探偵社のホームページの調査料金を調べると、ご自身のケースの目安として考えにくかったり、この金額で何ができるのかと考えることはありませんか?


それは「1日◯◯円」「案件1件◯◯円〜」「1時間◯◯円〜」というように各社料金とも料金の書き方がバラバラだったり、あえて金額を明示していない探偵社もあるからです。料金のイメージがしづらいかったり、どのような時間数で依頼をかけたらいいのかも悩みます。今回は、探偵社の調査料金の考え方と依頼方法、探偵社5社を比較して紹介します。



正しい?ぼったくり?
探偵広告の料金表示の意図を知ろう

探偵社を比較検討するとき、調査料金をはじめに調べる方が多いとおもうのですが、ホームページに書かれてた料金よりも調査後は結構高額になってしまったというレビューが多いのをご存知でしょうか。

「それって もしかしてぼったくり?」と考える人も多いのですが、実はそうとも言い切れません。

そのぼったくりと言い切れない理由は..

  • ①依頼者が見たい広告と探偵社が掲載する意図のズレているだけ。
  • ②依頼の目的が明確に無いため、調査中追加して延長になる。

この2つが原因なんです。探偵側の責任もあるとおもいますが、依頼者側の準備ができているかということも理由として含まれるからです。

それではそもそも誤解したり惑わされた思いにならないようになるのを解消する料金のホンネを知っておきましょう。


探偵が本当に伝えたい料金を知ろう

当然ながら依頼者は、「料金の概算をしりたい」「安い方法を探している」おおよそこの思いで広告を調べますが、

探偵社側のホンネは「依頼内容によってまったく料金が違うから単純な料金を書いて誤解させたくない」ことと思っています。


探偵の料金はファーストフードでハンバーガーが200円、コーラが150円というような単純な計算ではありません。
どちらかというと、タクシーがメーター計算をしたり深夜料金で加算するように、使えば使った時間分加算されていく計算方法なんです。



次に探偵社側が懸念しているのは、調査料金がそれほど安くない、安売りできないということです。料金の平均的な相場は1日20~30万程度、1週間で100~200万程必要になります。
決して料金的に安価ではないですが、これが実は妥当な金額なんです。



探偵の行う調査とは、四六時中バレないように対象者を尾行する特殊業務です。経験がものをいう世界で、撮影をしている姿がまわりから不自然に映りません。決定的な場面を逃さないよう、あらゆる神経と知恵を使って撮影に挑みます。建物という建物の構造をいち早く察知して、出口が2つ、3つあるような場所であっても、人混みや暗闇であっても対象者を見失うようなことがありません。
たとえば、暗闇であれば普通ライトを照らして撮影をしないと顔が認識できませんが、探偵に依頼すれば特殊カメラを使うため目立つことなく証拠をきれいに捕らえます。



料金だけの話に戻ります。
料金が、20~30万なのか、100~200万なのかといったら、できるだけ安い方の20~30万を選びたくなるものですがはじめにお話したようにこれは1日の相場料金。1日でこれからお話する「浮気問題が解決できる証拠」を確実に掴むことは難しいのです。


そのほか、この相場感より「安い探偵」といって安売りする探偵もありますが、安さにはウラがあるので今は相場はどこも同じという意識で、過度な期待をせずにどんな探偵社なのかを調べることをまずはおすすめします!(のちほど「格安の言葉のウラを知っておこう」の章で、お話します。)



調査中に「追加」して延長料金を発生させない方法

ちょっと極端ですが、パートナーの浮気のことで不安になって「今、どうすべきかがわからないからなんとかしたい」という気持ちで探偵社に飛び込むと、調査料金が延長になりやすくなります。
あとから、「これもしたい」「あれもしたい」・・とやりたいことが増えていってしまうためです。
誰しも、浮気や探偵に慣れている人などいませんし、「しょうがないこと」なんですが、追加料金はできるだけ減らしたいですよね。実は、追加料金を高額に増やしてしまうことを極力回避する方法があります。それは・・

  • はじめから「安さ」ばかりをウリにした探偵に依頼しない
  • 問題を解決できる「解決力のある探偵」に依頼する

この2つです。繰り返しますが、安さにはウラがあるので(結局は高くついてしまうので)「まだ今は目的が決まっていないから安いところにしておこう」などと選ばないことです。
選び方は、明らかに「安い!」と書かれている探偵社の広告はいくつも見つかると思うのでそこを避ければ安心です。


問題は「解決力のある探偵社」をどうやって探すかということです。
実は、これは探偵社に電話やメール相談や、また出向いて面談をしてみないとわかりづらいことです。特徴としては「ホスピタリティを感じる」「親身になってくれる」そして「安売りをしていない」というところです。ページ下↓でランキングもつくりましたので参考にしてください。



追加料金を発生させてしまうのは、探偵に依頼したときのイメージができないからです。1時間〜1週間で依頼してできる内容にどんな変化があるかを紹介します。

時間ごとでわかる探偵に依頼したときのイメージ

探偵社の料金はさまざまですが1時間と1週間で、調査できることはまったく違います。

1時間

残念ながらどんな調査力のある探偵でも1時間ではなにもできません。夫(妻)の尾行を開始して夫(妻)がコンビニに寄って終わりか、良くて愛人に出会って食事に行ったところで終わりでしょう。

3時間

3時間では、夫(妻)の尾行を開始して夫(妻)愛人に出会って食事をしたところで終わりの可能性が高いです。
これだけでは「浮気の証拠」にもなりません。あなたと夫(妻)の会話も関係も何も進展しませんし、あなた自身、夫(妻)と愛人と思われる相手の関係が明確にならずにますます不安になるばかりです。


1日

1日で調査できることは、夫(妻)が愛人とラブホテルに1回入った証拠が撮れるか・・・というところです。タイミングの問題です。その日にホテルに行かない可能性もあります。(法定での証拠は不貞の証拠が3回あると有効的といわれています)

1週間

1週間を選択した場合、数回の不貞の証拠を撮れる可能性が高まります。
この証拠をもとに、今度は浮気をした夫(妻)言い逃れができない証拠を持つことになるので、その事実に基づいて夫婦間で話をすることができます。
あなた一人が夫(妻)の浮気を悩むだけでなく、ひとつの問題として夫婦解決してで「やり直す」ことも「愛人と合わない約束をさせることも」「愛人に慰謝料を請求する」ことも「反省を促す」ことも「離婚」したり「養育費を請求」することも選択できます。

明らかに選択肢が多いのは1週間の方
です。


どんな探偵社も時間と諸経費などが追加され同様の料金体系になっていきます。
だから「安さ」をウリにして失敗されたり延長されたりするのではなく、「解決力のある探偵」を選ぶことをおすすめしたいのです。

とはいえ先程お伝えしたように1週間の相場は100万円です。これも決して手頃な依頼料金ではありません。なので、その中で使わなかった分を返金してくれる探偵社が非常に良心的といえます。



格安の言葉の「ウラ」を知っておこう

格安料金がウリ文句の探偵社の「ウラ」についてお話します。
巷で販売される、「安い」を触れ込みにされる多くものには理由がありますよね。特に探偵業界の場合は「安い」ほど怖いものは無いというのを覚えておいてください。
調査力が無いから「安く」しています。調査力が無く安い探偵社は、諸経費を後から上乗せしたり、延長をして料金を高くしていきます。主に中小企業の場合が多く、1時間単価が4000円〜5000円程度で広告しているところが多いでしょう。


