのがベター
「結果が出なければ0円」や一見格安と思われる金額設定は基本的には釣り広告と思っていいでしょう。また、提携している弁護士事務所が懲戒処分を受けていますので、もしRCL探偵を利用したいと思うのであれば弁護士依頼しない場合を選択するのがおすすめです。「弁護士に依頼するのに不十分」といって調査時間を延長されない工夫が必要です。

 

総合探偵社・興信所MRの浮気調査

総合探偵社・興信所MR

◎ 良いポイント

    • 問い合わせ時点から真剣に考えてくれる

メールのレスは40分と上記の2社と比べて長かったんですが、その分長文でこちらの気持ちを汲んでくれる丁寧で優しいメールがきました。心配してくれているのが伝わってきました。実際深夜にもしっかり常駐して回答しているんだそうです。情報の持ち出しをしない徹底さもうかがえますね。

    • 相談員の手厚さと技量がすごい

カウンセラーを重視しているMR。はじめは探偵の調査依頼だけお願いしたいので、カウンセラーは必要無いと思っていたんですが不安な気持ちをすぐに汲み取って本当に適切な箇所に適切なアドバイスをしてくれました。なにより、カウンセラーさん自体がこの調査が本当に必要だと思って勧めてくれるのがわかったので、身を任せてみていいんだという安心感がありました。本当に丁寧に話しを聞いてくれたので、調査もスムーズにすすめられました。

    • 返金制度がある

料金の見積もりは、他の探偵社に比べて一番高かったんですが、調査をして最終的に考えると別の調査会社でも追加料金になって同じくらいになるんじゃないかなという印象でした。それに、使わなかった分は返金してくれたのでますます信用がおけました。無事解決しやすい方向に結果的には導いてくれたのでいい選択でした。

☓ 悪いポイント

    • 前払いしかできなかった

結果的に、返金もあって調査もきちんとしてくれたので良心的な探偵だったので安心でしたが何もわからない時点では前払いしかできないのはちょっと不安でした。でも、追加料金が一切発生しなかったのも本当だったのでよかったです。

MRのホームページに芸能人との写真が多いのは?
こちらも、ホームページにたくさん芸能人の写真があるから広告費を使って宣伝しているのではないかと思ってしまいますが、MRがラジオ出演で記念撮影したもの。これに関して経費が広告費用発生しないそうです。探偵という怖いイメージを払拭するための安心感を持ってほしいという取り組みのひとつみたいですね。

 

浮気調査に強い探偵がすべて24時間体制なわけではない

以上の3社については「メールの返信時間」という観点から上位3社をあげましたが、電話についてはいずれもすぐに対応してくれました。
もちろん、他にも何千と探偵事務所があるので調べて分かり次第こちらのサイトで紹介します。
探偵比較.comのサイトで調べている探偵社の中ではほかにはどこも、24時間相談を受付けているところはありませんでしたので深夜の対応をお願いしたい場合はこちらで紹介した3社を検討してみるのも良いでしょう。まずは3社お電話をかけてみて肌に合うなと感じるところを選んでみるのをおすすめします。


共働きの場合なら探偵に依頼する費用も貯めやすいですが、専業主婦の場合は収入が無いため50万や100万程度のお金を貯めるのは簡単なことではないですよね。
けれど、パートナーの浮気に泣き寝入りもしたくないし、「安い」だけの探偵に頼んで失敗もしたくない・・・!

今回は、自分の支出になかなか充てられない専業主婦のための貯金方法を紹介します。

支出の区分を先にわける

早速ですが、家計簿をつけてみましょう。

「節約や貯金をする」というのはやみくもになにもかも削減・・・とやると、必要経費に支障をきたすので

生活に必要な枠を全て決めてあげて、その小さい枠の中でやりくりするほうが無理がありません。

すでにつけている方ならこの作業は省けると思いますが、まずは毎月の収入に対する支出の額をはっきりさせましょう。

毎月の支出額の予算を決める

支出の額は「固定」で支払うものと「変動」するものの大きく2種類にワケられます。

たとえば、家賃や保険料は毎月同じ額で支払いが必要なので「固定」の支出。
それにくらべて「電話代・通信費」や「食費」「生活費」「養育費」「交際費」・・・などは「変動」の支出です。

