結婚一年目にして夫の不倫発覚…

東京都に住む加奈子さん(34歳/仮名)は、結婚5年目。子供無し。
結婚して半年、夫の会社の部下である女子社員と不倫をしていたことが発覚。
以降、離婚をするかどうか悩みながら婚姻生活を続け、ようやく修復をした二人のことをインタビューできましたので紹介します。


夫が怪しいと気づいたとき..

サカナ:ご主人が不倫していると気づいたときの様子を教えてください。
加奈子(敬略):はい。当時は共働きで忙しくしていて、夫とはケンカばかりで、たった半年でしたがいつ離婚してもおかしくない状態でした。ほぼ毎日のように喧嘩を繰り返して、絶えられずわたしが家出した次の日、帰宅したら寝室に女性の化粧ポーチが置いてありました。




サカナ:え。。それって愛人を家に連れてきた形跡ですよね。
加奈子:そうなんです。背筋が凍るってこういうことなんだなって思いましたね(笑)
夫は女装癖を持つひとでもありませんし、誰のものかわからないポーチを思い切り捨ててしまいたい気持ちと、なにも答えにならない不安で頭が真っ白になりました。


離婚のような別居状態

サカナ:そのあとすぐに修復期間にはいることはできたんですか?
加奈子:とんでもない。当時は、夫に思いを寄せる子がいたとしても行動に踏み切るひとだとは思ってませんでしたし、頭の整理をつけるのにいっぱいいっぱいでした。

それに当時は夫と二人で暮らす以外友だちとの交流もなかったので、相談相手もいなかった。
だから、何が正解なのかも全くわからなかったんです。子供もいないですし、離婚もできるといえばできる。だけど、お互い別居して冷却期間を持つことにしたんです。



サカナ:別居期間中、旦那さんの浮気はエスカレートすることはなかったんですか?
加奈子:そうなんです。エスカレートしました。もはや、夫は彼女にのめり込んで離婚と変わらない状態にまでなりました。それを見て、もうすべてが終わったと思ったしなにか価値観っていう見えない自分の中に持っていたものが音をたてて崩れていくみたいでした。もう、触りたくもなくなって逃げたくなって、泣いてばかりの日々でした。



サカナ:変な質問ですが、旦那さんの浮気を原因として別居期間中は加奈子さんは恋愛に走ることはなかったんですか?
加奈子:よくある話みたいですね(笑)わたしの場合は、恋愛に走りたいということはな無かったですが、つきあおうと言われたことはありました。結婚してから今まで居なかった交友関係のほうが欲しくて家にいると悲しくなるので、近くの飲み屋に通って女性も男性もとにかくいろんな人と出会って結婚の愚痴はせず、くだらない話ばかりをしました。
つきあおうと言われた方ともよく話はしたりしましたが、付き合いたいと感じることはありませんでした。なんとなくですが会話や言葉、センスなど小さなところにやっぱり私は夫とのほうが合ってるんだと感じたからです。


サカナ:旦那さんが浮気にのめり込んでから、どうやって二人が修復に向かったんですか?
加奈子:夫はわがままで、普通の女の子が夫を世話することはできないだろうというのは私の中にひとつありました。案の定というか、やっぱりうまく行かなかったみたいで言葉にはしないんですが、そういう時調子よく、夫は「ごはんどう?」と定期的にわたしのことを誘ってくるんですよ。それでもう思い切り浮気の愚痴を聞いてやりました(笑)。普通じゃありえないですし、これまでのわたしの常識ではまずありえないってきっと怒ってたと思います。でも、夫がひとつの人生経験を外でやってきたような印象で受け取れて、なんだか笑って聞いてしまいました。多分わたし自身も、別居して大好きなお酒をひたすら飲む時間や交友関係をつくる時間をもったりしたことで、なにか余計なものをそぎ落とせたのかもしれません。自然と、夫に「私にしたらいいじゃん。わたしならもっとあなたのことを大切にするよ」って言っていました。別居から8ヶ月くらい経っていました。

夫の浮気相手について加奈子さんのとった行動とは..