調査力が無いというのは「失敗をする可能性が高い」ということです。失敗というのはパートナーに尾行を依頼していたことがバレてしまうということです。
探偵が尾行中バレてしまうのは致命的です。それは1~2名ほどの人数で尾行させているので顔を覚えられてしまうからです。だから大手の企業は、4~5名ほど調査員を派遣できる力を持っているのです。経験も実績ももちろんあるのでもちろん同じ2名程度でもできる尾行調査ですが、一人の人生のことなので過信をしないのです。
延長料金のように調査員の人数を時間ごとに加算する探偵社もあります。これですと同じように見積りより高くなる可能性が高いのであらかじめ、4〜5名程度派遣できる料金体系を持っている探偵社がおすすめです。

とはいえ、中小企業が全くダメというわけではありません。数時間の間にパートナーが愛人と会っていたか・・だけを知りたい場合は中小企業はお得といえます。その場合は中小企業でも経験の10年以上ある探偵社か、解決実績がある探偵社をおすすめします。
しかし、不貞の証拠を撮って損害賠償請求を愛人側に求めたい場合などの証拠集めは、長期戦になる上に会社のとしての体力も求められます。大手の探偵社のほうが調査力もありますし、料金の面からいってもパック料金などを使い余計な延長料金を増やさないシステムも整っているのでおすすめです。


中小企業と大手企業 探偵社料金の比較

大部分の探偵社は、企業規模で料金のつけかたや考え方が違います。それぞれの特徴を紹介します。


中小企業の主な特徴

  • 調査員の人数が1~2名のケースが多い。
  • 調査員の人数が少ないため、調査員の顔が尾行対象にバレやすく失敗するケースがある。
  • 1時間単価が安い。(1時間/4000円〜5500円程度/1名)
  • 調査料金に、実費経費が含まれていない。(長距離、長時間に及ぶ際は実費分もあわせて高くなる。)
  • 調査料金に成功報酬を上乗せするケースが多い。
  • 経験数が少ない。
  • 拠点数が少ない。



中小企業の探偵社に依頼する場合は、短期的に「6時間」とか時間を効率的に区切って依頼をかけて調査料金を抑えられます。
料金プラン例として時間:6時間、調査員:3~4名、これで18万円程度。
これに実費や成功報酬が「加算される」イメージですので、結果的には「20~30万弱」でしょう。
パートナーが確実に不倫デートを行う「時間」「場所」がわかっていたり、さらには不貞を行う時間がわかっているような場合の調査であれば、効率的に依頼できるでしょう。



大手企業の主な特徴

  • 1時間単価を高い(6,000円〜10,000円程度/1名)
  • 調査員の人数が多くできる(4名~5名程度)
  • 調査員の人数が事態に合わせて自在に増やせるので、四方から監視できる上に、顔バレしにくい。
  • 調査料金に、実費経費が含まれている。
  • パック料金プランが多く長時間に及ぶ場合も見積を超えない。
  • 成功報酬を上乗せするケースが少ない。
  • 経験数が多いため調査が効率的。
  • 拠点数が多い。



尾行調査というのは常に突飛な対応に応じるものです。尾行対象者の行動に「必ずこういう行動をする」ということはほぼ、ありえません。大手企業の中にはこのあたりをはじめから予期した上で柔軟に対応してくれる探偵社もあります。
料金プラン例として時間:6時間、調査員:3~4名、これで20~30万円程度。追加料金がありません。


お気づきでしょうか。。。料金に、中小企業も大手も大差がありませんね..

もし調査中に、対象者に顔バレするようなことがあれば対象者を警戒させたり、逆ギレさせるためのいい口実を生んでしまうものです。だから、調査人数を3~5名程度派遣できて、経験の多い大手探偵社が選ばれているんです。



浮気デートの時間数とイメージ

浮気調査の「1時間」非常に早く感じられると思います。「あと1時間あれば、もうすこし調べられたのに・・」と延長するケースも多いのです。
探偵に調査依頼をする前に最低でも欲しい時間と言われている「6時間(1日)」でシミュレーションしてみましょう。

6時間の浮気調査



例:平日仕事終わりのデート

まずは平日、パートナーが仕事が終わった後のデートの流れをシミュレーションしてみます。
18時半の待ち合わせにあわせて18時すぎには退社するシミュレーションです。

↑ ※左の◯のピンク色の部分が探偵尾行中のマークです。

本来でしたら、早退する可能性もありますので調査員の配置は1~2時間前に配置したいところですが、今回はギリギリに合わせたパターンです。もし17時頃から配備しておく必要があれば、この流れでいえばホテルの入りの撮影ができたとしても肝心のホテルからの出の撮影ができないため不貞の証拠を最後まで撮影できずに終わります。また、実際はこのように予定どおりといったルートとは限りません。平日でもかなり6時間というのはギリギリの時間帯です。



例:休日ドライブデート
次のケースは、休日のドライブデートの流れ。こちらは、仕事といって自宅を早めに出たパートナーが日中愛人とデートしているパターンです。

同じ6時間でも、車で移動をしています。移動時間が長い分、今度はホテルを出たところで6時間のリミットを迎えます。



2つにケースに共通していえるのは、

  • 不貞の証拠が多少の時間のズレで撮れない可能性がある。
  • デート中、不貞行為をしない場合、一回の調査では不貞の証拠がとりにくい。
  • 愛人の所在地や名前などの確認がとれない。

つまり、6時間(1日程度)の調査では、二人のデートの流れの「一部分」を撮影することはできても、法定的措置を取る場合に「証拠が不十分」ということです。


2日以上の浮気調査が必要

対象者がよほど警戒していなければ、ホテルや愛人宅に宿泊する場合の入と出の撮影を抑えることができます。つまり法定的措置をおこなう場合に役立ちます。
ホテルもラブホテルなら効果的ですが、別々に入室を行ったビジネスホテルなどは証拠として認められない場合もありますのでその際には2〜3回の証拠を必要とします。
そのときは、2日間だけでなく、より日数を増やして調査を依頼する必要があります。
場合によっては1週間に及ぶ場合もありますのではじめからパック料金などがある探偵社ですと価格が抑えられます。さらに、使わなかった分の料金を返金してくれる探偵社もありますので、一見高額ですが、このようなシステムですと安心な上に無駄が防げます。



ホームページ料金の判断方法


調査料金の相場観をすこしおわかりいただけたでしょうか。
それでは、各探偵社のホームページの内容をどのようなポイントで判断すればいいのかを紹介します。料金だけで注意するべきポイントは次の3つです。

  • 調査料金は見積りを超えないが鉄則。「経費込」が◎。
  • 「0円」「低料金」と書く探偵はクレームが多いので回避。
  • 調査員の人数は3名以上を選ぶ。



経費込でない探偵社は、はじめの調査料金を安く見せるための手段です。このあたりは「低料金」をうたう探偵社とあまり違いがありません。惑わされないように注意しましょう。
長距離・長時間の調査の場合、「ガソリン代」「交通費・車輌代」「機材代」「その他経費」などがかさめば結局高額になってしまいます。
調査力が無い場合など、時間の延長を言われますので「時間の延長ごとに諸経費も増える」んです。それは調査員の人数にも言えることです。気をつけてください。
はじめに見積を立てて、それを超えない額で調査を依頼しましょう。失敗や見逃しで、延長する探偵に依頼すると最終的に高額な支払いになるばかりか浮気問題の解決にならなくなります。十分注意してください。

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探偵社ごとの料金比較

時間単価が比較的安価と広告している割安時間単価型探偵社を紹介します。おおよそ調査の依頼した時間で多い必要な調査時間6時間で調査員を3名で依頼した条件でランキング比較してみました。



第1位 総合探偵社・興信所MR

総合探偵社・興信所MR

6時間の料金目安
◎調査員5名含む ◯30万円 ◎追加料金無し


総合探偵社・興信所MRの調査料金は次の通りです。

  • 基本料金…1時間(調査員5名)20,000円〜50,000円
  • 諸経費…..込
  • 成功報酬…込


大手探偵社MR。高額の印象のある探偵社ですが、つまり1時間1名単価が4,000円〜10,000円。大手探偵社の中では良心的な価格といえるのではないでしょうか。
「機材費」や「交通費」「諸経費」などの料金がすべて基本料金に含まれているだけでなく、他の探偵社と比べて調査員が5名までこの料金に含まれていることが調査の妨げになりにくいのがポイントです。

