探偵というと事件の謎を解いたり、殺人事件のミステリー小説などを浮かべる人も少なくないのではないでしょうか。あまりにも探偵の名前のつくアニメや小説が有名なためにこのようなイメージがありますが、実際の探偵とは他人の秘密をひそかに調査する行為やそれを仕事とする人のことでこれは探偵業の法律によって定義されて働いています。
探偵業と興信所の違い
探偵業と興信所の違いに現在はさほどの違いを設けてはいません。
しかし両者ともその歴史は世界的に見て古く、19世紀中頃にパリの国家警察で犯罪捜査曲を設けてのちに個人で活動したフランソワ・ヴィドックが世界最初の探偵とされているそうです。(参照:wikipediaより)
ちなみに日本では明治24年に「詐欺師や盗人の所在を調べたり、他人の行動調査」をするものだと朝日新聞の広告記事に掲載されていたそうです。
一方、興信所でいうと翌年明治25年に日銀と大手銀行グループの共同出資で設立されて、明治33年には帝国データバンクの前進となる帝国興信所が設立されたとあります。
こう考えると古くは個人の尾行や行動調査を始まりとしたものが探偵で、企業に対する調査が興信所という棲み分けだったようです。現在は興信所であるか、探偵という名前であるかを看板でわけてはおらず「何の調査ができるか」といった調査項目をそれぞれのホームページやチラシで確認するとよいでしょう。
浮気調査を探偵に依頼するメリット
探偵業・興信所、共通していえることは以下のとおりです。
- 内緒でパートナーの行動を調査できる。
- 愛人のことを調べることができる。
- 調停や裁判に使うための証拠収集ができる。
- 探偵によっては、今後の自分の方向性などを相談できる。
一般的には以上のようなことが浮気調査を得意としている探偵事務所には期待できるでしょう。
つまり、「本当にパートナーが浮気しているか」「裁判の証拠として提示できるレベルの証拠がほしい」といった要望にきちんと応えられるものが、探偵の仕事といえるのです。
しかし調査の質や対応・料金については、それぞれ事務所の質に違いがあります。評判などについては探偵比較.comを参考までにごらんください。
探偵事務所で出来ないことも
探偵事務所でできないこともあります。例えば、「人探し調査」などは人命を守るために緊急にすべき内容としては引き受けてくれますが、ヒアリングをして内容的にそれがストーカーの被害を生んだり、DV、トラブルの要因となると予想されるものについては断られます。冷静に見極めきちんとそこの判断をして提示くれる探偵だと安心ですね。
信用できる探偵事務所を見つけるには
これは最低限のことですが、探偵業届け出番号があることをチェックしてみるといいでしょう。探偵業の営業開始の際に所轄警察経由で営業の届出をすることが定められています。契約をするときにはきちんと依頼者に説明すること・犯罪行為や違法行為はしないこと・業務上知り得た人の秘密を漏らさないこと・資料は不正をしないこと・探偵業者内できちんと教育を行うことなどといった内容が義務付けられています。また登録をされていることによって都道府県の公安委員会が探偵業者に対して、立ち入り検査や営業停止命令、報告の徴収を行うことができます。(参考:警視庁)
まとめ
いかがでしたでしょうか。浮気調査はまさに探偵の得意分野なのがおわかりいただけましたでしょうか。しかし、世の中には5000件以上の探偵があります。信用のできる会社、そうでない会社もさまざまです。よろしければ探偵比較.comを参考までにごらんください。