この内、「変動」の支出からは、なんらかの工夫で貯金ができますので、少し余裕を見て予算額をつけておきましょう。

たとえば…

    • 食費:4万円
    • 外食費:1万円
    • 光熱費:1万5千円
    • 生活雑費:1万円
    • 通信費:1万円
    • 子どもの養育費:3万円
    • 貯金費:1万円

—————————-
ここまでで125,000円

ここから毎月頑張れば少なくとも年末には2〜3万は貯金に回せます。

この「変動」支出の合計の115,000円に「固定」の額を足すと、(例:家賃が6万、保険料が1.5万とすると)
200,000円ほど。

旦那さんのお給料が25万ほどかなと検討をつけて予算だてましたが、ざっくり食費など多めに付けましたが、
余裕のある計算だとおもいます。残額は旦那さんのお小遣いや貯金へまわすことができますね。

お給料が20万ほどという場合でも、この額を変えて貯金は可能です。

わたしのおすすめは、毎月おおよその額を決めて、その月が終わったあとに決算をして
余ったお金は、次月への繰越分として年末に貯金するほうが、心理的に安心です。

家計費からできるだけ「貯金費」のような固定額を作る

貯金ができるようになる方法は、まずは固定して貯金額を決めておくことです。
今回は予備費としましたが、1万でも2万でも貯金額を決めておくことで、確実に貯められます。
ちなみに、貯金額は一般的には収入の2割が妥当と言われています。

「変動の支出」、諸経費の支払いを見直してみる

いくら、毎月使ってもいいかが決まったら、次に「変動」の支出の支払い方法を考えてみましょう。
どうすれば、最低でも2〜3万円貯金できるでしょうか。

これはどんな方の貯金方法でもそうですが、
高いスーパーより、安いスーパーでお野菜を買ってみるのと同じように
効率のいい買い物ができるところを探してみるのがポイントです。

その場合の貯金の仕方はずばり、「買い物場所」と「支払いかた」の見直しをしてみることなんです。

それでは一部を紹介します。

スマホ代の見直し

たとえば、スマホ代は1万円として書きましたが、
格安simに変えて1700円ほどにまでサゲられた!という方も。
特にiphoneは最初に機種代がかかりますが、格安SIMでランニングコストが格段に安くなります。
これで8000円ほど安くなりますね。

クレジットカードや提携の通販サイトをうまくつかう

クレジットカードは、使いすぎてはいけませんが毎月固定で支払いが必要なものの場合は、ポイントが加算されるため非常に便利です。
ポイントが貯まればあなたの楽しみも増えますね。

また、お米やお醤油など、決まって食費がかかるものなども「楽天」や「Amazon」などのサイトから購入して提携のクレジットカードを使えばその分の割引やポイントの加算になってお得です。自宅まで配達もしてくれるので普段のお買い物もラクになりますね。

スマホの支払いなどもクレジットカードで支払いができるようでしたら一緒に済ませます。

支払いはカード会社の明細をみればしっかりと出ますので、管理もしやすく次月の使いすぎを減らす意識も高まります。

クレジットカードはポイントカード同様、分散させるとポイントがたまりづらくなりますし、支払いも複雑にしますのでできれば1枚などと決めて使うのがおすすめです。

結果的にこの方法で、お米や調味料を3000円ほど節約できました。
ネットで比較して購入できるとお店で急いで見るより落ち着いて考えれますね。

ちょっとした散歩には水筒を持ち歩く


たまの息抜きと思って外出したら、知り合いにあってしまってどうしてもお茶に付き合わないといけなくなった、ということありませんか?
小さいお子さんがいると特にファミレスやカフェでの息抜きやおしゃべりが大切になったりもしますが、時々断りづらくて誘いに乗ってしまうこともありますよね
そういうときのために、水筒をもって出歩くのをおすすめします。
「水筒持ってきてるから、また今度ね」の一言で、やんわりとお誘いを遠慮することができます。
また、コップ付きの水筒でしたら「一杯どう?」とすすめて、公園で仲良くトークを愉しむことも。
ちょっとステキな水筒を持っているとケチな印象を与えず、余計に会話が弾みそうですね。