総合探偵社・興信所MRはパック料金も設けていて、あらかじめ調査規模が長くなると想定される場合に料金のかかりすぎを抑えるために単価が一定ごとに割安にしています。数時間程度の依頼であれば1時間10,000円(1名)と比較的高額なようですが、諸経費も全て含んだ価格なので適当といえます。
また、パック料金になれば時間数が増えるごとに割引をして1時間4,000円程度までおさえた金額設定にしてくれるようです。追加料金も無いので、長い調査に及ぶかどうかもわからない場合などに安心して利用できます。また、パック料金というと、超過分で稼ぐようなイメージがありますが、そういった状況無くして取りすぎないようにするために、実費を超えた分の返金制もあるので、このあたりも安心して利用できるようです。また、経験知識豊富なカウンセラーが今の必要な判断も含めてアドバイスをしてくれます。強すぎず弱すぎずの繊細なケアで心強い味方です。


特徴

  • 創業16年
  • 全国13拠点
  • 諸経費・人件費(5名まで)込。追加料金無し
  • パック料金。使いすぎ分返金制度有り
  • 24時間深夜相談対応可能
  • 有資格者によるカウンセリングメンターケア
精算は前払いで
MRの場合は精算は前払いのひとつだけです。けれど、クレジットカードや分割払いに対応しています。また、はじめに見積もった金額を超えて後から追加請求が来ることはありませんし、パック料金で実費より多く取りすぎた分などは返金がありますので安心です。女性のスタッフが多い探偵社ですので、安心感や細やかな配慮を感じたという口コミが多く唯一クレームの少ない探偵社として受賞もしています。

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第2位 原一探偵事務所

原一探偵事務所

5時間の料金目安
◎調査員3名以上 ◯28万円 ◎追加料金無し

原一探偵事務所の調査料金は「5時間」でまず紹介します。

  • 基本料金…1日(調査員1名)80,000円〜+基本料金40,000円
  • 諸経費…..込
  • 成功報酬…込



たとえば調査員1名1日分の場合なら 80,000円 ✕ 1名 = 80,000円
これに基本料金を加算して… 80,000円 + 40,000円 = 120,000円
という計算です。

さらに調査員が3名の場合なら  80,000 × 3名 = 240,000円
これに基本料金の4万を算して、 28万円となるわけです。



ただし、これはあくまで1日5時間までの場合。
6時間の場合だと「2日」となりますので、同じ3名でも「52万円」になります。


「機材費」や「交通費」「諸経費」などの料金がすべて基本料金に含まれているようです。
1日といっても時間数は5時間ほど。1時間でいうと16,000円に基本料金40,000円を足した56,000円と、驚きの料金になりますが、1日5時間までの稼働分であれば2時間であっても5時間であってもこの金額なので5時間単位で考えると1時間の単価は次に紹介するTS探偵社よりは割安といえるでしょう。
ただし、細かく追加依頼をすれば基本料金の40,000円分が嵩むので、できればあらかじめ長時間で依頼をかければこの基本料金分を抑えることはできそうですが、調査料金の返金は無いのでそこは注意が必要です。


特徴

  • 調査実績44年
  • 全国18拠点
  • 深夜対応は無し?
  • 24時間体制とありますが実際連絡したところ深夜は対応してもらえませんでした。

  • 追加料金無し
  • 相談員あり
対応の良さを選ぶなら
電話やメールで料金のことも含めて相談したところ「ホームページをみてください」というそっけない返事が・・。弊社でおこなったアンケートの結果でも、「あまり対応が良くない」という口コミが非常に多かったのが原一探偵社でした。
対応する人によっては感じの良い方もいるかもしれませんが、もう少し親身になってくれてもいいかなという感じがしました。

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第3位 総合探偵社TS

総合探偵社TS

6時間の調査料金
◎調査員3名 ◯29.2万 ☓諸経費,成功報酬追加あり

総合探偵社TSの調査料金は次の通りです。

  • 基本料金…1時間16,200円(調査員1名)
  • 諸経費…..別途請求
  • 成功報酬…別途請求

「事前調査」「報告書作成費(裁判でも使用可能)」「機材費」に関しては無料とあります。実費経費の別途請求があります。
また、調査員の人数が3から6名で調査料金が変動します。

通常5時間の料金が 16,200円 ✕ 6時間 = 97,200円
それを 3名の調査員で・・・   97,200 ✕ 3 = 291,600円

と、考えるとだいたい調査員の人件費と事前調査・報告書・機材費が、291,600円。ちなみに同じ調査員の人数で7時間にしたところ、約34万円。1時間単価で5万ほど増えます。一見16,200円ずつ増減するように思えますが、人数が増えることで調査費に影響があります。調査員が何名必要かあらかじめ見積を立ててもらいましょう。急に追加になると予想よりもずっと請求が増える可能性があります。


特徴

  • 24時間相談不可(8時〜21時/週末18時まで)
  • 全国対応
  • 事務所は埼玉の1ヶ所
追加調査にならないために・・
探偵にとって大切なのは秘密を保持できること。実際に浮気調査では「バレそうだった」「追加調査多くて危なかった」という声もあります。それを避けるためにもカフェやファミレスでの面談は避け、事務所の利用を依頼しましょう。バレてしまっては、次にどこの探偵事務所でお願いしてもパートナーの警戒は避けられません。また、全国対応ですが、拠点が近い方のほうが相談室を利用して相談がしやすく交通費も抑えられるでしょう。うまく付き合い方を見つけましょう。



第4位 HAL探偵社

HAL探偵社

6時間の調査料金
◎調査員3名 ◎10~12万 ☓交通費/諸経費/成功報酬追加有り

HAL探偵社の調査料金は次の通りです。

  • 基本料金…1時間6,000円(調査員1名)
  • 諸経費…..別途請求
  • 成功報酬…別途請求

HAL探偵社の場合は、ひとつ特徴があり、調査前の見積もりに諸経費を含んでいるので、諸経費が基本料金の他にかかるということです。ここがわかりづらいので注意したいところです。しかし、見積を超えて後の精算では請求されないようです。

HAL探偵社は基本的には調査員が3名体制。

調査時間を6時間として
6000 ×  6時間 × 3名 =  108,000円

単純計算ですと、11万円。問い合わせたところまた、これに加えてこちらもまた成功報酬が加わりますので、成功報酬も含めた見積もりを立ててもらうと良いでしょう。


特徴

  • 料金後払い制
  • 諸経費を含めた見積提示
  • 24時間相談不可。(7時〜23時)
  • 全国11拠点。
アンケート結果はまちまち
実際にHAL探偵社に依頼した方もアンケートによると良い口コミも悪い口コミもありました。電話対応などは迅速で丁寧な印象でしたが、中には「いまいち信頼できると感じられなかった」という意見や「行ってみたら値段が不鮮明だった」といった意見も。男性が電話対応に出られるのが苦手という方にはむかないかもしれません。
料金は後払いです。見積で諸経費などを含めた料金を提示してくれますが、成功報酬額の見積もお願いしましょう。



第5位 ALG探偵事務所

ALG探偵事務所

6時間の調査料金
☓調査員2名まで ◎10~12万 ☓諸経費,バイク代,成功報酬追加あり

ALG探偵事務所の調査料金は次のとおりです。

  • 基本料金…1時間6,000円(調査員1名)
  • 諸経費…..別途請求
  • 成功報酬…別途請求



ALG探偵事務所の場合4名以上の調査員を使うことはほとんど無く、基本の調査料金は調査員2名で計算します。

単純計算ですと、6時間で調査員2名で 7.2万円。問い合わせたところ、これにバイク代金が加算されて、8~10万円前後のようです。
①車両費②調査開始場所の往復の移動費③調査中で発生した経費などの請求が加わるそうですが、バイク代については基本料金に必ず加算されるようです。また、成功報酬も発生します。


