友人の紹介?婚活?現代の結婚相手の選びかた

新生活、新緑の芽吹く季節。新しい出会いが運命の出会いへと変化する予感をさせますね。
たとえば学生の時に出会った出会いが一生の信頼関係を築いたり、職場での出会いが同じ価値観を見出したり…
個人を取り巻く環境での何気ない出会いが生涯の結婚相手となることはめずらしくありません。

上の表はオーダーメイドの結婚指輪・婚約指輪を取り扱う「ジュエリーかまた」が実施した、結婚や恋愛に関するアンケートの結果、結婚相談所や婚活サービスを利用して結婚した人のリアルな婚活サービス利用率を調査したデータです。

東京を限定とした調査結果ですが結婚相手との出会いのきっかけは職場や交友関係、友人の紹介がダントツのド定番なのが明らか。あなたの廻りのご友人も職場や交友関係をきっかけにされているという話しを聞くことが多いのではないでしょうか。

一方で全国を対象にした婚活実態調査では2017年に発表のもので「2016年に結婚した人の11.3%が婚活サービス(※)で結婚婚活サービスを使った結婚が広がりつつある」ということもわかりました。

とくに20代、30代にとって、婚活サービスはより身近なものになりつつあるようです。

  • 「婚活サービスを利用するのは、まだ自分には早い」と思う割合は、2016年調査と比較し、20代、30代で減少している(20代 47.2%(対2016年調査:-5.4pt)、30代 15.4%(同-4.2pt)、40代 12.0% (同2.7pt))。
  • 「婚活サービスを利用しなくても、結婚できる」と思う割合は、2016年調査と比較し、20代、30代で大きく減少している(20代 39.3%(対2016年調査:-6.8pt)、30代 23.3%(同-13.2pt)、40代 29.1%(同-4.0pt))。

【参考】婚活実態調査2017

近年ではSNSを利用した出会い系サービスなども増え、尚の事出会いのチャンスの幅を広げています。

一昔まえは近所の世話好きなおばさんがお見合い写真を持ってきて結婚を勧められたという話しをよく聞いたものですが、いまやそんな時代は終わり、仕事環境や友人のすすめの機会が無ければ、もはや自ら出会いを探さないと自分に合うひとが見つからないようです。


保障の無い素性の知らない相手との婚約

結婚相手として出会いに恵まれても、気になっていること、本当にこの人でいいのかなと思うことはないでしょうか?
結婚相談所で出会いを見つけたという女性の話しがあります。

東京都に住む会社員の澄子さん(仮名/41歳)は、2016年の春に結婚相談所で出会った男性とようやく成婚を果たしました。
某結婚相談所のシステムでは、10万円近い初期費用と3万円の登録を済ませさらに月会費を支払います。
「正直この相談所は初期投資も結構かかるので、真剣に結婚を考えている会員が多かったのはメリットでした。他は安いところだと遊び半分の冷やかしで入会する人も少なくないと口コミを見かけたので。」とはいえ、40代。
入会時に受付の女性が見せたグラフには「澄子さんのように40代の女性ですと成婚率がこれほどまでに下がります。あまり高望みをせず..」と自分の年齢では成婚率は20代に比べて1/4にも満たない確率の棒グラフと婚活での心得のようなものを説明されました。

「月々の支払いも馬鹿になりませんし、焦る気持ちはありました」とその記憶を窓の外に目をやりながら思い出すように語る澄子さん。

結婚相談所では申込をしてから「収入証明書」と「独身証明書」を提出します。そのため、会員にとっては詐欺に合うという不安が少ないという利点があります。それでも、会員同士のデートはお茶程度を数回。デートでは恋人同士のように性行為などはないし、しないのが規則。本格的につきあうことを決めたところで「成婚」という名前で退会をし、成婚費用(成功報酬)を支払うシステム。

嵩む出費の中で相手を決めるのはさらに会員を焦らせることがあります。澄子さんも最後に出会った男性と気が合い、お相手からも「そろそろ退会をしないか。出費をあまりかけるのもよくないし」と拍車をかけられ退会の機会へとすすみます。

これでいいのかわからないまま、「成婚」という一見悪くはない響きの退会の言葉に踊らされ、その流れに身を任せるうちに「結婚式相談会」「指輪相談会」「家計相談会」など催されるイベントに次々と参加するうちに、挙式の日取り検討やら本格的な結婚への生活が進みはじめました。


成婚直後のマリッジブルー

はじめはようやく「成婚できる」という言葉とそのシチュエーションにのうれしさで、いろいろとカレの小さな嫌な部分にも目をつぶった澄子さん。それでも念のため、結婚前に同棲をしようともちかけた澄子さん。
しかしカレからは「うちの実家の両親は結婚前に女性が同棲したがるのは嫌がるから。」とあっさりとした回答。「大丈夫だよ。ふたりならなんとかやっていける。」そういうカレの言葉に、ちょっとデリカシーにかける部分も見てきたけれど悪い人じゃない。このくらいはわたしが我慢すればいい話だ。結婚なんてこんなことを言っていたらキリが無いと自分を落ち着かさせたそう。

しかし、これまでに出会ったことの無い環境に生きてきたカレに対して「ちいさな気づき」は日々小さなシャボン玉のように浮かんでは割れ、また浮かんでは増えていく。その数が気付けば増えていき見逃せず、ギモンを投げかければ痴話ゲンカ。次第に会話にもならず相手との距離感ができていきました。