わたしは、これを決めるまで小さなお茶や友達とのごはんなど交際費に月/5,000円近くこのお金に使っていたので、しっかりここを貯金に回せるようになりました。

化粧品を抑えて日焼け止めだけ徹する


朝は顔を洗いすぎずにぬるま湯であらって、化粧水と日焼け止めだけを塗りましょう。
ファンデーションを控えることで肌荒れを予防します。お化粧はよほどのおでかけのときだけ。公園に行く時はアイメイクだけなど決めましょう。

もともとバッチリメイクタイプではなかったんですが、肌に合う化粧水を見つけてから二カ月間ほどで化粧水が5000円、
日焼け止め(冬時期は2ヶ月に1回、夏場は一月に2〜3本)、ファンデーションなどが半年から一年1回ほどにおさえられたので、
10,000円ほど節約できました。

安いものをすぐに買わない

食材はともかく、雑貨や衣類などの安いものはなるべく買わずに一周考えましょう。

  • 飽きないか
  • ずっと欲しかったものか
  • ずっと着合わせたり、フル活用できるか

考えてしまうものなら、結局使わない事が多いです。後で「売る」ことを考えても安いものは売れません。

安いものと思いつつ、月に8,000円ほど使っていましたので、最近はこれを貯金に回せるようになりました。

見直せば削れるものは多い

これまでに上げてきたものはわたしの個人的な支出に関する話しですが、
仕事をせずに専業主婦で暮らしていくことに慣れていないうちは、はっきりいってお金の使い方が難しいものです。

これまでの生活のリズムを大きく変えすぎると何かが壊れてしまうのではないかという不安もありましたが、
自分自身を立て直してあげることで見える部分も増えていきます。

なによりも、今回のテーマで忘れてはならないのが、専業主婦や時間の無い子育てママが「探偵に依頼したい」という部分です。

もし旦那さんの収入が少ない、とおもっても諦める必要はありません。
住宅ローンや子どもの養育費にかかる部分が大きいため離婚ができないと泣き寝入りする形ではなく
あなた自身のための人生として、ここは考えてほしいのです。

貯金をしながら自立するための資金として考えかたをシフトしてみる

探偵に依頼して、最終形はどういう形を望んでいますか?
「離婚」でしょうか?それとも「別居」ですか?

貯蓄をすることは、あなたの「探偵費用の貯金」にすぎませんが、
あなたが今後離婚をしたときにどれだけのお金を今後必要とするかという考えかたの練習にもなります。

生活費はいま、旦那さんからの負担がある分、その部分を今後あなたが子育てをしながら稼ぐ必要があります。
そのときのためにもこの貯金の考えかたは役立ちます。

パートナーの浮気と向かうことを「お金」で諦めないで

探偵事務所には、あなたと同じようにお子さんを抱えて相談に来る方も多いそうです。
お金が少ないからといって諦めず貯金体質をつけて、相談に行ってみてはいかがでしょうか。
適確なアドバイスをしてくれるはずです。
特に女性の子育て経験があるだろうという雰囲気のプロの相談員の多い探偵事務所なら、同じような気持ちで親身になってきいてくれるでしょう。

わたしが 以前探偵社への依頼を検討していたときに驚いたことがあります。それは・・

ホームページに「24時間・年中無休」と書いてあるのに

深夜に相談の電話をかけても誰もでなかったり、「今担当者がいません」と相談に応じられる人がいない探偵社がほとんどだったことです。

今日はこの探偵社の「24時間・年中無休」についてお話します。



ホームページではわからなかった「24時間・年中無休」の文字

探偵社のホームページを検索していると「24時間」相談に乗ってくれるし、待機しているんだろうなという想像をしてしまうのはわたしだけでしょうか。

これはどうやら、探偵に対する勝手なわたしの先入観だったようです。

 