サカナ:旦那さんの浮気相手について特定はできたんですか?
加奈子:
夫はずっと、「昔の女の子の友人が相手だ」と言っていましたが、実際は私も面識のある会社の部下と付き合っていたことがわかったのは実はずいぶん後のことでした。たまたまその子と二人でごはんに食べにいくときに化粧室に立ったカバンに入っているポーチを見て「こ、、この子だったのか。。。」と気づきました。
夫の浮気に付き合った彼女は、すっかり憔悴しきっていてなんだかもう「お疲れ様でした」と声をかけたくなるほどでした。
わがまま放題の夫は「彼女の方から誘ってきたんだ」と言っていましたが、おそらく夫のほうから気持ちを寄せていったんだろうなとわたしの中で解釈してますし、なんだか夫の浮気の原因は私にもあると思えるようになったので、一概に彼女を責める気持ちにもなれませんでした。

彼女とは旦那の良さも、悪さもわかりあえる良い仲間になってしまいました。会社をやめた彼女は、自然と今は会う機会は無くなりましたが、彼女の人生を応援する気持ちは持てています。



探偵を使うべきところと、そうでないところとは?

サカナ:なるほど。話は戻りますが、ポーチが家に無かった段階では浮気をしているかどうかわかっていたんですか?
加奈子:気の多い人ですし、好きなタイプの顔の人に会えばいつでも行動に出ると思っていました。だいたいいつもなら、「この子のこと好きになるな」というのがわかるんですが、今回はまさか家に呼ぶとは思いませんでしたね。次に浮気するようなら必ず探偵に依頼すると思います。
サカナ:加奈子さんにとって探偵に依頼する理由というのはどういうところですか?
加奈子:前回の夫の浮気の時点では、私自身夫への理解が無かったことや、結婚半年にして婚姻生活に諦めてしまっていた部分もあったんです。収入もそこそこありましたし別居する費用も賄えた。出会いもあったし人生の選択肢もそれなりにあった。家に女の子のポーチがあった時点で、夫も言い訳しながらも「バレた」という認識だって持てていたと思うんですよ(笑)

でも、次に夫が浮気をしたなら、もう浮気してはいけないんだよということを理解してほしいので探偵を雇うと思います。おそらく、本当にちょっとした心の隙間に「この子ともっと仲良くなりたい」とエスカレートしていくんだと思うんです。でも、これからはそういうことに罪悪感も感じてほしいんです。だから、わたしがヒステリックにいうことなのではなくて、法的な措置として取りたいんです。
探偵の調査結果はかなりリアルだと聞いています。証拠を撮ってもらってちゃんと夫には不貞を認識してほしいんです。離婚ではなくてまたこうやってやり直して、「夫」という一人の人生と向き合っていきたいんです。
だけど、きっと次は心が折れていると思うので、カウンセリングサポートがしっかりとしている探偵社を選びたいですね。


夫の浮気の原因は夫を理解できていなかったこと

サカナ:加奈子さんにも旦那さんの浮気の原因があると思われたのはどうしてですか?
加奈子:結婚したては、わたしも男性顔負けで仕事をしていたので、夫が仕事で疲れて帰ってくる気持ちを親身に考えてあげられなかったんです。私だって、忙しかったし、私だって疲れているけれど、帰ってきて料理もしている。家事もしている頑張った。「私だって」ばかり、彼自身も疲れていることをちゃんとわかってあげられなかった。でも、ある時夫が家で仕事をしているのを見て「こんなに難しい大変な仕事をこなしてたんだ」って知って、自分はなんて表面的にしか夫を見ていなかったんだろうってことに気づいたんです。
もっと支えてあげないと、そう思えるようになってからすべてが変わった気がします。
夫は仕事が好きですし、なんとしてもこの仕事ができている夫を支えたい。だから、わたしの仕事をもうすこし楽なデスクワークのパートに切り替えて自分をできるだけハードではない状態にして、家事をメインにして夫の仕事を主軸にしてがんばってもらうようにしているんです。そしたら、夫の健康面や精神面にきちんと向き合えるようになりました。

それからは、なんだか付き合いたてのカップルのようにうまく行きました。


修復した今も夫の浮気を疑う?

サカナ:今はもう仲の良い二人のように感じられますが、また浮気をするかもしれない、もしくはしていそうという不安は無いですか?
加奈子:今は無いですね。ただ、今回の私自身の反省点や夫のことを理解できていなかったら、ただただ不安だったように感じます。いつ浮気するかもしれないという気持ちに今も心を痛めていたとおもいます。また、浮気をする可能性はこのまま数年間一緒にいれば出てくることもあるかもしれませんね。夫とはこうやって付き合っていかないといけないなとも思いますが、他の人では代えられない素敵な部分もたくさんあるので付き合っていこうと思います。

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