たとえば、入籍直前に知らされた「不動産投資話」。自分こそは詐欺などにあわない。関係ないと思っていたから、はじめは「投資」と聞いて耳を疑った澄子さんでしたが「家計には手を出さないから」その言葉で納得することにしたそう。結婚相談所には収入証明書があったからそれほど家計に影響を及ぼさず安定した生活が送れるだろうとおもっていたら、実際生活をスタートさせると夫からは「結婚式の分を俺が払う。不動産投資分の貯金額には手をだしたくないから。生活費はキミのほうでしばらく負担してくれないか。」といわれ、たしかに多額の挙式費用の見積りを目にした澄子さんとしてはやむなく自分のパートで稼いだ収入から夫婦の食費や生活費の全てをやりくりして済ませたそう。

また、結婚前に子どもを欲しいねと話していたけれど、現実はカレの方は子ども嫌いで、子どもの話しを切り出そうにも非常に短気な正体を表し始めました。
「なにか話しが違う」が繰り返されて、澄子さんの中でついになにかが破裂したように目の前が白くなり動けなくなりました。安心しきっていた見えない保障のような結婚相談所の存在に甘えすぎていたことに入籍後に気づきます。


自分の予感を信じてみる。

「結婚するときに「本当にこの人と結婚していいのかな」と悩むことをマリッジブルーといいますが、この憂鬱を“よくあることだししょうがない”と片付けていました。わたしが41歳だから、結婚に対してあまり期待しすぎてはいけない。こんな時期だからを口癖にひとつひとつ、諦めました。けれど、本当はこの時期だからこそ正しい予感だと慎重になるべきでした。数ヶ月では見えないことが生活してみるとこんなにもあるんだとも気付かされて呆然としてしまいました」


最終的には、夫の浮気が発覚。
澄子さんの中で、「我慢してまで一緒にいる意味」が無くなってしまい、あまりにもあっけない結婚生活が3ヶ月という短さで終焉を迎えたのでした。


巧妙になっている「立件されない結婚詐欺」に注意して!

澄子さんのパターンを結婚詐欺と捉えるかどうかは別として、結婚を真剣に考えている人にとって警戒すべきなのは自尊心のバランスといえます。高すぎることをよく問題視されますが、低すぎてもいけません。


「結婚詐欺」という名前を耳にしたことのある人は多いとおもいますが、実際に新聞やテレビで大々的に扱われるのが少ないことはご存知でしょうか。それは「結婚詐欺」が刑事事件として立件されるまでの件数が少ないためです。
「被害が小額なので、告発しない被害者が多い」、「騙す側の詐欺師の手口が巧妙で、被害者が気づかない」というのが理由のようですが、表面化されない数えきれない数の相談が法律事務所などに寄せられているのが実情です。
【参考】弁護士相談広場

結婚詐欺というと、高額なぼったくり被害を想像していた人は多いのではないでしょうか。
ちょっと貸した金が返ってこないような話しの積み重ね。澄子さんにおいては「生活の価値観の差異であるのか、もしくは詐欺なのか」その差を振り返っても、これ以上ことを大きく荒立てたくないからもう無かったことにしたい。そんな性格が詐欺被害を横行させるケースを増やしているといって過言ではないのです。


婚姻前に相手にどんなものを求め覚悟を持てばよかったか

自分が結婚相手に何を求めたいのかを明確にしようとしますよね。
この価値観というのは問題が起きてからでないと見えてこないこともあるでしょう。

たとえば、食事の好み。互いに「食材の好き嫌いはない」同士が出会ったとしても、味付けの薄い濃いなどは家庭環境が影響しますので、生活をしはじめるとお互いの温度差を感じる方もいます。

自分の洗濯物は洗わないで欲しいどころか触らないでほしい方もいますね。
一緒の布団で寝たい人も、別々のベットどころか別の部屋で睡眠を取りたい人もいます。生活をしてみないと見えてこないものです。

それから問題としてあげられやすいのが「金銭感覚」。
よく、結婚前にそこそこのお金で贅沢をせず普通にゆっくりとお互いがお互いらしくいられればいい。という価値観を話される方がいますが「そこそこのお金」というのは具体的に月で15万なのか?25万なのかというのは男女での価値観は意外と違うものです。しかしながら、この金銭感覚について話すことは、途端に色っぽくなくなり、しょっぱい空気に変わりやすいのでオブラートに包みがちになるので、実際共同生活をスタートさせるとギャップを感じさせることが多いのです。
100円ぐらい返して欲しいのか、100円なら返さない方がお互いにとって良いと思っているのかそれだけでもちがいますよね。

こういった生活面に関しては恐らく同棲をしていればおおよそわかるものです。そして同棲から結婚相手へのステップがもうひとつ。
それでは、結婚相手として検討するにはどんな覚悟があればよかったのでしょう。

結婚できる相手とは

お金を例にだしてさらに踏み込んで考えてみましょう。

たとえば結婚相手に多額の借金があるとします。ずっとひた隠しに秘密にされていれば、1年以上付き合っていても5年付き合っていてもわからないことです。
その借金が順調に返済されていればいいのですが、問題視されるのは常に「問題が起きてから」。
しかし、この部分こそ結婚についての価値観の真価が問われるところといいますか、結婚をするというのは、相手に三千万でも一億円でも多額の借金があったとしても「一緒に返していこう」と、ともに腹を括れるかどうかということなんです。それは、パートナーを信頼できるからに他ならないのです。信頼とは具体的にいうと「この人なら返せる」という信頼です。これはあなたが代わりに返してあげる話しではありません。借りた本人が返せることを前提に借りているので本人が返せばいいのです。あなたにはできるサポートをしたらいいのです。
会って数ヶ月の相手にそれだけの信頼関係ができるのかといえばそれは疑わしいことです。だから、相手のことをきちんと理解した上で婚姻届に押印するのです。婚姻届は人生の契約書なんですよ。