この事実を知ったきっかけは・・

わたしがそれを知ったのは、恥ずかしながらわたしの夫の浮気が原因でした。
彼が昔浮気をしていたときは、深夜残業といって泊まり込みを装っていました。あるとき彼のメールを隠す態度やよそよそしくなることで「怪しいな」と気づいたわたしは 彼の部屋クローゼットに開封済みのプレゼントの箱を見つけました。
それまで帰宅できずに大変だなあと心配していたわたしの気持ちをよそに浮気をしていたんではないかと想い始めたら、さまざまな点と点がようやくつながってきたような気がしました。

あれこれ、対処法にも迷いましたが、
行き着いた先が「探偵社に連絡をする」ことでした。

 

勇気を出してまずは3社。問い合わせの電話をしたら・・

電話をかける前は、ものすごく緊張しました。
半ば半分、どこでもいいからという藁をもつかむつもりでかけた電話でしたが・・

まず一社めにかけたら、電話にでずに拍子抜けしました。

次の一社もなかなか電話にでませんでした。

「24時間」の文字を眺めながら、ちょっと不思議な気持ちになりました。

緊張と不安がよぎりましたが、

さらにもう一社電話をかけたら、おそらく若くて、物腰のやわらかい感じの女性が出ましたが
「わたしは担当ではなく、営業は20時までです」と断られてしまい・・・

正直ちょっと面食らってしまったのです。

その後、気分を落ち着けてメールでしっかりと文章で書き残そうと思いました。
メールだと顔を見ずに言葉を送れるので、状況を書いて、金額の目安も問い合わせました。

 

件数を増やして、多くの探偵社に実際にメールを送ってみたら・・

メールの内容をコピペして、もうすこし枠を広げて10数カ所送ったのを覚えています。
すると探偵社によってこんなに差がでるの??という結果がでました。

    今回依頼をするのを断念した探偵社

  • 返信に2日かかった。もしくは、3日待っても返信が来ない探偵社
  • メールを送ってすぐにレスは来たけれど、そっけない感じのメールの返信の探偵社
  • ほぼ定型文で、書いた内容を全然読んでいない様子の探偵社
  • セキュリティと書いてあったけれど文字化けした探偵社。また、セキュリティメールになっていない探偵社

やっぱり探偵に依頼することは、わたしの家のことをさらけ出すことなのでセキュリティに注意していない探偵社だと不安でしたし、
メールの内容にしっかりと応えてくれないなと感じたり、寄り添ってくれていないなと感じたところも、調査に支障をきたす印象があって避けました。
また、スピード対応してくれるものだと思っていたのにメールの返信が2日かかるところも今回はやめました。

最終的に選んだ会社は
メールでいうと1時間以内の返信だったんですが、やさしくてていねいに考えてくれた雰囲気の探偵社が何社かあったので、そこに電話で問い合わせてみることにしました。

せっかくだったので、次の日の深夜にも(また、浮気されてたんですが・・)深夜に時間ができたのをきっかけに何社か電話をして雰囲気が良かったところに決めました。

 

探偵社の信頼感は「問い合わせ」にもう出ていた

いろいろある探偵社は10数軒あったうち3,4軒ほどに絞られました。

あとは、費用。
あんまり高くて「ぼったくられたな」という感じだと嫌だなとおもったんですが、

しぼっていくうちに、安さをウリにして失敗する探偵や、安すぎて倒産してしまう探偵があるという噂をネット記事で読んでその可能性も感じてしまったのでそういうところを避けて多少高いけれど感じの良かった探偵に面談して聞きに行くことにしました。

ものすごく安いというのとは違いましたが、安心感はとてもありましたし、なにより本当にわたしのようにパートナーの浮気に悩んでいる人の相談に乗ってきたんだなという言葉や対応の安心感がとてもありました。

今回わたしが、お世話になった探偵社は
深夜も常駐してこうやって電話に対応してくれているそうですが、中には直通電話で外から電話にでている探偵もあるそうなので、いろんな状況に良し悪しがあるとは思いますが、どこの探偵かはわかりませんが不安を感じました。