特徴

  • 弁護士が運営している探偵社
  • 解約は調査3日前までに。
  • 24時間相談不可。(20時まで)
  • 相談室は関東4拠点。
1時間6000円が安いのかは課題・・
弁護士が探偵をしているわけではなく、あくまで運営です。調査開始3日前までは、契約の解約手数料は発生しません。一見安く見える料金も、経費の追加請求ありなので結果的に「いくらまで請求されるか」が明確でないので他の探偵社と料金の差が無くなる可能性があります。しかも調査員が2名ですと失敗しやすい可能性が高いです。15年以上の調査員はいるようですがまだ3年未満の探偵社ですのでまだまだ経験不足の感じが否めません。さらに弁護士紹介をしてもらえる安心感はありますが、「調査不足のための追加請求」とならないように時間を依頼者側から時間を区切って依頼する必要がありそうです。
24時間ご相談受付中とホームページにはありますが、実際は20時迄。深夜の相談受付は翌朝10時から順番に対応するそうです。

このコラムでもたびたび登場する「不貞(行為)」という言葉。これは、慰謝料請求や離婚調停など、調べていると必ず出てくる覚えておきたいフレーズです。一般的にいう「浮気」や「不倫」という言葉とは、どう違うのでしょうか。


浮気と不倫の違いは?

浮気と不倫の言葉もあまり違いが無いように思えますが、一般的には

  • 「浮気」… 相手が既婚でも未婚でも限らず関係を持った場合に使われる言葉
  • 「不倫」… 二人のいずれか、または双方が既婚者

このように分けて考えられています。



不貞の行為は法律用語

不貞行為というのは、法律用語で、「配偶者としての貞操義務の不履行」を意味しています。

耳慣れない言葉ですが 言い換えると不貞行為とは、婚姻中に配偶者以外の異性とは性交をしてはいけないという義務があって、それを違反している行為ということです。

民法770条に「配偶者に不貞な行為があったとき」には離婚の訴えを提起することができるというように離婚原因を定めています。また、709条 710条では相手からの不法行為によって侵害されている者が賠償する責任があるという旨が書かれています。

つまり民法の法律上では「浮気・不倫をしてはいけない」という書き方がされているのではなく、不貞行為を行った夫、または妻に対して、正当に「離婚」や「慰謝料」の請求をする権利があるということと、不貞行為を行った愛人に対しても慰謝料請求ができることが書いてあります。



    第770条
    夫婦の一方は、以下の場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。

  • 配偶者に不貞な行為があったとき。
  • 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
  • 配偶者の生死が3年以上明らかでないとき。
  • 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
  • その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
  • 裁判所は、前項第1号から第4号までに掲げる事由がある場合であっても、一切の事情を考慮して婚姻の継続を相当と認めるときは、離婚の請求を棄却することができる。


第709条

故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。


第710条

他人の身体、自由若しくは名誉を侵害した場合又は他人の財産権を侵害した場合のいずれであるかを問わず、前条の規定により損害賠償の責任を負う者は、財産以外の損害に対しても、その賠償をしなければならない。


【参考】wikipedia「不貞行為」



慰謝料請求の順序と方法

慰謝料請求をするためには以下1~7のような順序で把握しておくとよいでしょう。

  1. 慰謝料請求の条件が揃っているか
  2. 誰に慰謝料請求をするかを決める
  3. 不貞行為の証拠を集める
  4. 不倫相手(愛人)の情報を集める
  5. 適正な慰謝料の請求額を決める
  6. 慰謝料の請求方法を決める
  7. 慰謝料請求する



一見細かいようですが、これがおおまかな流れです。それでは詳しく説明します。

慰謝料請求の条件が揃っているか

慰謝料請求をするためには民法第709条・710条にもあったように以下の2つがあることが条件です。

  • (1)不倫が故意・過失だった
  • (2)不貞行為のせいで、権利を侵害された



パートナーの不倫というと、どのケースでも慰謝料請求ができると思ってしまいそうですが、認められるケースと、認められないケースがありますので注意しましょう。

☓ 認められないケース

  • おもに男性が女性を強姦・脅迫した場合。女性の「自由意思」が認められなかった場合は不貞行為ではありません。
  • 出会い系サイトなどで知り合った場合。お互いの「既婚事実」の素性を知らない状態で関係を持った場合も不貞行為ではありません。
  • 夫婦ともに不倫をしている場合や夫婦仲が破綻した状態で別居していた場合も、慰謝料請求はできません。
  • すでに十分な慰謝料を受け取っている場合も過剰な請求はできません。
  • 時効が経過したとき。(くわしくは「請求には時効がある」をごらんください。)



その他、考えうるケースを紹介します。


➜ しつこく誘われて断れなかった場合

しつこくされても断れなかった、つまり「自由意思」の選択が認められますので不貞行為にあたります。
同じように酔っ払っていて酩酊状態だったときも不貞行為となります。



➜ 風俗店のホステスとの性的関係にあった場合

胸をさわったり、性器を刺激する行為は類似行為となりますが、不貞行為ではありません。枕営業があった場合は、不貞行為にあたります。ただし、それによってホステスが商売として応じたとみなされ、慰謝料を請求することは難しいとされています。



➜ 抱き合っていたりキスをした場合

性的関係がなければ不貞行為にはなりません。
キスやハグ、プラトニックラブなども不貞行為にはあたりませんが、たとえば夫婦関係が破綻されるようなケースとなれば慰謝料請求が生じる可能性はあります。

具体的にいうと、第770条の2にあたる「配偶者から悪意で遺棄されたとき。」このように配偶者が愛人の家に入り浸り生活費を入れない、帰ってこない状態になったり「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。」とみなされれば夫婦関係の破綻となりますので慰謝料請求が認められます。




誰に慰謝料請求をするかを決める

慰謝料を請求できる相手は次の3つが考えられます。

  • 配偶者のみ
  • 愛人(不倫相手)のみ
  • 配偶者と愛人(不倫相手)

ただし、配偶者と離婚しない場合は、今後の生活費から負担することになってしまいますので「不倫相手だけ」の請求になります。
また、配偶者と愛人(不倫相手)の双方への請求は二重に慰謝料請求できないので、双方を合わせた適正な慰謝料額を共同で責任を負うかたちになります。



不貞行為の証拠を集める

離婚調停や裁判で「不貞の証拠」として認められるのは男女間の性交渉なので、肉体関係が推測できるような証拠のことです。

普段生活をしていてパートナーが愛人(不倫相手)とでかけて食事をしただろうと思われるレシートや、自家用車で見つけたピアスなど女性の気配を感じるものがあるとは思いますが、証拠品としては不十分です。それぞれどのような形の証拠品であれば証拠能力があるのでしょうか。


不倫相手とのメール記録

「おやすみ♡」「あしたも会いたいな」といった日常的な会話のLINEやメールのやりとりでは肉体関係の証拠にはなりません。しかし、「奥さんにばれない?」など、婚姻していたことを不倫相手が知っていることがわかるようなものに加えて「肉体関係があった」と推測できる内容でしたら有利になりやすい証拠ですが、内容によって証拠能力が異なります。

また、配偶者のパソコンやスマホののパスワードを勝手に解除して中身をチェックすることは窃盗罪にあたりますので、証拠集めには注意が必要です。



不倫相手といる写真や動画

二人で手をつないでいたり、抱き合っている写真は不貞の証拠にはなりません。
ラブホテルに出入りしているなどこちらも肉体関係があることがわかるもの。通常のホテルより、ラブホテルに出入りしている写真や動画ですと証拠として有力です。暗い場所でも顔が特定できるように本人たちの顔が特定できる写真や動画を用意しましょう。
また、音声や写真などのデジタルデータは加工がしやすいため信憑性が無いとおもわれますので、テープレコーダーや銀塩写真にして提出するのをおすすめします。

