不倫をしがちな人っていますよね。
不倫をする人というのは大抵繰り返すことが多いものです。この負のループを断ち切るには、不倫をする本人が「不倫はしたくない。やめたい」という意識を持ったり、抑制したりコントロールをしないと、この不倫体質は変えられません。
今回は不倫をしてしまう人の考えかたと治し方を紹介します。

浮気をする人の考えかた


「甘え」が抑制できない

人は体に害があるとしりつつタバコを吸ったり、お酒を飲んだりするものです。
わたしの回りの友人たちの中にも不倫をしてしまう人がいますが、禁煙・禁酒できないのととても似ています。
なんでこんなに簡単に浮気や不倫をしてしまうんだろうと思ってしまいますが、本人たちもいけないことだとわかっていながら、普通の恋愛と同じように「好きになってしまうのはどうしようもない」の一言で自分の中に容認してしまうんですよね。
単なる「甘え」が原因と思うと、非常に理解に苦しみますがこの欲情にはメカニズムがあるのをご存知でしょうか。



これはテストステロンという男性ホルモンが急増することが原因なんです。テストステロンは性欲や性衝動の作用。異性を惹きつけるために体臭といわれるフェロモンを発生させます。そうしてドーパミンという興奮作用のある神経伝達物質を増やしているんです。実はこのテストステロン、生まれる前の胎児のときから生後6ヶ月にかけて多く分泌されているんだそう。テストステロンばかりではありませんが、骨格や筋肉の成長を促す作用なんだそうです。その働きの一部に男性がセックスを行うための「興奮」や「勃起」をするスイッチを立ち上げてはたらきがあるのだそう。(出典:テストステロンの作用・はたらき
さらに、このテストステロンは目の前の女性が本当にキレイに見えたりして女性の剪定基準を下げさせるという特徴も持っているんだそうです。出典 モテホルモン「テストステロンが多い男のマイナスな特徴」あまりにも衝動的すぎる抑制のできないのは「テストステロン」の影響も少なからずあるんですね。ちなみに女性は男性よりも5〜10%とわずかながら、このテストステロンは男女かかわらず人間自身が分泌しているようです。


誘惑に負けやすい

不倫は普通の恋愛とは違います。会っているときはカッコイイようなことを言うかもしれませんし、リードしてくれたり頼もしい感じがするかもしれませんが実際のところは口ばっかりうまい、けじめのひとつもつけられない嘘つきとつきあっているだけです。

しかし、相手のメールを返してしまう。甘い言葉にのって、誘いを断らずに乗ってしまう。
不倫から断ち切るというのは、常識的な人間関係と同じようにしていてはいつまでも負のループを続けることになります。

人道的ではないと思われるくらいに「無視する」「逃げる」「断る」ようにして、断ち切る勇気を持つことが必要です。

女性の場合、子どもができたらひとりで生まなくてはいけない。結婚もできないかもしれない。中絶を経験している子もいます。
そうまでしても、この辛さは女にしか理解できませんし、いつだって報われませんし本当に不倫していることは幸せを生まないからです。


妻や夫のせいにする

不倫をする人は、「うちの妻(夫)とはあわないんだ。きみといるほうが幸せだ」と浮気相手にいうですが、こんな発言を真に受けてはいけません。結婚すればひとつやふたつ、喧嘩をしたり合わない日々もあります。もちろん原因は夫婦の数だけあるものです。しかし浮気をしていい理由はひとつもありません。


浮気や不倫が癖になるというのはあらゆる責任感から解放されて、独身時代のように楽しいことだけをしていたいだけなんです。また、こういった行動を妻や夫のせいにするのであればひとつ考えられるのは家で喧嘩が頻発していないかということです。もし多いようなら二人の生活をすこし見直してみるのもよいでしょう。

結婚後、独身のときとは生活が一変していきます。結婚式、住居の購入、子どもがうまれたりと今までの生活とは大きく変わってお金もかかりますし責任も随分ともなうようになります。何が大切で、何をしなくてはいけないなんていうことは経験しなければわからないことばかりの中で戸惑うことも多いんです。仕事も年齢的に責任をかぶるようになります。家での性行為だって妊娠中などままならないこともあります。生活のあらゆる変化から家庭内がギクシャクすることもあります。こういう連続に耐えきれず、こういうところで浮気に逃げる人もいるのは独身時代に自由でいたことにかえりたくなっているのです。


浮気に逃げるひとは逃げる癖がついています。
だから、浮気相手とだったらうまくやれるなんていう理屈があるわけがありません。なぜなら、そのくらいの精神力と気概があれば家庭もうまくやれるからです。

逃げる癖、と書きましたが、「癖」になってしまったらもう治らないかなとおもいませんか?
でも考えてみてください。あなたが小さいころにあった癖、まだ残っているものっていくつありますか?
生活が変われば癖もいつのまにか治るものです。


不倫癖を直すには

テストステロンは下がることを理解する

男性的な攻撃性や怒りっぽさ、物事の捉え方や決断力。これらはテストステロンが影響を及ぼしているのだそうです。「デリカシーは無いけれど、バイタリティがあって前向きな姿が素敵だな」とパートナーを好きになったのなら、これもまた相手のもつテストステロンのおかげといってもいいんです。
しかし、はじめにも紹介したようにこのテストステロンが影響を及ぼして性欲を向上させていることも事実です。逆にテストステロンが失われると大きな挫折感を味わったりストレスにさらされ消極的な状態になるようです。(出典:テストステロンの作用・はたらき
また、涙を見ると性的興奮が萎えてこの分泌が低下するそうです。また子供ができて父親になることでテストステロンを下がった人も多いそうです。