日中に調査を依頼する方にとっては関係が無いのかもしれませんが、深夜に依頼をしたいという方はまずはメールを送ってみて、絞っていくのもいいかもしれません。

プライバシーの保護対策においては、近年どの企業でも非常に厳しくなりました。

しかし、残念ながら一般企業においても、このプライバシー保護の強化については企業によってばらつきがあるというのが正直なところ。

それでは探偵事務所なら、本当に誰にも知られたくないデリケートな依頼をするわけですし、特に慎重であってほしいですよね。

一方で、「個人情報が横流しされて、その情報をもとにゆすられた」という事件もあります。
安心して個人情報保護につとめる探偵社を選ぶにはどうしたらいいのでしょうか。

個人情報漏えいしない探偵社の見極め方

メールだけで依頼ができる探偵社を避ける。

探偵社に問い合わせをする際、面談を避ける人がとても多いと聞きます。

その理由に依頼者側が「探偵に依頼する勇気が無い」「誰かに探偵に依頼しているところを知られたくない」といった悩みがあるためというのがあるようです。

しかし、メールだけで依頼を完結させようというのは非常に危険です。
なぜならこれですと、探偵社にとって実態が無いまま、金銭を要求することが簡単だからです。

契約書もかわさず、当人のプロフィールも少ないまま調査することはまずありえません。
勇気がいるとは思いますが、面談は必要不可欠だと思ってください。
契約内容は必ず対面で、書面で確認することが詐欺被害予防の第一歩です。

まずはメールか電話で問い合わせをした後に、必ず面談をするという手順が探偵の基本です。
問い合わせ時の雰囲気や、面談時の雰囲気がわかれば安心して依頼できる探偵社かどうかを考えることができます。

相談室が実在している探偵社を選ぶ

このコラムで何度か書いてきたことですが、探偵社の中には実在しない相談室をあげてホームページで「全国◯箇所」と公表している事務所もあります。国内に数か所相談室をもうけているようでしたら、希望の相談室をこちら側から指定してみてください。

もし、「そこではなく、◯◯で」と場所を指定されるようであれば、実際には相談室が無い可能性も考えられます。

あえて、その探偵社の本社ビルではないところをあげるのも手かもしれません。試すようで心苦しいかもしれませんが、あなたが騙されないことが、最優先です。

ファミレスや喫茶店では相談しない。させない探偵を選ぶ。

探偵社の中には「ご希望なら、喫茶店でも面談にうかがいますよ」というところもあるようです。
けれど、喫茶店やファミレスは情報漏えいの宝庫。あなたの気づかないところであなたの相談事は全て丸聞こえです。
あなたのことを思うなら、相談室をすすめてくれる探偵社を選びましょう。

また、相談室が実際にあるかどうかを確かめるチャンスです。実在しない店舗をあげて会社が倒産しても気づかずに雲隠れされたりするのを防ぎましょう。

あえて情報保護につとめている努力をしているところを探す。

たとえば、以下のようなことを確認してみましょう。

  • 相談室は自分の希望した地域のものを利用できるか
  • 依頼した内容や自分の情報は調査後どうなるのか
  • 個人情報保護についての取り組みをしているか
  • 自分が依頼した内容を誰にもバレずに調査してもらえるか。

「言わなくても、わかりますよね」という口車に乗らないことです。
あなたのプライバシーは一度でも漏洩されたら、おしまいです。
浮気調査は確実に失敗に終わってしまいます。

そうならないためにも、ご自身が依頼されたい探偵社がどれほど個人情報保護につとめているか、あらかじめ確認しておくことはとても重要です。

➜➜ 総合探偵社のランキングもぜひ参考にしてみてください。

探偵に依頼するときは対象者のことを詳しく伝える

探偵事務所に相談することは一般的に身近ではないのでパートナーの情報とはいえ、どんなものを伝えたらいいか悩むかたもいらっしゃるかもしれません。できるだけ詳細な情報を提供できれば調査日数だけでなく調査料金も抑えることができます。今回はそんな情報の内容について紹介します。

探偵に伝えたほうが効果的な情報

パートナー自身の写真と普段の服装の写真

パートナーの顔写真もそうですが、全身の写真も正面の他に後ろ姿のものもあればいいでしょう。体格や普段の服装がわかると特定しやすく尾行もしやすくなります。探偵によっては尾行の際、耳の形だけを見て尾行する人や、靴の踵だけを見て尾行する人もいます。特に靴の踵は削れ方なども特徴を出しますので、鞄や靴の写真は撮っておくといいでしょう。