  • ラブホテルに出入りしている写真・動画
  • カーセックスの写真・動画
  • 浮気相手と宿泊におよぶ旅行の写真・動画
  • 浮気相手と同居しているの写真・動画
  • 浮気相手の自宅に宿泊している写真・動画



カーセックスの写真などは確実な浮気の証拠といえますが、スモークがかかった窓であったり窓越しの撮影は反射して通常のデジカメでは撮影は難しいでしょう。



探偵に依頼すれば暗視機材や望遠など、一般的には入手しない専門的な機材を用意できますので、自分で撮影が失敗するかどうかという心配やタイミングを逃すことがありません。また、一般的には探偵社で流れがわかる程度に動画も含めて報告書も作成してくれますのでここはプロにまかせたほうが安心です。

手紙やメモ

不貞行為について記したメモや日記などもあれば写真に撮って銀塩写真に残しておきましょう。また、その写真を破かれたり捨てられたりしないように複写しておくのもおすすめします。

レシート・クレジットカード履歴

デートで食事をした領収書では有力とはいえませんが、肉体関係があったと推測できるラブホテルなどの領収書でしたら証明になりますので残しておくか、写真に残しておきましょう。


録音データ

肉体関係があったと推測できる電話の録音であったり、浮気や不倫を自白した録音も有利になりやすい証拠です。


プロに調査集めを依頼する

浮気調査に強い探偵社なら以下のような証拠を集めることができます。

  • 配偶者と不倫相手が特定できる証拠写真
  • 配偶者と不倫相手が不貞を行ったことが特定できる証拠写真
  • 不倫相手の特定。氏名/所在/勤務先など

探偵社の中には浮気調査以外の専門の探偵社や、安さだけをウリにして調査力が無く、延長料金を稼ぐ探偵社もありますので確実に調査力がある探偵社を選びましょう。
また、調査後に慰謝料請求の交渉などを考えている方は「自分でどうやって交渉をしたらいいか」という相談にのってくれたり、もし、自分では限界だったときにその案件に強い弁護士を紹介してくれたりといった探偵社もあります。以前コラムにもまとめましたのでよろしければごらんください。


複数回の証拠が必要な場合も..

不倫の証拠は物証によっては1回では「不貞行為をした」と認めにくいと考えられる場合があります。証拠はさまざまな形があれば多い方が信憑性がでますし、2~3回ほどの不貞行為があると確実です。必ず配偶者に見つからないように集めましょう。



不倫相手(愛人)の情報を集める

不倫の慰謝料を請求する場合は、不倫相手(愛人)の顔、名前、所在(会社や住所)を把握しておきましょう。
不倫相手(愛人)に示談交渉へ行くときや、書面を送付して慰謝料を請求する際など必要です。
また、不倫相手の支払い能力をあらかじめ知っておくことにもなりますので、勤務先や家族構成を知っておくこともおすすめします。


適正な慰謝料の請求額を決める

不貞行為による慰謝料の相場は50万から300万ほどが目安といわれています。
たとえば、慰謝料を請求後も夫婦関係を継続する場合は50~100万ほどが相場ですが、パートナーの不貞行為が原因で別居に至った場合、は100~200万円、離婚に至る場合は200~300万円と段階的に、その慰謝料額も変わります。

考えかたとしては、婚姻期間や浮気相手の年齢、精神的苦痛などでこの額は増額となりやすいのですが、もし、そもそも家庭が円満ではなかったなど、自分に落ち度があった上で配偶者が不貞行為に至ったとなると、慰謝料は減額される可能性があります。

慰謝料は法外に高すぎる額にしてしまうと支払いに応じないということも考えられます。
そのため、不倫相手の支払い能力に応じた額で適正な額を考えるとよいでしょう。弁護士・行政書士などの専門家に相談することもできます。



慰謝料の請求方法を決める

配偶者が不倫していた場合の慰謝料請求する際、裁判訴訟を起こして解決する人よりも、はじめは当事者で解決することが一般的です。
以下の2つの方法があります。

  • 不倫相手に内容証明郵便の書面を送付する
  • 不倫相手に直接会って示談交渉で慰謝料請求する



内容証明郵便を送付する

ひとつめは不倫相手に内容証明郵便の書面を送付する方法です。
内容証明とは、郵便物の文書の内容を証明する特殊取扱のことです。いつ、いかなる内容の文書を誰から誰あてに差し出されたかということを、差出人が作成した謄本によって日本郵便株式会社が証明する制度です。

内容証明郵便は「相手に送った事実」を証明できます。しかし、ここで注意したいことは、内容証明を受け取った相手に「手紙は受け取っていない」と言われないように提出の際は必ず「配達証明」を付ける必要があります。

書面についてなどは弁護士や行政書士の専門家に相談するといいでしょう。典型的な内容証明の文例がベリーベスト法律事務所のサイトにありましたので「どういうものなのか」参考までにごらんください。

また、書面の書き方についての様式も細かい決まりがあるようですので、「日本郵便株式会社」のサイトをごらんください。
【参照】日本郵便株式会社|内容証明



内相証明郵便は、直接相手に会わずに意図を伝えられる利点はありますが、不倫相手の家(もしくは)会社に届いてしまうことで、より問題が複雑化するおそれがあります。さらに、内容証明郵便を受け取った側に心理的にプレッシャーを与えることもできますが法律上ではそれほど大きな意味があるわけではありませんので、時間を要する上に、慰謝料が満額支払われないケースもあります。

それを踏まえたうえで、直接不倫相手との話し合いで示談交渉をする方法を取る人も多いのです。



示談交渉で慰謝料請求する

2つめの方法は不倫相手に直接会って示談交渉で慰謝料請求する方法です。
不倫相手への慰謝料請求は弁護士にも依頼できますが、ご自身でも示談交渉ならできます。
早くて、一日で解決出来ることうえに、交渉ができれば訴訟を避けられるので大事にならずに済むことがメリットです。

以下のものをあらかじめ用意しておきましょう。

  • 慰謝料通知書
  • 不貞の事実があったこと/慰謝料を請求すること/具体的な金額/今後接触をしないでほしいことをまとめて作成します。証拠資料の添付はしません。相手の氏名と住所を書きます。「内容証明net(行政書士事務所飯田橋総合法務オフィス)」に書き方例がありましたので参考になさってください。また書き方についても不安な方は相談してみるといいでしょう。


    【参考】 内容証明net| 不貞行為に対する慰謝料請求書

  • 示談書(和解書)
  • 慰謝料通知書の段階で、金額などが変更になることがありますので、和解合意書は空白にしておいて話し合った後に書き込めるようにしておきます。あらかじめ2通準備しておいて、決定したら署名・押印をして1通ずつ持ち帰ります。
    サンプルも含め行政書士あいち三河法務事務所のサイトに掲載がありました。ご参考になさってください。こちらの書き方についても相談してみるとよいでしょう。

    【参考】あいち三河法務事務所

  • 黒インクのボールペン
  • 色の消えないもの。書けるかインクを確認しておくといいでしょう。

  • 印鑑・朱肉
  • 示談書に押印できるように、安くて構わないので自分の分と不倫相手の名字の印鑑を用意しておきます。当日印鑑はあげてしまってかまいません。

  • ボイスレコーダー
  • 「脅迫された」「無理やりサインさせられた」というやりとりがないようにボイスレコーダーで録音しておきます。はじめから「録音しておきますね」といって話し合いをすすめるとお互い冷静に話し合えます。