あなただけではない!みんな結婚前に相手のことを確認したいと思っている

さきほどの澄子さんの話しで残念だった点をひとつあげるなら、「結婚前に同棲したい」と申し出たにも関わらず相手の一言で断念してしまった点です。
だれしも結婚のプロなんていません。相手を見抜く力など結婚前にもてるひとはいませんので結婚前にできれば同棲をすればもうすこしお互いを見つめ合う期間を持って過ごせたでしょう。

このように結婚前にお互いをきちんとして同棲しておきたいと思う人は、当然ながら澄子さんだけの話しではなりません。

Facebookを活用した婚活アプリ「マッチアラーム」を運営・開発するマッチアラーム株式会社(東京都港区/代表取締役:相原千尋)は、20代、30代の独身男女763名を対象に、恋愛、婚活に関する調査を実施したデータがありますのでごらんください。


【参照】PRTIMES/恋愛、婚活に関する調査(マッチアラーム株式会社)

今回の調査では「結婚前に同棲したい?」という質問に対して、男性の89.7%、女性の66.5%が「結婚前に同棲をしたい」という結果となり、女性より男性の方が結婚前の同棲を望んでいることがわかりました。

男性では年代に関わらず大多数の人が結婚前の同棲を希望する傾向にありました。一方女性では全体で66.5%と男性に比べて結婚前の同棲を希望する割合は低かったものの、20-24歳といった低い年齢ほど88.5%と男性同様に結婚前の同棲を希望していることがわかりました。

「結婚前に同棲したい」と回答した方からは、「お互いの価値観や生活スタイルを知るため」、「家事やふたりの今後の生活を考えるため」、「生涯を共にするパートナーになり得るか見極めるため」といったコメントが。なかには「結婚前に相手を知りすぎると結婚後の楽しみがなくなる」、「自由な時間が減りそう」、「結婚のきっかけを見失う」といった反対のコメントが見られましたが、離婚に至るケースをおもえば、考えかた次第なのではないかと思います。

また、同棲以外にも結婚前に「海外旅行」をすることで、相手の一面を垣間見られるという意見も。ぜひこちらもご参考になさってください。

経験者の72.4%が「結婚前に一緒に海外旅行に行くこと」を推奨 男性は「文句を言う」、女性は「段取りが悪い」異性を 嫌いになる傾向に


結婚前調査は当然?あり得ない?

お互いの価値観の違いは一緒に暮せばそのギャップを埋めるのに長くて数年はかかります。しかし、数年かければ順応して慣れていくものです。若干の性格的な部分についてはあばたもえくぼで我慢のなることなんです。
それでも相手に愛人がいる前提で結婚する必要なんてありませんし、ギャンブル好きを隠して結婚する相手との婚姻届にサインをする必要もありません。だから、今は結婚前調査をして未然に離婚へのきっかけを防ごうという考え方の人は増えています。

結婚詐欺の場合、詐欺犯は嘘をつくということに罪の意識を感じていないことが多いので嘘を暴くのが弁護士だとしても困難だといいます。そのためなかなか証拠が見つからないために、実際嘘の事実が見つからずに証拠不十分で不起訴ということにもなりうるのです。
だから、プロの探偵の調査でしっかりと調べておくことが必要になります。



ひと昔前までは親や親戚が相手の素性を調査したり聞き合わせといって近隣の人に聞いてまわって本当に結婚しても大丈夫かどうか探りを入れて嫁入りをする娘を送り出したりしていました。いわば当時では一見おせっかいとも思われる役割でしたが、こんな人たちの存在があったからこそ大きな詐欺被害などを防ぐ重要な役割でした。

結婚前に探りを入れるなんて、失礼だとか、自由恋愛を求めた時期があり、「相手のことに探りを入れるなんて信じられない」「テレビの中の世界のようだ」と現実的に思えないように思われる方も増えましたが、いまも理解を示している人にとっては「当然だ」という意識を持っている人が多いのです。結婚に対する受け止め方の違いがあらわれているようです。

  • お見合いなら相手の素性がわかるけれど、恋愛結婚ならわからないから痛くもない腹を探られる気持ちになるけれどそれが縁組では?
  • 私は一度両親に結婚しようと思うと彼を紹介しました。両親としては彼に不信感があり(多少もめたので)民間調査所ではなく自分たちで彼の家を見に行ったりご近所にちょっと聞いたりしたようでした。
    ますます、早く別れるように言われました(笑)結局、それが原因ではなかったけどその彼とは別れましたね・・・
    そこまで調べられるような人って何かあるんじゃないかと思ってしまいましたし・・・
    今は別の人と結婚しましたが、夫の時は両親は何も調べませんでしたね(略)
  • 私の両親が、調査を依頼して相手の男性を調べさせました。
    聞き込みを受けた人が、彼にわざわざ伝えたため、揉めに揉めました。彼は怒り心頭で、挙式後も4ヶ月ほど嫌がらせで入籍してくれませんでした。数年間、結婚生活を送りましたが、結局彼の性格は変わらず、離婚を申し出ました。調査がバレた際の、相手の反応も参考になると思います。(略)
  • 【参考】発言小町より

探偵・興信所の結婚前調査とは?