パートナーの身長や体型

芸能人をテレビや雑誌で見ていても実際に見ると、小さかったなという話しはよく聞くとおもいます。写真だけでなく実際の身長や体格もお話するといいでしょう。できるだけ誤解させたまま調査にのぞませないように詳しく話すことです。

勤務先の情報

勤務先の情報は、会社名、所在地、電話番号がわかればいいでしょう。会社を出社するところから調査を開始する際などに使います。


自転車・二輪・車の車種

パートナーがよく使う移動手段を詳しく伝えましょう。こちらも撮影しておくといいでしょう。車は車種とナンバーも伝えましょう。


パートナーがあやしい動きをすると思われる日時や場所

あなたが、普段怪しいなと思う日時や行き先など、わかることをまとめておきましょう。会社帰りに必ず立ち寄る場所など曜日などもあれば調査がしやすくなります。

 

愛人のことも分かる情報を伝えましょう

浮気をしているかもしれない。パートナーとずっとそばにいれば、おおよそ検討もつくかもしれません。いろんな人物の話しはするけれど一人だけ会話中目が泳ぐ人物などいれば気になるものです。調査前に気になる人物、もしくはほぼ特定できているようであればこれも調査時間の短縮になりますので、名前、会社名、所在地などを伝えるといいでしょう。くわしく話せばきちんと協力してくれます。信用のおける探偵の探しかたについては「徹底比較!探偵の選びかた」「騙されないための探偵の選びかた」に紹介しましたのでこちらも参考までにごらんください。

パートナーが浮気をしているかもと思っても浮気調査をすることが違法なのかもしれないとためらったことが無いでしょうか。
世の中には浮気調査に至らずに我慢し続けたり、離婚を選択する人もいます。しかし、何も知らないまま我慢する必要はありません。正しい知識持ってと方法の選択をしてみましょう。それでは、よくある疑問に答える違法・合法を説明します。

(パートナーの)パソコンのパスワードを解除して中身をチェックしたら?


これは、不正アクセス禁止法違反です。
スマホも同じです。窃盗罪にあたります。いくらパートナーの浮気の証拠を見つけたとしても、あとからその経緯がパソコンやスマホを盗み見たことと知れれば夫婦だとしても証拠集めには注意が必要です。

GPSを使ってパートナーの動きを見張る


特に違法性無し。車など夫婦内の共有の車につけるものでしたら、違法性はありません。他人の車輌につければプライバシーの侵害になります。
また、違法性の話しのほかに、GPSは使い方によっては対象者に見つかるケースなどもありますので注意が必要です。磁石などで貼り付けて動きを2週間程度見て確認してみましょう。GPSの費用相場は1ヶ月ほどで1~5万ほど。ただし、無くしてしまうと損害賠償など発生し、余計に費用が発生することも。ご利用の際はよく契約を確認するのがいいでしょう。GPSが自宅に届いてしまうとパートナーに気づかれてしまうので郵便局や普段は使わないコンビニ受け取りなどを利用するとバレずに手に入れられます。

パートナーのスマホにアプリ機能を無断でインストールして動向を見る。

これは不正司令電磁的記録供用罪という罪にとわれます。勝手にGPSアプリなどを入れてパートナーの動向を見るといった行為ですね。許可をもらう形でやるといいでしょう。最近ではケルベロスというゲームアプリを入れてGPS代わりにする人もいるようですが、メジャーになってきた方法なので疑われる可能性も。子守りアプリなど、アプリを使ってパートナーの居場所を確認することも多いよう。お子さんがいらっしゃる方などはパートナーにアプリを設置してもらいやすいですね。

盗聴器をしかけてパートナーの動きを見張る


盗聴器についての直接の違法性はありません。「盗聴器を使って、聞く」といった行為だけについては取り締まるものはありません。しかし知り得た情報を使って侵入したり情報を恐喝・つきまといに使うと罪になります。
盗聴器はいろいろな種類がありますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。たとえば電池式のものは電池切れをすることがありますし、メモリ容量にも限りがあります。また、電池切れをしないために電気のコンセントに仕組んだものなどもありますが、実際そこの部屋をパートナーが利用するか、音声の質はどうかといった問題もあり、現実的ではない部分も。秋葉原などの専門店で取扱がありますのでくわしく問い合わせた上で購入を検討するのがいいでしょう。