準備ができたら、つづいて示談交渉の流れです。

  1. 不倫相手の特定
  2. 不倫相手に直接会うためにも不倫相手の特定が必須です。
    さらに、あらかじめ慰謝料の示談交渉をする際の「内容確認書」となる示談書を用意しておきます。不倫相手に内容を確認してもらい、示談書にサインをしてもらう流れとなりますので、内容を自分でしっかりと確認しておきましょう。

  3. 直接会いにいく
  4. 不倫相手に会いに行くときは事前にアポイントを取りません。警戒心を抱かれ交渉に応じてくれず失敗に終わりますのでアポイントは取らずに直接会いに行きます。相手の自宅に行ってしまうとあとで逆ギレされたときなど「不法侵入だ」と言われかねませんので、公衆の人の多いところで会います。あらかじめ愛人の帰宅ルートや、よくいくルートなどがわかると心強いでしょう。

  5. 慰謝料の示談交渉に来たと伝えて、示談書の内容を確認してもらう
  6. 不倫相手に会ったら、まずは自分がなぜここに来たのかを伝えましょう。相手は動揺していると思いますので、警戒心で逆なでさせたりしないように。徒歩で行ける距離のファミレスや喫茶店に移動して、交渉をします。あくまでも交渉ということを意識して冷静に。あなた自身がキレてしまっても脅迫のようになって交渉は悪化します。
    また、交渉中は不倫相手にはだれかに電話して相談などさせないようにしましょう。

  7. 通知書(慰謝料請求書)を読んでもらう
  8. ここまでで探偵に依頼した証拠や不貞の証拠といえるものは絶対に見せません。相手がどこまで知られているかわからないという感覚を持ってもらうためです。証拠を使うときは裁判になってからと覚えておきましょう。

  9. 条件がまとまったら和解合意書(示談書)2部押印
  10. 慰謝料通知書の段階で、金額などが変更になることがありますので、和解合意書は空白にしておいて話し合った後に書き込めるようにしておきます。あらかじめ2通準備しておいて、決定したら署名・押印をして1通ずつ持ち帰ります。

  11. 示談書の内容を公証人役場へ
  12. 公証人役場で作成される公正証書にします。
    公正証書は裁判所の命令と同じ強制力があります。離婚協議書だけでは不履行が起こった場合は調停か訴訟を起こすことになりますが、たとえば相手が「払う」と約束したのに支払わない場合や後日否定されることも考えられます。公正証書に起こすことによって最終的に相手の財産の差し押さえをすることができます。行政書士や弁護士に相談して手順を確認するとよいでしょう。



示談交渉がまとまらない時は

示談交渉は準備がしっかりできていて、あまり怖気づいたり脅したりといった要素が無ければわりとスムーズにことが運ぶことが多いです。しかし、場合によっては相手が警戒してしまうことや、時間が経過するほどに不倫の事実を認めようとしなかったりシラを切るときもあります。あまりこちらも長いこと交渉を強要しないことです。交渉に応じないことで「周囲にばらす」や脅迫する脅しの文句はこちらが犯罪となりますので、あまり応じてもらえないようだったら「それでは裁判を行いますので後日通知を送ります」とだけ伝えて立ち去りましょう。

ほか、不倫相手に迷う表現があった場合の対応法をあげましたので参考にしてください。


➜もうすこし時間がほしいといわれた
今はここで話し合うことで示談で済ませようとおもっているので、時間をかけるようであれば内容証明をおくります。と伝えます。
相手も家族にバレないようにしたいと思うので交渉を続けることに応じてくれるでしょう。


➜こんな金額払えない!といわれたら
相手の意向とも向き合ってこちらも常識的な金額を提示しているので下げ過ぎる必要はありませんが、減額することも考えましょう。


➜ほかの質問に関して
通知書を読んでもらうことに徹して、あとは「弁護士に裁判までは見せるな」といわれているといってしまい拒否しましょう。証拠の写真を見せたりしてもいけません。証拠は揃っているのですから堂々としていてください。それでもあまりにも食い下がりまとまらない場合は調停の手続きを考えるほかありません。


請求の時効

不貞による慰謝料が請求できるのは不貞行為の事実と加害者(顔/名前/所在)を知ってから3年で消滅します。また、相手が特定できなくても不貞行為から20年という時効もあるので注意しましょう。

探偵事務所のホームページを見ると、どこも「弁護士を紹介」とか、法律事務所と関係のあるようなバナー広告を貼っているのを見つけることが多いなと感じたことはありませんか?
探偵事務所というのは「ぼったくりにあったら怖い」「騙されそう」という印象をもたれやすいので、弁護士との関わりがあるというだけで公正でクリーンな印象をもてます。

それでは弁護士事務所と密接した探偵を選べば必ず安心なのでしょうか。くわしく紹介します。

 

探偵と弁護士の関係性

注意点も気になるところですが、それを考える前に、なぜ弁護士と探偵が関わっているのかが理解できると、探偵選びをしやすいポイントになります。


もしあなたがパートナーの浮気が原因で、離婚ややり直しを考えて「慰謝料請求」をしようとします。
その際、あなたはどこに相談するでしょうか?多くの場合「弁護士」と答える方がほとんどではないでしょうか。

これは半分正解ですが、この時点で弁護士だけに相談しても解決できません。その理由は「確実な証拠」が必要だからです。

証拠というのは

  • 愛人の顔の特定
  • パートナーの特定
  • ラブホテルまたは愛人宅の一定時間の出入り
  • 愛人宅、または愛人の職場の住所

つまりこの4点が慰謝料請求する際に必要となるのです。

証拠として交渉に使えるものを用意するのが探偵のしごと。言ってみれば、この情報がどれほど正確に、できるだけ余計な時間をかけずに獲得できるかが探偵の調査力や良し悪しにつながります。
そして、この証拠を使って慰謝料請求の成功につなげるのが、弁護士の仕事ということです。

繰り返しになりますが、慰謝料請求を弁護士に依頼するのであればこれらの証拠が無ければ、いくら弁護士でも請求をたてられません。弁護士の成功は探偵の証拠の良さにかかっていますし、その良い証拠をうまく活かすのが弁護士の良さ。つまり、弁護士と探偵はお互いがいればより有利に成功に導きやすい関係といえます。

ところが、ここからが大切。
この探偵と弁護士の関係が、どれだけ営利目的によらずに信頼関係で推薦しているかが、探偵選びの重要なポイントとなります。


というのも慰謝料請求や損害賠償請求、示談交渉というフレーズだけきくと弁護士と考えがちですが、実はご自身でも示談交渉をして慰謝料請求ができるからなんです。

自分で示談交渉をするかしないかは自由です。もちろん、自信が無いという方もいらっしゃると思います。ただ、手にしているのは確実な証拠ですし、それを強みに交渉する方は意外にも多いのです。簡単ではありませんが、実は示談交渉をご自身ですることにはメリットがあります。

 

弁護士がいなくても示談交渉はできる

当然ながら、示談交渉をご自身でされるのであれば、弁護士費用は「0円」です。慰謝料をつかって、探偵で使った調査費用、またこれからの生活にかかるお金に当てたいという人も多いですよね。方法としては裁判にまで持ち込まずに「示談交渉」というかたちで終わらせる分には弁護士に依頼せずとも、手早く終えられる上に、慰謝料交渉まですすめられます。

例えばですが、もしこちらが弁護士に依頼すれば、相手側からも弁護士も出てくることを意味しています。第3者同士の話合いになるため決着をつけるまでに何ヶ月もかかる上に、慰謝料の交渉も弁護士の方で加減をつけて下げられる可能性が大きいでしょう。

 