あなたの資産を目当てにいくらでも羽振りの良いことを名乗ったり嘘をついて詐欺行為を行われることを未然に防ぐため探偵・興信所で行う結婚前調査(多くは、身元調査や身辺調査)を行います。探偵社によって調査項目や内容が変わりますのであらかじめご相談ください。

本人の学歴・経歴・勤務先・結婚歴

結婚相談所で婚活をすると「独身証明」や「収入証明」を提出する必要がありますが、それ以外の隙きをついた偽装はいくらでもできるもの。出会いを問わず、相手の言葉だけ鵜呑みにするのは危険です。調査後「実際は結婚していた」「二重生活をしていた」という話しもよくあるケースです。

異性関係

実は浮気のきっかけというのは結婚前から関係があったということは少なくありません。

総合探偵社株式会社MRが離婚経験のある男女30〜49歳233名を対象に浮気経験についてのアンケート調査をした結果では、11.3%の人が結婚前から関係があった人と続いていたと回答しています。結婚相手の異性関係も「友達だから」という言葉に信用してしまうのではなく、調査することで浮気関係をやめさせるだけでなく、相手への信用も見えてきます。

家柄、家族構成

二人が愛し合えばなにも心配はいらないと思う方は多いとは思いますが、子どもたちが思うよりもずっと「家」の結びつきは尾をひき相容れないものです。結婚とは家と家との結びつきです。宗教・家柄・暴力団との関わりなど、結婚後理解を深めていける方ならいいですが「はじめからわかっていたら結婚しなかった」という価値観の人には特に知っておくのがいいのではないでしょうか。

ギャンブル、借金など

結婚は価値観の共存。あらかじめギャンブル癖があるかをあらかじめ調査しておくと安心でしょう。お互いの共通価値観にならない限り金銭感覚というのは変わらないことが多いです。お金は借りても返す力のある方と結婚をすることをおすすめします。

暴力・DV

ふだん温和でやさしい人が実は密閉した家庭に入ると酒乱であったり、DVやモラハラで相手を苦しめるということもよくあることです。自己愛が強い人、社会的立場が高くストレスを感じている人、他人を避難する人などこのケースに当てはまることも多いです。優しいカレがバツイチだとして離婚理由が実は彼の暴力が原因ということもありますので表面だけで判断するのは危険です。気づけば離婚もしてもらえずシェルターに子どもと隠れて過ごすなどという現実だってあることを忘れないでください。


結婚前調査選びに必要な探偵の選びかた


探偵であれば、どこに調査依頼しても安心というわけではありません。経験のある探偵社に依頼すれば、相手方にできるだけ知られないように調べることやフォローまで対応してくれます。

セキュリティのしっかりした探偵社を選ぶ

相談室の用意がある相談内容が他に漏れない事務所の探偵社を選びましょう。決して、ファミレスや外で立ち話ではいけません。必ず外では「知っている人が聞いている」という意識をもってください。

経験や実績のある探偵社を選ぶ

経験のある調査会社は、細かいところまできちんと調べて答えを出してくれます。結婚は人生における一大事。一概に「あの人では不安です」
だけの調査報告では、プロフェッショナルに調査依頼をした意味がありません。10年以上の経験があると安心です。

身辺調査、浮気調査、人探し、企業調査まで対応した総合探偵を選ぶ

探偵社の中には、浮気調査や人探しなどそれぞれを専門とした調査会社もありますが総合的に調査できる調査会社がおすすめ。多角的な視野で調査をすすめることができます。

メンタルフォローのある探偵社を選ぶ

一度は結婚を決めた相手です。詐欺だとしても、好きになってしまうと何か理由があるはずと諦めきれない気持ちが芽生えたり泥沼化するおそれもあります。一緒の目線になって相談役となってくれるフォロー役のいる探偵社がおすすめです。

協会に加盟している探偵社を選ぶ

婚活で詐欺にあったことを直接警察署に届けても対応してくれないところが実際は多いんです。探偵社に調査依頼をかけたことで「誰もが認められる証拠」を掴むことができます。協会に加盟している探偵社なら公安管轄ですので探偵社からも届け出をすすめてくれます。

調査できない内容もある

差別調査やDV・虐待・ストーカー被害等の違法な目的になると思われる調査は違法調査となるため受けていないのが通常です。
・電話番号などからの個人特定・預金口座残高・ローン残高・出身地や出生に関する調査・別れさせ屋に追い込む行為・退職に追い込む行為・盗聴や盗撮など違法行為・犯罪歴・謄本・住民票の調査はできないので、逆にできる探偵社に依頼をすることも犯罪です。良識のある探偵社に依頼をしましょう。


婚前調査費用の相場と期間

何を調べるのか、その項目の数や内容によって費用相場はかかります。結婚相手の身辺調査は少なくとも1週間、また周辺調査には3週間以上かかることもあるでしょう。比較的数日間で調査ができる浮気調査と違って長期間要するので費用は100万円〜250万円程度かかるとみてよいでしょう。結婚前に辻褄があわない、何かおかしいと思うのであればご自身では知り得ない内容ですのでわたしはおすすめします。

探偵事務所のホームページを見ると、どこも「弁護士を紹介」とか、法律事務所と関係のあるようなバナー広告を貼っているのを見つけることが多いなと感じたことはありませんか?
探偵事務所というのは「ぼったくりにあったら怖い」「騙されそう」という印象をもたれやすいので、弁護士との関わりがあるというだけで公正でクリーンな印象をもてます。