まずは、パートナーを不安に陥れようというのではなく、長い人生生きていくなかで挫折や不安というのは必ず味わうもの。そうした中でテストステロンも下がり落ち着いていくので不安なときにこそそばにいてあげるようにしたらいいのではないでしょうか。
また、友達夫婦のままでいるとそれもまたテストステロンを下げる要因になります。子供を望んでいる方は子供をつくるようにすることが最善策といえそうです。


誘惑を断ち切るための方法を見直す

人間には実は無数の誘惑との戦いがあるそうです。
自己コントロールの能力が高いか低いかで自分の欲求がコントロールできるかどうかが決まるそうです。さらにいえば、誘惑をする人というのはこの自己コントロール能力の低くても返せるメールを送って来る人です。簡単にいえば、非常に答えやすいメールを送ってくるんです。
「お寿司は好きですか?」「お肉は好きですか?」のような、断る必要の無いメールや、罪悪感を伴わないメールにはじまり次々とデートという負に誘いこみます。このループに負けないためには、このメールを返信する先には恐怖が待っているというイメージを持つことです。
誘惑にかられている間というのはこの恐怖がイメージできていません。そして、誘惑が来たときの逃げ方を知らない人が多いのです。まともに、誘惑をする人と話そうとしなくてもいいということを知りません。

夫婦でできることとは、一度、簡単な会話でもいいので不倫モノで失敗するドラマなどを見ること。そして話し合ってみることです。
メールを無視する。返信しないを徹底しましょう。そして、何かがあったときは二人で解決できるということを話し合いましょう。
浮気を防止する方法は二人で解決するんです。


不倫の罪悪感を味わうのにつきあう

浮気や不倫にはしるパートナーの気持ちを理解することは難しいとおもいます。まずは、不倫をするパートナーとまともな意識でつきあうことをやめてみるのが最善策です。そもそも浮気をしてしまったあなたのパートナーというのは自分のことしか考えられない状態ですので、その視点で付き合っていかないとつきあっている自分自身が嫌な思いをするからです。


テストステロンの話しと被りますが、パートナーが不倫したことを後悔に行き着くまでつきあってあげることです。

パートナーが婚姻中、外に目を向けていつまでも遊んでいてはいけないなということに気づいてもらうしかありません。不倫は恋愛の延長ではなく「やってはいけないものだった」と知るまで終わりがきません。
これは、とても骨の折れることですし、愛情が無いとなかなかできません。しかし、この決意で、愛情の薄れていた夫婦も結果的に長く寄り添うほど生まれた形もあります。


パートナーが不倫をしてしまうのは罪悪感をイメージできないからです。本当にパートナーが不倫の泥沼や恐怖を理解したとき、「もうあんな思いはしたくない」と、面倒くさくて近づかないようになります。その時期を超えるとやっとずっとそばにいたあなたとの絆に気づき、固まり、楽しい夫婦の生活となります。

馬鹿馬鹿しいと思いますし、呆れてしまいますがもちろん、あなたにも「離婚する」選択肢もあります。あなたはあなた自身を守り、何が大切なのかだけをまずは第一に考えていいのです。その上でパートナーと続けていくのなら、少しずつ歩み寄る必要があります。


ちなみに不倫をやめたいと、パートナーの意識の中で思うようになるというのは、「不倫相手といると面倒だな」という意識に変えることです。

たとえば・・

  • 不倫相手が結婚をせがむ
  • 不倫相手が子どもを作りたがる
  • 不倫相手がお金を要求してくる
  • 不倫相手がうつ状態になる
  • 不倫相手が責任を求めてくる

こうなると、確実に不倫に対して嫌悪感を感じて遠のきます。異性に対して描いていた理想ばかりの部分から違和感を感じて、ちょっとひいてしまうんですね。(まったく、勝手ですよね)

では、これらを踏まえて、あなたができることはなにかというと、やはりきちんとしたけじめをつける他ありません。
「もう浮気しないから」なんていう軽はずみな謝罪に簡単に「いいよ」なんていう話しではありません。

方法としては、きちんとした不貞の証拠をとって、不倫相手に「もう絶対に会わないでほしい」という交渉をすることです。
慰謝料を請求すれば、大概は不倫相手は手をひきます。逆にいうとそのぐらい交渉をしないとずるずるとひきずることになり証拠を見せた意味が無くなることが多いんです。

不貞の証拠は探偵に調査依頼することで撮ることができます。必ず失敗をしないところを選びましょう。信頼できるプロの調査会社で、できれば信頼できる弁護士事務所も紹介できるところに頼むといいでしょう。また、その証拠の出し方、タイミングなど安心できる探偵事務所は、これら一連のことを弁護士事務所と提携して、きちんと相談にのってくれて、バックアップサポートしてくれます。


結婚生活のやり直しのために

結婚して浮気をされてしまうことなどだれも思い描きませんし、なんでこんな不安な気持ちにさせられてしまうんだろうとうんざりすることもあるとおもいます。しかし、浮気されて7割がやり直しをするといっている探偵社もありました。きちんとプロの判断にお願いして調査をしてひとつずつ問題と向き合ってみてください。
「そんなことで浮気するの!?」という小さな理由かもしれませんが、ふたりにとっては大きな問題として受け止められるようになれば二人のかたちの結婚生活がきちんとできるようになります。

諦めないで、そばにいてパートナーと添い遂げてくださいね。

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