慰謝料の相場

それでは慰謝料はそもそもどのくらいを請求できるものなのでしょうか。
一般的には浮気・不倫が原因の場合の慰謝料とは以下のような額です。離婚や別居をせずに夫婦関係を継続する場合と、離婚に至る場合とではずいぶん差が出るようですが、おおよその適正な金額の相場でいうと50万から300万円ほどです。なかには500万近く請求できたという方もいますが、あまり高すぎる要求はおすすめしません。

◯ 慰謝料の相場(目安)

  • 離婚も別居せずに夫婦関係を継続する場合
    50万円~100万円
  • 浮気が原因で別居に至った場合
    100万円~200万円
  • 浮気が原因で離婚に至った場合
    200万円~300万円

参考:弁護士法人アディーレ法律事務所

あくまでも相場ですが、弁護士法人アディーレ法律事務所のサイトでこの浮気による慰謝料の目安が掲載されていました。

  • 本人の過失
  • 婚姻期間
  • 夫と浮気相手との収入

まだまだありますが、こういった理由が金額の目安をさらに増減できる可能性があるので、適正な金額を決める際こちらのサイトも合わせてごらんください。

 

弁護士費用の相場

示談交渉を自分で行わずに弁護士に依頼した場合どのくらい費用がかかるのでしょうか。
慰謝料請求がいくらで行われたかで変わりますが、
弁護士費用の相場は60~70万円程度プラス経常利益の10~20%といわれています。
着手金30万+報酬金30万+経常利益(獲得額)の10%の利率をかけた金額というのが事務所が多いようですが、各弁護士事務所によって報酬の金額の決め方は変わります。(参照:弁護士費用.com)

たとえば、上記の計算方法だとして示談交渉で300万円獲得できたとします。
着手金30万+報酬金30万+経常利益の10%という契約を結んでいるのなら

30万+30万+30万(300万円の10%)=90万

つまり、90万を弁護士事務所に支払う必要があります。少し費用感のイメージができたでしょうか。

慰謝料を請求できたとしても、すぐに手元に入るわけではないですし、探偵の費用、弁護士費用と差し引けば残りはさほど余らないこともあります。そのため、自分で交渉をする人が多いんですね。

交渉ごとにおいては弁護士は非常に心強い存在ですが「夫婦間のやり直しに強い弁護士」「離婚に強い弁護士」など実は性格があるので一概にどの弁護士に頼んでも結果は同じというわけではありません。ご自身で示談交渉をするならこういった弁護士選びの手間も省けますが、依頼する場合は注意しましょう。


弁護士コストの節約や期間だけを考えれば、もちろんご自身ですすめるに越したことはありません。次に示談交渉の危険性もあることも見逃してはいけません。
たとえば、愛人との直接交渉がエスカレートしてしまうと強要罪にもなりかねませんし、愛人に「わたしは悪くない、夫のせいだ」「今決められないからまってくれ」など言われたときにあたふたしてしまったり、回答に困ってしまう場合もあるでしょう。アポなしで愛人に会うことでプレッシャーとの闘いでもあります。こういったことに備えてポイントをまとめましたので、参考までにごらんください。

 

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調査力が足りない探偵社に注意!

探偵と弁護士の関係性で、特に気にかかるのはここの部分ではないでしょうか。
慰謝料請求をするのに証拠を取ることが目的で依頼するのに、ここをうまく利用されてしまい多額の請求を払うケースがあります。
たとえば、

  • できるだけ節約を考えて安い探偵社を選んだけれど、この時間内では慰謝料請求には証拠が不十分といわれて結局高額な支払いをした。
  • 弁護士としては技術はあるが、探偵としては調査力が足りない。

このようなケースもあります。

探偵社を選ぶなら調査費用を安くおさえようとだけ考えるのは非常にリスキーですし、弁護士と関係があるからとイメージだけで表面的に選ぶのも良くありません。

調査力という言葉はわかりづらいと思いますが、決められたタイミングで目の前にある証拠を見逃さず獲得できるかどうかということ。

とはいえ、実際パートナーの行動次第でその時間には不貞を行わない可能性もありますし、そんなときに調査を行っても無意味です。また、デートスポットによっては不貞をしたと第三者から認めにくい場所で不貞を行った可能性もあります。その場合、慰謝料請求を考えて証拠を掴むならパートナーと愛人がラブホテルへの入退出の証拠が最低1回以上。証拠の内容によっては3回あると確実といわれています。

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探偵に調査力があるのはもちろんのこと。もしそれでも探偵選びの際にイメージや低料金にとらわれてしまうのなら、次の様に考えてみるといいでしょう。

  • 低料金の探偵を探すのではなく、いかに必要な時間数を「効率よく」「費用を取りすぎず」対応してくれるか
  • 弁護士と関係があるイメージだけでなく、必要なときに必要な弁護士を紹介してくれるか

実際に相談して見積をたててもらったり、向き合って話せば安心できる探偵社かどうかはわかります。
また、調査費用について各探偵社を比較したコラムもまとめましたのでこちらをご参考にしてください。

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不貞の証拠をいくら撮れて安心したところで、弁護士に専門性が無くても意味がありません。
「離婚」「やり直し」「慰謝料請求」どの分野に適している弁護士なのか、自分が愛人宅にいけないのを代わりに行ってくれる弁護士なのか、このあたりまで具体的にペースを合わせて相談に応じてくれる探偵社だと心強いでしょう。

探偵と弁護士。合わせれば安心できる2つのフレーズですが二兎を追うには「費用」に踊らされずにしっかりした下調べが必要です。


ここまでで一旦整理してみましょう。

  • 確実な証拠を掴めれば、基本的に示談交渉であれば弁護士は必要無い。
  • 弁護士に示談交渉を依頼しなければ、慰謝料請求の取り分が増え、交渉も一日で済むこともある。
  • 示談交渉でエスカレートしてしまったり、言い負かされてしまう不安がある場合は弁護士に依頼するのがおすすめ。

つまり、弁護士への依頼とは、本当に必要な時にお願いできるくらいのバランスが良い関係といえそうです。

 

弁護士法でも決められた74条とは

弁護士と探偵は切り離せない関係のようでいて、営利目的によって消費者が利用されないように決められている法律があります。それが弁護士法27条 72条 74条と弁護士職務基本規定11条にあげられています。
依頼者に弁護士を紹介することを仕事にして利益をあげることは反復継続性があるため違法となります。
日本探偵業協会でもこの部分についての注意にふれています。

※なお、事業者が営業のために紹介を行う場合とは異なって善意で知り合いの弁護士を(無料で)紹介した場合には違法にあたりません。

 

探偵社のアフターフォロー。どこまでまかなえるか?

多くの探偵社では、提携している弁護士事務所が少なくともだいたい一社はありますので、頼めば紹介してくれます。理想としてはいくつか提携している弁護士事務所がある探偵だとあなたのケースに合わせて紹介してもらえます。「どんな特徴なのか」「ご自身の目的に合っているか」こういったことも合わせて相談してみてください。

探偵の証拠資料は全てが慰謝料請求での交渉で利用できる証拠とは限りません。慰謝料請求をしたい、もしくは今後使うかもしれない旨を話して資料を揃えてもらいましょう。

探偵社の中には完璧な資料を作って徹底的にフォローしてくれるところもあります。
弁護士では無いので、利益に関わる人間は一緒に同行してはいけないので、探偵が愛人の元に一緒についてくるのはNGですが、最大限直前まで「こういう場合はどうする?」という相談に応えてくれると安心です。
パートナーの浮気の証拠を掴んだあとは、また悲しい気持ちやこれからの不安に駆られるものです。心から親身になってくれる探偵社を選びたいですね。

弁護士信頼型探偵の比較

弁護士事務所と探偵が利益によるものではなく信頼関係のバランスになりたっているのがベストです。
探偵比較.comで紹介している探偵社で弁護士事務所のバナーなどを貼った探偵社をいくつかピックアップしましたので「弁護士の運営する探偵社タイプ」「弁護士と密接提携型タイプ」「調査後必要に応じて弁護士紹介するタイプ」の3つのタイプにわけて紹介します。