それでは弁護士事務所と密接した探偵を選べば必ず安心なのでしょうか。くわしく紹介します。

 

探偵と弁護士の関係性

注意点も気になるところですが、それを考える前に、なぜ弁護士と探偵が関わっているのかが理解できると、探偵選びをしやすいポイントになります。


もしあなたがパートナーの浮気が原因で、離婚ややり直しを考えて「慰謝料請求」をしようとします。
その際、あなたはどこに相談するでしょうか?多くの場合「弁護士」と答える方がほとんどではないでしょうか。

これは半分正解ですが、この時点で弁護士だけに相談しても解決できません。その理由は「確実な証拠」が必要だからです。

証拠というのは

  • 愛人の顔の特定
  • パートナーの特定
  • ラブホテルまたは愛人宅の一定時間の出入り
  • 愛人宅、または愛人の職場の住所

つまりこの4点が慰謝料請求する際に必要となるのです。

証拠として交渉に使えるものを用意するのが探偵のしごと。言ってみれば、この情報がどれほど正確に、できるだけ余計な時間をかけずに獲得できるかが探偵の調査力や良し悪しにつながります。
そして、この証拠を使って慰謝料請求の成功につなげるのが、弁護士の仕事ということです。

繰り返しになりますが、慰謝料請求を弁護士に依頼するのであればこれらの証拠が無ければ、いくら弁護士でも請求をたてられません。弁護士の成功は探偵の証拠の良さにかかっていますし、その良い証拠をうまく活かすのが弁護士の良さ。つまり、弁護士と探偵はお互いがいればより有利に成功に導きやすい関係といえます。

ところが、ここからが大切。
この探偵と弁護士の関係が、どれだけ営利目的によらずに信頼関係で推薦しているかが、探偵選びの重要なポイントとなります。


というのも慰謝料請求や損害賠償請求、示談交渉というフレーズだけきくと弁護士と考えがちですが、実はご自身でも示談交渉をして慰謝料請求ができるからなんです。

自分で示談交渉をするかしないかは自由です。もちろん、自信が無いという方もいらっしゃると思います。ただ、手にしているのは確実な証拠ですし、それを強みに交渉する方は意外にも多いのです。簡単ではありませんが、実は示談交渉をご自身ですることにはメリットがあります。

 

弁護士がいなくても示談交渉はできる

当然ながら、示談交渉をご自身でされるのであれば、弁護士費用は「0円」です。慰謝料をつかって、探偵で使った調査費用、またこれからの生活にかかるお金に当てたいという人も多いですよね。方法としては裁判にまで持ち込まずに「示談交渉」というかたちで終わらせる分には弁護士に依頼せずとも、手早く終えられる上に、慰謝料交渉まですすめられます。

例えばですが、もしこちらが弁護士に依頼すれば、相手側からも弁護士も出てくることを意味しています。第3者同士の話合いになるため決着をつけるまでに何ヶ月もかかる上に、慰謝料の交渉も弁護士の方で加減をつけて下げられる可能性が大きいでしょう。

 

慰謝料の相場

それでは慰謝料はそもそもどのくらいを請求できるものなのでしょうか。
一般的には浮気・不倫が原因の場合の慰謝料とは以下のような額です。離婚や別居をせずに夫婦関係を継続する場合と、離婚に至る場合とではずいぶん差が出るようですが、おおよその適正な金額の相場でいうと50万から300万円ほどです。なかには500万近く請求できたという方もいますが、あまり高すぎる要求はおすすめしません。

◯ 慰謝料の相場(目安)

  • 離婚も別居せずに夫婦関係を継続する場合
    50万円~100万円
  • 浮気が原因で別居に至った場合
    100万円~200万円
  • 浮気が原因で離婚に至った場合
    200万円~300万円

参考:弁護士法人アディーレ法律事務所

あくまでも相場ですが、弁護士法人アディーレ法律事務所のサイトでこの浮気による慰謝料の目安が掲載されていました。

  • 本人の過失
  • 婚姻期間
  • 夫と浮気相手との収入

まだまだありますが、こういった理由が金額の目安をさらに増減できる可能性があるので、適正な金額を決める際こちらのサイトも合わせてごらんください。

 

弁護士費用の相場

示談交渉を自分で行わずに弁護士に依頼した場合どのくらい費用がかかるのでしょうか。
慰謝料請求がいくらで行われたかで変わりますが、
弁護士費用の相場は60~70万円程度プラス経常利益の10~20%といわれています。
着手金30万+報酬金30万+経常利益(獲得額)の10%の利率をかけた金額というのが事務所が多いようですが、各弁護士事務所によって報酬の金額の決め方は変わります。(参照:弁護士費用.com)

たとえば、上記の計算方法だとして示談交渉で300万円獲得できたとします。
着手金30万+報酬金30万+経常利益の10%という契約を結んでいるのなら

30万+30万+30万(300万円の10%)=90万

つまり、90万を弁護士事務所に支払う必要があります。少し費用感のイメージができたでしょうか。

慰謝料を請求できたとしても、すぐに手元に入るわけではないですし、探偵の費用、弁護士費用と差し引けば残りはさほど余らないこともあります。そのため、自分で交渉をする人が多いんですね。

交渉ごとにおいては弁護士は非常に心強い存在ですが「夫婦間のやり直しに強い弁護士」「離婚に強い弁護士」など実は性格があるので一概にどの弁護士に頼んでも結果は同じというわけではありません。ご自身で示談交渉をするならこういった弁護士選びの手間も省けますが、依頼する場合は注意しましょう。


弁護士コストの節約や期間だけを考えれば、もちろんご自身ですすめるに越したことはありません。次に示談交渉の危険性もあることも見逃してはいけません。
たとえば、愛人との直接交渉がエスカレートしてしまうと強要罪にもなりかねませんし、愛人に「わたしは悪くない、夫のせいだ」「今決められないからまってくれ」など言われたときにあたふたしてしまったり、回答に困ってしまう場合もあるでしょう。アポなしで愛人に会うことでプレッシャーとの闘いでもあります。こういったことに備えてポイントをまとめましたので、参考までにごらんください。

 

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調査力が足りない探偵社に注意!