探偵に依頼してパートナーの動きを見張る

探偵は「探偵業法」に則って調査をするため「探偵業届出証明番号」が発行されている探偵なら合法です。届け出のある探偵は違法性のある調査を行うとただちに罰則を受けます。また、違法性のある調査を行うことで依頼者の案件の解決はより困難にさせますので正しい判断のできる探偵を選ぶことが大切です。

まとめ

今回は大きく5パターンわけて紹介しましたが、違法性が無いからといってあまり公言しないほうがいいでしょう。それは周囲からパートナーの耳に漏れるケースがあるからです。また、ある程度焦点をしぼって考えることは大切ですが、素人判断で失敗してパートナーに気づかれると余計事態を悪化させる結果になります。できるだけ安い方法という選択よりも「どうしらべたいか」をはっきりさせてから手段を慎重に選択することが大切です。

探偵というと事件の謎を解いたり、殺人事件のミステリー小説などを浮かべる人も少なくないのではないでしょうか。あまりにも探偵の名前のつくアニメや小説が有名なためにこのようなイメージがありますが、実際の探偵とは他人の秘密をひそかに調査する行為やそれを仕事とする人のことでこれは探偵業の法律によって定義されて働いています。

探偵業と興信所の違い


探偵業と興信所の違いに現在はさほどの違いを設けてはいません。
しかし両者ともその歴史は世界的に見て古く、19世紀中頃にパリの国家警察で犯罪捜査曲を設けてのちに個人で活動したフランソワ・ヴィドックが世界最初の探偵とされているそうです。(参照:wikipediaより
ちなみに日本では明治24年に「詐欺師や盗人の所在を調べたり、他人の行動調査」をするものだと朝日新聞の広告記事に掲載されていたそうです。

一方、興信所でいうと翌年明治25年に日銀と大手銀行グループの共同出資で設立されて、明治33年には帝国データバンクの前進となる帝国興信所が設立されたとあります。

こう考えると古くは個人の尾行や行動調査を始まりとしたものが探偵で、企業に対する調査が興信所という棲み分けだったようです。現在は興信所であるか、探偵という名前であるかを看板でわけてはおらず「何の調査ができるか」といった調査項目をそれぞれのホームページやチラシで確認するとよいでしょう。

浮気調査を探偵に依頼するメリット


探偵業・興信所、共通していえることは以下のとおりです。

  • 内緒でパートナーの行動を調査できる。
  • 愛人のことを調べることができる。
  • 調停や裁判に使うための証拠収集ができる。
  • 探偵によっては、今後の自分の方向性などを相談できる。

一般的には以上のようなことが浮気調査を得意としている探偵事務所には期待できるでしょう。
つまり、「本当にパートナーが浮気しているか」「裁判の証拠として提示できるレベルの証拠がほしい」といった要望にきちんと応えられるものが、探偵の仕事といえるのです。
しかし調査の質や対応・料金については、それぞれ事務所の質に違いがあります。評判などについては探偵比較.comを参考までにごらんください。

探偵事務所で出来ないことも

探偵事務所でできないこともあります。例えば、「人探し調査」などは人命を守るために緊急にすべき内容としては引き受けてくれますが、ヒアリングをして内容的にそれがストーカーの被害を生んだり、DV、トラブルの要因となると予想されるものについては断られます。冷静に見極めきちんとそこの判断をして提示くれる探偵だと安心ですね。

信用できる探偵事務所を見つけるには

これは最低限のことですが、探偵業届け出番号があることをチェックしてみるといいでしょう。探偵業の営業開始の際に所轄警察経由で営業の届出をすることが定められています。契約をするときにはきちんと依頼者に説明すること・犯罪行為や違法行為はしないこと・業務上知り得た人の秘密を漏らさないこと・資料は不正をしないこと・探偵業者内できちんと教育を行うことなどといった内容が義務付けられています。また登録をされていることによって都道府県の公安委員会が探偵業者に対して、立ち入り検査や営業停止命令、報告の徴収を行うことができます。(参考:警視庁

まとめ

いかがでしたでしょうか。浮気調査はまさに探偵の得意分野なのがおわかりいただけましたでしょうか。しかし、世の中には5000件以上の探偵があります。信用のできる会社、そうでない会社もさまざまです。よろしければ探偵比較.comを参考までにごらんください。

探偵比較.comをごらんのみなさま、こんにちは。
さっそくですが、みなさんにとって探偵事務所とはどんなイメージですか?
探偵というと昔から探偵もののドラマで見るような暗くて陰気なイメージがしませんか?