 

弁護士の運営する探偵社タイプ

ALG探偵事務所

こちらは弁護士事務所が経営している探偵社です。
ALG探偵事務所

探偵という職種は「こわい」「ぼったくりにあいそう」というイメージで捉えがちですが、法律事務所が経営していることで、「誠実」「安全」「公正」なイメージを印象があるので、注目の探偵ともいえます。
慰謝料のことを考える際に弁護士を選ぶことなく、証拠をつかんでそのまま依頼できることや着手金が相場より10万+成功報酬16%と相場より安く依頼できるメリットがあります。
いつでも、調査中止可能。解約手数料が「0円」というのも調査依頼がどこまでも延長されたら怖いという不安を抱いている方には合っています。ただし、よくホームページを調べてみると解約は3日前までと書かれているのでこの判断やタイミングも注意が必要です。

注意点としては、ALG探偵事務所が設立してまだ年数が浅いため経験数が不足していること。調査員の人数が2名で行動するために対象者に顔がバレやすく調査が失敗するケースが考えられるということです。
いくら、いつでも調査中止可能、解約手数料「0円」といっても、失敗してしまうとどこの探偵社にいったとしても、対象者が警戒している可能性があるためにうまく調査ができなくなる可能性があります。そのため、検討している方はこのあたりも念頭においてみてください。

ALG探偵事務所について探偵比較.comでも紹介していますので「ALG探偵事務所」をごらんください。

 

弁護士と密接提携型タイプ

やすい探偵興信所

「浮気結果がでなければ調査料金0円」が特徴の興信所です。
やすい探偵
東京・大阪に事務所を構えている探偵事務所。とにかく電話対応やメール対応のレスポンスが早く、このあたりのスピード感は期待できます。

注意点としては、この「浮気結果がでなければ調査料金0円」に関しては誤解を受けやすく、クレームの元となりやすいようです。たとえば、パートナーの浮気の調査依頼をして「浮気をしていなかった」という結果がでたとしても「0円にはならない」ために、それが本当に浮気していなかったのか、または浮気はしていても調査員側がそれを捉えることができなかったのかがわからなくても費用が発生する場合が想定されているということです。
また、わたしが調査依頼を一度検討したときもそうでしたが、相談時のレスポンスはどの探偵社よりも早かったのですが相談員の言葉づかいが多少強い尖った感じを受ける方が多いようです。話し方の物腰が気になる方には向かないような気がします。

やすい探偵興信所について探偵比較.comでも紹介していますので「やすい探偵興信所」をごらんください。

 

RCL探偵事務所

探偵を検索しているとホームページで頻繁にみかけるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。弁護士事務所と「提携」している探偵社です。
RCL探偵事務所
RCL探偵事務所は楽天リサーチから「弁護士が選ぶランキング」で1位を3冠獲得しています。
こちらの探偵社では探偵調査員、離婚カウンセラーが弁護士事務所とタッグを組んで解決してる事務所です。ALG探偵事務所のように弁護士事務所が運営しているというわけではなくて、調査後提携した弁護士を紹介してくれるシステムです。
こちらも設立から年数はそれほど経っていませんが、経験ある探偵を揃えているというところが期待できるところではないでしょうか。

注意点としては、RCL探偵事務所に電話相談をするとわかることですが、とにかく男性の担当者が早口で質問をする隙が無いこと。料金についてや細かい心配事など不安なことが多いなかで、これを安心と捉えるか、不安と捉えるかはその人次第な気がしました。
また、料金についても高額なパック料金がメインのようですので、あまりホームページの料金を参考にしないほうがいいようです。

また、一般的な評価として弁護士のランキングの評価があるRCL探偵事務所ですが、実際直接依頼する顧問弁護士に関しても懲戒処分の経験がありましたので念のためご注意ください。

参考:
RCL探偵事務所の顧問弁護士の懲戒処分について

RCL探偵事務所について探偵比較.comでも紹介していますので「RCL探偵事務所」をごらんください。

 

調査後必要に応じて弁護士紹介するタイプ

今回のテーマの中では個人的にはこのタイプが一番ベストといえます。はじめにも触れたように弁護士と探偵との関係はある程度の公正な信頼感があればいいとおもいますので、それを理解した上で必要な状況に応じて弁護士をすすめてくれるくらいが関係性としてはちょうど良いと思います。

 

原一探偵事務所

まずは調査実績44年の探偵社、原一探偵事務所です。
原一探偵事務所のホームページ
上の画像が、原一探偵事務所のホームページですが、杉浦正健弁護士が実力のある弁護士として原一探偵事務所を推薦している旨があげられています。第77代法務大臣経験の弁護士の推薦という表記は心強いですね。原一探偵事務所では調査終了後、必要によって、法的アドバイスや弁護士のご紹介などをしています。法律相談や調停、訴訟などの事案など、サポートしてくれるそうです。

原一探偵事務所について探偵比較.comでも紹介していますので「原一探偵事務所」をごらんください。

 

総合探偵社・興信所MR

つづいて、探偵社ではじめてカウンセラー制度を導入した探偵社です。
総合探偵社・興信所MRのホームページ
「弁護士が選ぶ最も信頼できる弁護士事務所」に選ばれました。(楽天リサーチ調べ 2017年)と書いてあります。弁護士が信頼できるというのは安心ですね。
複数の探偵社を調べているとわかるのですが、こちらの探偵社は総合探偵社ながら浮気調査について いち早く新しい試みを取り入れている探偵社です。たとえば、カウンセラー制度。探偵社にとっての働きかけが調査だけにあらず依頼者の心理的なサポートも取り入れないと問題の解決にならないという発想を取り入れたのはさすが女性の代表ならではではないでしょうか。
探偵社を調べていると、この総合探偵社・興信所MRを経験して独立して探偵社を設立している事務所も多いのですがこういった意思を受け継いで同じように相談員やカウンセラーを取り入れている事務所も多いようです。

話しの大枠は逸れましたが、総合探偵社・興信所MRについても調査終了後弁護士の紹介をしています。こちらの探偵社自体ははじめから弁護士が出て行くというのはしっかりと本人同士で話し合いを行うことができないのでナンセンスだという考えのようで、ご自身の示談交渉を考えているのなら、「こんなときはどういうか」「どのように進めていったらいいか」というシミュレーションやカウンセリングも含めて徹底したフォローをすすめてくれるそうです。
また、弁護士は最終手段として交渉の場に出てきてもらうこともあって、そんな際は愛人宅に直接交渉してくれる弁護士や、依頼者の今後の方向性に合わせた方を紹介してくれるそうです。
10社ほどある弁護士事務所の中から案件とその人にあった弁護士を1時間相談無料で2人まで紹介してくれるというサービスは、やはり先駆けているといえるのでは。

総合探偵社・興信所MRについて探偵比較.comでも紹介していますので「総合探偵社・興信所MR」をごらんください。

 

AKAI探偵事務所

「結果がでなければ0円ではなく、証拠が撮れなければ0円」や「お試し調査3000円」が特徴的な探偵社です。

こちらの探偵社は証拠が取れなければ経費も含めて0円という破格の勝負に出た探偵社です。3,000円のお試し調査だけで結果や慰謝料請求できるほどの証拠を取ることはできませんが、探偵の調査がについて不安な人や事前にどういうものかを知るにはいいのではないでしょうか。また、裁判で証拠が否認をされた場合は料金0円、裁判で勝てなければ全額返金というところも、良心的です。
料金について不安をいだきやすい探偵業界、細かい説明をホームページに書いているところが好印象ですね。
注意点ですが、基本的に料金一括前払いでカード利用ができないこと。

AKAI探偵事務所について探偵比較.comでも紹介していますので「AKAI探偵事務所」をごらんください。

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