探偵と弁護士の関係性で、特に気にかかるのはここの部分ではないでしょうか。
慰謝料請求をするのに証拠を取ることが目的で依頼するのに、ここをうまく利用されてしまい多額の請求を払うケースがあります。
たとえば、

  • できるだけ節約を考えて安い探偵社を選んだけれど、この時間内では慰謝料請求には証拠が不十分といわれて結局高額な支払いをした。
  • 弁護士としては技術はあるが、探偵としては調査力が足りない。

このようなケースもあります。

探偵社を選ぶなら調査費用を安くおさえようとだけ考えるのは非常にリスキーですし、弁護士と関係があるからとイメージだけで表面的に選ぶのも良くありません。

調査力という言葉はわかりづらいと思いますが、決められたタイミングで目の前にある証拠を見逃さず獲得できるかどうかということ。

とはいえ、実際パートナーの行動次第でその時間には不貞を行わない可能性もありますし、そんなときに調査を行っても無意味です。また、デートスポットによっては不貞をしたと第三者から認めにくい場所で不貞を行った可能性もあります。その場合、慰謝料請求を考えて証拠を掴むならパートナーと愛人がラブホテルへの入退出の証拠が最低1回以上。証拠の内容によっては3回あると確実といわれています。

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探偵に調査力があるのはもちろんのこと。もしそれでも探偵選びの際にイメージや低料金にとらわれてしまうのなら、次の様に考えてみるといいでしょう。

  • 低料金の探偵を探すのではなく、いかに必要な時間数を「効率よく」「費用を取りすぎず」対応してくれるか
  • 弁護士と関係があるイメージだけでなく、必要なときに必要な弁護士を紹介してくれるか

実際に相談して見積をたててもらったり、向き合って話せば安心できる探偵社かどうかはわかります。
また、調査費用について各探偵社を比較したコラムもまとめましたのでこちらをご参考にしてください。

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不貞の証拠をいくら撮れて安心したところで、弁護士に専門性が無くても意味がありません。
「離婚」「やり直し」「慰謝料請求」どの分野に適している弁護士なのか、自分が愛人宅にいけないのを代わりに行ってくれる弁護士なのか、このあたりまで具体的にペースを合わせて相談に応じてくれる探偵社だと心強いでしょう。

探偵と弁護士。合わせれば安心できる2つのフレーズですが二兎を追うには「費用」に踊らされずにしっかりした下調べが必要です。


ここまでで一旦整理してみましょう。

  • 確実な証拠を掴めれば、基本的に示談交渉であれば弁護士は必要無い。
  • 弁護士に示談交渉を依頼しなければ、慰謝料請求の取り分が増え、交渉も一日で済むこともある。
  • 示談交渉でエスカレートしてしまったり、言い負かされてしまう不安がある場合は弁護士に依頼するのがおすすめ。

つまり、弁護士への依頼とは、本当に必要な時にお願いできるくらいのバランスが良い関係といえそうです。

 

弁護士法でも決められた74条とは

弁護士と探偵は切り離せない関係のようでいて、営利目的によって消費者が利用されないように決められている法律があります。それが弁護士法27条 72条 74条と弁護士職務基本規定11条にあげられています。
依頼者に弁護士を紹介することを仕事にして利益をあげることは反復継続性があるため違法となります。
日本探偵業協会でもこの部分についての注意にふれています。

※なお、事業者が営業のために紹介を行う場合とは異なって善意で知り合いの弁護士を(無料で)紹介した場合には違法にあたりません。

 

探偵社のアフターフォロー。どこまでまかなえるか?

多くの探偵社では、提携している弁護士事務所が少なくともだいたい一社はありますので、頼めば紹介してくれます。理想としてはいくつか提携している弁護士事務所がある探偵だとあなたのケースに合わせて紹介してもらえます。「どんな特徴なのか」「ご自身の目的に合っているか」こういったことも合わせて相談してみてください。

探偵の証拠資料は全てが慰謝料請求での交渉で利用できる証拠とは限りません。慰謝料請求をしたい、もしくは今後使うかもしれない旨を話して資料を揃えてもらいましょう。

探偵社の中には完璧な資料を作って徹底的にフォローしてくれるところもあります。
弁護士では無いので、利益に関わる人間は一緒に同行してはいけないので、探偵が愛人の元に一緒についてくるのはNGですが、最大限直前まで「こういう場合はどうする?」という相談に応えてくれると安心です。
パートナーの浮気の証拠を掴んだあとは、また悲しい気持ちやこれからの不安に駆られるものです。心から親身になってくれる探偵社を選びたいですね。

弁護士信頼型探偵の比較

弁護士事務所と探偵が利益によるものではなく信頼関係のバランスになりたっているのがベストです。
探偵比較.comで紹介している探偵社で弁護士事務所のバナーなどを貼った探偵社をいくつかピックアップしましたので「弁護士の運営する探偵社タイプ」「弁護士と密接提携型タイプ」「調査後必要に応じて弁護士紹介するタイプ」の3つのタイプにわけて紹介します。