かくいう以前のわたしも探偵のイメージは男性が多くて、煙草の煙が漂う怖いイメージでした。脅されたり言い負かされて大金を支払うイメージもしていました。浮気調査を探偵に調査することすら思ってもみなかったのですが、探偵に依頼経験のある今はだいぶそのイメージは無くなりました。もちろん、わたしの想像していた通りの事務所もありましたが、女性が多くて安心できる探偵社もあることがわかりました。

以前相談に行った探偵事務所も、すこしでも怖がらないようにと女性が丁寧にお茶を出してくれたりアロマのウェットティッシュを出してくれたところもありました。お手洗いも女性がホッと安心できるようなアメニティがあったりアロマが置いてあったり工夫されていました。それを見ただけでホッとしました。結果的にそういうところに気を配れる探偵って、いろんなケアが行き届いていて安心できるなと思って依頼することにしました。実際依頼後も、いろいろ気遣ってくれて安心して調査をお願いできました。

わたし自身、パートナーの浮気をきっかけにいろんな探偵社に行くことになったのですが、実際に探偵をたずねて共通してわかったことがあります。それは問い合わせの感触は事務所の雰囲気に影響しているということでした。

「問い合わせの対応」は「探偵社の姿」

電話対応編

たとえば、問い合わせをしたときに3〜5コール以内に電話に出た事務所は対応にスピード感を感じました。しかし、相談をしてみると問い合わせの担当者の方の雰囲気が冷たい言い方だったり、あまりこちらの相談内容を聞かずに口早に話す担当者の事務所は、対面の相談の際も、わたし自身があまり納得しないまま進行して契約になりそうな印象をいだきました。
こういった対応については相性の問題なので、感じ方や捉え方は人それぞれです。ホームページで調べているだけよりもまずは電話をしてみて担当者の声を聞いてみる必要があるのを感じました。

次に、今回検討してみてわかったことはホームページでは「24時間対応」とかかれているのに、実際は24時間対応している探偵はほとんどいないということです。その中でも対応している探偵社はわずかにありましたので探偵比較.comの探偵事務所比較を参考にしてみてください。

メール相談編

メールで相談をしたときは特にその探偵社のイメージが顕著に分かれました。メール問い合わせはほとんどの探偵社で設けているのに返信が2日たっても無かったり、対応がさまざまです。平均して30〜40分ほどで親身のある返信のできる探偵社が好印象でした。また、相談内容をちゃんと読まずに何度も答えさせるような質問をする探偵社や、テンプレートで返す探偵社は避けたいものです。あとで調査に響きますし、文字できちんと書いた相談内容に応じてほしいものです。

その他

探偵事務所によってはLine@やチャットツールを使う事務所も増えてきました。はじめから電話をするのはちょっと緊張しますし、メールもなんてメッセージを書いたらいいかためらうこともあるので短文の応答形式で入力できるのは便利です。とにかく連絡をするときは「どうしたらいいかわからないけれど、いまどうにかしたい」という多少感情的になりますし、連絡ツールが選べるのは良心的です。

まとめ

いかがでしたか?料金はいくらくらいなのか、結果的に何日ほどでどんな調査プランをたてるかといった話しは電話やメールではどこも答えられません。実際に対面でよくヒアリングをした上でないと調査内容を検討できないからです。けれど探偵事務所の雰囲気の良し悪しは問い合わせ段階で検討、ピックアップすることができます。いくつか雰囲気のいい探偵を絞って見積もり相談に向かうといいですね。ヒアリングは必ず探偵事務所の相談所を設けていてホームペジに中の様子を掲載している事務所をおすすめします。

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