パートナーの家族との信頼関係を築くには

いくら大好きな妻または夫でも、相手の家族とはなかなか良い仲にはなれないという話は多いもの。特に母親の存在というのはいつの時代も難しく、恋人のような存在の息子を取られたという立場では、嫁はライバルのような雰囲気になることもあれば、一から十まで重箱の隅をつつかれる思いをしたという家もあるでしょう。

探偵比較.comのコラムの中ではちょっと関係のないテーマのようですが、パートナーの家族とどれだけ信頼関係が築けているかというのは、実は夫の不貞行為が行われたとしても問題解決しやすいんです。


たとえば、これは無粋ですがあなた自身が探偵の調査依頼をするお金が無くても、夫の家族が協力してくれる家庭も実際にありますし、そうでなくてもできる限り親身になってそばにいてくれることもあります。

はじめは近づきがたいなと思う関係もあるかもしれませんが、結婚を決めたら夫の家族も自分の家族と思って良い関係を築きましょう。

夫の先祖も大事にできる関係性

夏から秋にかけては特に帰省の多い季節。帰れば仏壇やお墓参りに出て手をあわせることも多いでしょう。特にこれまで、その習慣が無かったとしても「ご供養と、◯◯さん(パートナー)が元気で活躍されていることのお礼参りとして」とでもいって、お仏壇があればお参りすることを心がけましょう。
堅苦しいようですが、自分の先祖にパートナーが手をあわせてくれることを嫌がる人はあまりいません。特に、お盆やお彼岸時期でしたら手をあわせる理由も明確ですので自然な信頼関係を築くことができるでしょう。

お墓参りを意識した手土産


お供えも持参すべきか?

しきたりによって違いますが、手土産とお供えは兼用せずに分けたほうが良いでしょう。
お墓参りという意味でお供えを用意する場合や喪中などは、手土産とは別に故人が好きだったお菓子やお酒などは喜ばれます。


ろうそく

最近では桐箱に入った美しいろうそくもあります。ちょっとした手土産としても。
または、故人が好きだったものを模したろうそくなども食べ物を腐らせたくない場合の御供えものとして人気です。LEDろうそくなどであれば、火事ややけどの心配などがなく高齢の方でも安心して使えます。


お線香


お墓参りに行くことがあらかじめわかっている場合、またはお家に仏壇があるおうちであればこの時期お線香を手土産にするのも良いでしょう。新盆見舞いや喪中見舞いにも適しています。最近では、色、香りや煙の量を選べるさまざまなタイプがあるので紹介します。

微煙香、無煙タイプ微香タイプ

四十九日の間、線香の煙は「香食」といって仏様のご馳走と言われていますが、手元供養や仏壇の場合、香害や近所トラブルが噂される現代の住宅事情もあるので、家の中での線香の香りにも気をつけてあげたいものです。仏壇に供えるお線香はできるだけ微煙または無煙で、香りが少ないもののほうが喜ばれます。また、自宅での供養だけでなく住宅地にある小さな霊園なども煙に慎重になっていることが多く、霊園で販売している煙の少ない線香を使うことが決められている場合もあるので注意しましょう。


香りや作りにこだわったタイプ

香りや、雑貨がお好きなご家庭ではお線香も装いが美しいと喜ばれます。
もちろん、香りや色には好みがあるのでパートナーのご家族の嗜好や好みを思い出しながら選んで見るのも良いでしょう。ただし、あまりお相手の趣味と合わない場合はおしつけがましくなる印象も受けやすいので渡し方や選び方には注意しましょう。
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水引は必要?体裁は?

忌明け前後など、御供えの場合には水引をかけるような場合は線香が桐箱や塗箱に入った品物に適しています。忌明けまでに用いるお悔やみには銀水引を、忌明け後に用いるお悔やみには黄白水引で結び、用途に合わせた形で贈ります。
表書きは、冗談に「御供」「ご仏前」などを書き、下段に「お名前」を書きます。

また、御供えとしてではなく手土産として渡す場合は必要ありません。熨斗はつけずに紙箱に包み紙で構わないので線香が折れない形で「こちら、お彼岸(お盆)ですのでご供養に良ければお使いください」といって手渡すのも良いでしょう。
手土産に掛け紙を付ける場合には「暑中見舞い」「残暑見舞い」「ご挨拶」「お土産」などとするのが一般的です。
掛け紙や水引は地域によって違うので直接確認することをおすすめします。


家族のタイプを理解して手土産を選ぶ


手土産は話題作りのきっかけです。御供えとは別に持参すると喜ばれるでしょう。
あまり高価ですと相手に気を使わせてしまうので、3000円から5000円程度がちょうどよいとされています。しかし、新盆の時期にはもうすこし値がはったものを持参してもかまいません。ご実家の気持ちに寄り添った対応ができることが一番です。お相手の家族に合わせた贈り物ができると良いでしょう。


小さな子どもがいる家族

パートナーの姪っ子や甥っ子が同居している場合や、お盆やお彼岸だけに顔を見せにくることもあります。こんな時には、子どもも喜ぶ「おやつタイム」を家族で楽しめるものがおすすめです。季節のゼリーやジュースのセット。お菓子の詰め合わせなどがおすすめです。自宅に招くのであればケーキ類の生菓子でもかまいませんが、手土産はその日に食べれるとは限りませんので生菓子よりも日持ちのできるものを用意しましょう。パートナーに子供の頃の好みを聞いて選んでも話題が増えるでしょう。


お盆やお彼岸の時期に親類が集まる家族

大きな一軒家の場合、親類が集まりやすい時期といえます。パートナーのお母さんがご飯を用意してくれるようであればそれとかぶらずに、簡単に消費ができるもの。または、お盆の忙しい時期が過ぎたら少し休ませてあげられるようなものを用意しましょう。
ビール缶のセットや、日本酒の一升瓶なども当日消費しやすいものとしておすすめです。他には、箱入りのそうめん、ドレッシング、サラダ油のセットは日常で消費できるので手土産に適しているでしょう。お土産は箱入りのものを選びましょう。


60代以上の夫婦ふたり、または一人暮らし

地域の名産品や銘菓など、または義父や義母が好きなものを選びましょう。高齢になるとあまり大きなものをもらっても食べきれないことや、手のこんだ調理の必要なものは迷惑といわれがちです。日常的に、簡単に口に運べるものがおすすめです。
有名店のフルーツやお菓子などがおすすめですが、義母や義父の持病やアレルギーなどには十分注意しましょう。
また、病気などで糖分を控えていたりアルコールを控えている場合などもありますので考慮しましょう。

手土産の渡しかたとタイミングは?

手土産を渡す時は部屋に通されてから挨拶をするタイミングで手渡します。必ず袋から出して渡しましょう。小さなところでお相手の心象は変わるものです。
笑顔で「お久しぶりです。お世話になります、よろしくおねがいします。」と心をこめて挨拶しましょう。

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