 

弁護士の運営する探偵社タイプ

ALG探偵事務所

こちらは弁護士事務所が経営している探偵社です。
ALG探偵事務所

探偵という職種は「こわい」「ぼったくりにあいそう」というイメージで捉えがちですが、法律事務所が経営していることで、「誠実」「安全」「公正」なイメージを印象があるので、注目の探偵ともいえます。
慰謝料のことを考える際に弁護士を選ぶことなく、証拠をつかんでそのまま依頼できることや着手金が相場より10万+成功報酬16%と相場より安く依頼できるメリットがあります。
いつでも、調査中止可能。解約手数料が「0円」というのも調査依頼がどこまでも延長されたら怖いという不安を抱いている方には合っています。ただし、よくホームページを調べてみると解約は3日前までと書かれているのでこの判断やタイミングも注意が必要です。

注意点としては、ALG探偵事務所が設立してまだ年数が浅いため経験数が不足していること。調査員の人数が2名で行動するために対象者に顔がバレやすく調査が失敗するケースが考えられるということです。
いくら、いつでも調査中止可能、解約手数料「0円」といっても、失敗してしまうとどこの探偵社にいったとしても、対象者が警戒している可能性があるためにうまく調査ができなくなる可能性があります。そのため、検討している方はこのあたりも念頭においてみてください。

ALG探偵事務所について探偵比較.comでも紹介していますので「ALG探偵事務所」をごらんください。

 

弁護士と密接提携型タイプ

やすい探偵興信所

「浮気結果がでなければ調査料金0円」が特徴の興信所です。
やすい探偵
東京・大阪に事務所を構えている探偵事務所。とにかく電話対応やメール対応のレスポンスが早く、このあたりのスピード感は期待できます。

注意点としては、この「浮気結果がでなければ調査料金0円」に関しては誤解を受けやすく、クレームの元となりやすいようです。たとえば、パートナーの浮気の調査依頼をして「浮気をしていなかった」という結果がでたとしても「0円にはならない」ために、それが本当に浮気していなかったのか、または浮気はしていても調査員側がそれを捉えることができなかったのかがわからなくても費用が発生する場合が想定されているということです。
また、わたしが調査依頼を一度検討したときもそうでしたが、相談時のレスポンスはどの探偵社よりも早かったのですが相談員の言葉づかいが多少強い尖った感じを受ける方が多いようです。話し方の物腰が気になる方には向かないような気がします。

やすい探偵興信所について探偵比較.comでも紹介していますので「やすい探偵興信所」をごらんください。

 

RCL探偵事務所

探偵を検索しているとホームページで頻繁にみかけるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。弁護士事務所と「提携」している探偵社です。
RCL探偵事務所
RCL探偵事務所は楽天リサーチから「弁護士が選ぶランキング」で1位を3冠獲得しています。
こちらの探偵社では探偵調査員、離婚カウンセラーが弁護士事務所とタッグを組んで解決してる事務所です。ALG探偵事務所のように弁護士事務所が運営しているというわけではなくて、調査後提携した弁護士を紹介してくれるシステムです。
こちらも設立から年数はそれほど経っていませんが、経験ある探偵を揃えているというところが期待できるところではないでしょうか。

注意点としては、RCL探偵事務所に電話相談をするとわかることですが、とにかく男性の担当者が早口で質問をする隙が無いこと。料金についてや細かい心配事など不安なことが多いなかで、これを安心と捉えるか、不安と捉えるかはその人次第な気がしました。
また、料金についても高額なパック料金がメインのようですので、あまりホームページの料金を参考にしないほうがいいようです。

また、一般的な評価として弁護士のランキングの評価があるRCL探偵事務所ですが、実際直接依頼する顧問弁護士に関しても懲戒処分の経験がありましたので念のためご注意ください。

参考:
RCL探偵事務所の顧問弁護士の懲戒処分について

RCL探偵事務所について探偵比較.comでも紹介していますので「RCL探偵事務所」をごらんください。

 

調査後必要に応じて弁護士紹介するタイプ

今回のテーマの中では個人的にはこのタイプが一番ベストといえます。はじめにも触れたように弁護士と探偵との関係はある程度の公正な信頼感があればいいとおもいますので、それを理解した上で必要な状況に応じて弁護士をすすめてくれるくらいが関係性としてはちょうど良いと思います。

 

原一探偵事務所

まずは調査実績44年の探偵社、原一探偵事務所です。
原一探偵事務所のホームページ
上の画像が、原一探偵事務所のホームページですが、杉浦正健弁護士が実力のある弁護士として原一探偵事務所を推薦している旨があげられています。第77代法務大臣経験の弁護士の推薦という表記は心強いですね。原一探偵事務所では調査終了後、必要によって、法的アドバイスや弁護士のご紹介などをしています。法律相談や調停、訴訟などの事案など、サポートしてくれるそうです。

原一探偵事務所について探偵比較.comでも紹介していますので「原一探偵事務所」をごらんください。

 

総合探偵社・興信所MR

つづいて、探偵社ではじめてカウンセラー制度を導入した探偵社です。
総合探偵社・興信所MRのホームページ
「弁護士が選ぶ最も信頼できる弁護士事務所」に選ばれました。(楽天リサーチ調べ 2017年)と書いてあります。弁護士が信頼できるというのは安心ですね。
複数の探偵社を調べているとわかるのですが、こちらの探偵社は総合探偵社ながら浮気調査について いち早く新しい試みを取り入れている探偵社です。たとえば、カウンセラー制度。探偵社にとっての働きかけが調査だけにあらず依頼者の心理的なサポートも取り入れないと問題の解決にならないという発想を取り入れたのはさすが女性の代表ならではではないでしょうか。
探偵社を調べていると、この総合探偵社・興信所MRを経験して独立して探偵社を設立している事務所も多いのですがこういった意思を受け継いで同じように相談員やカウンセラーを取り入れている事務所も多いようです。

話しの大枠は逸れましたが、総合探偵社・興信所MRについても調査終了後弁護士の紹介をしています。こちらの探偵社自体ははじめから弁護士が出て行くというのはしっかりと本人同士で話し合いを行うことができないのでナンセンスだという考えのようで、ご自身の示談交渉を考えているのなら、「こんなときはどういうか」「どのように進めていったらいいか」というシミュレーションやカウンセリングも含めて徹底したフォローをすすめてくれるそうです。
また、弁護士は最終手段として交渉の場に出てきてもらうこともあって、そんな際は愛人宅に直接交渉してくれる弁護士や、依頼者の今後の方向性に合わせた方を紹介してくれるそうです。
10社ほどある弁護士事務所の中から案件とその人にあった弁護士を1時間相談無料で2人まで紹介してくれるというサービスは、やはり先駆けているといえるのでは。

総合探偵社・興信所MRについて探偵比較.comでも紹介していますので「総合探偵社・興信所MR」をごらんください。

 

AKAI探偵事務所

「結果がでなければ0円ではなく、証拠が撮れなければ0円」や「お試し調査3000円」が特徴的な探偵社です。

こちらの探偵社は証拠が取れなければ経費も含めて0円という破格の勝負に出た探偵社です。3,000円のお試し調査だけで結果や慰謝料請求できるほどの証拠を取ることはできませんが、探偵の調査がについて不安な人や事前にどういうものかを知るにはいいのではないでしょうか。また、裁判で証拠が否認をされた場合は料金0円、裁判で勝てなければ全額返金というところも、良心的です。
料金について不安をいだきやすい探偵業界、細かい説明をホームページに書いているところが好印象ですね。
注意点ですが、基本的に料金一括前払いでカード利用ができないこと。

AKAI探偵事務所について探偵比較.comでも紹介していますので「AKAI探偵事務所」をごらんください。

わたしが 以前探偵社への依頼を検討していたときに驚いたことがあります。それは・・

ホームページに「24時間・年中無休」と書いてあるのに

深夜に相談の電話をかけても誰もでなかったり、「今担当者がいません」と相談に応じられる人がいない探偵社がほとんどだったことです。

今日はこの探偵社の「24時間・年中無休」についてお話します。



ホームページではわからなかった「24時間・年中無休」の文字

探偵社のホームページを検索していると「24時間」相談に乗ってくれるし、待機しているんだろうなという想像をしてしまうのはわたしだけでしょうか。

これはどうやら、探偵に対する勝手なわたしの先入観だったようです。

 

この事実を知ったきっかけは・・

わたしがそれを知ったのは、恥ずかしながらわたしの夫の浮気が原因でした。
彼が昔浮気をしていたときは、深夜残業といって泊まり込みを装っていました。あるとき彼のメールを隠す態度やよそよそしくなることで「怪しいな」と気づいたわたしは 彼の部屋クローゼットに開封済みのプレゼントの箱を見つけました。
それまで帰宅できずに大変だなあと心配していたわたしの気持ちをよそに浮気をしていたんではないかと想い始めたら、さまざまな点と点がようやくつながってきたような気がしました。

あれこれ、対処法にも迷いましたが、
行き着いた先が「探偵社に連絡をする」ことでした。

 

勇気を出してまずは3社。問い合わせの電話をしたら・・

電話をかける前は、ものすごく緊張しました。
半ば半分、どこでもいいからという藁をもつかむつもりでかけた電話でしたが・・

まず一社めにかけたら、電話にでずに拍子抜けしました。

次の一社もなかなか電話にでませんでした。

「24時間」の文字を眺めながら、ちょっと不思議な気持ちになりました。

緊張と不安がよぎりましたが、

さらにもう一社電話をかけたら、おそらく若くて、物腰のやわらかい感じの女性が出ましたが
「わたしは担当ではなく、営業は20時までです」と断られてしまい・・・

正直ちょっと面食らってしまったのです。

その後、気分を落ち着けてメールでしっかりと文章で書き残そうと思いました。
メールだと顔を見ずに言葉を送れるので、状況を書いて、金額の目安も問い合わせました。

 

件数を増やして、多くの探偵社に実際にメールを送ってみたら・・

メールの内容をコピペして、もうすこし枠を広げて10数カ所送ったのを覚えています。
すると探偵社によってこんなに差がでるの??という結果がでました。

    今回依頼をするのを断念した探偵社

  • 返信に2日かかった。もしくは、3日待っても返信が来ない探偵社
  • メールを送ってすぐにレスは来たけれど、そっけない感じのメールの返信の探偵社
  • ほぼ定型文で、書いた内容を全然読んでいない様子の探偵社
  • セキュリティと書いてあったけれど文字化けした探偵社。また、セキュリティメールになっていない探偵社

やっぱり探偵に依頼することは、わたしの家のことをさらけ出すことなのでセキュリティに注意していない探偵社だと不安でしたし、
メールの内容にしっかりと応えてくれないなと感じたり、寄り添ってくれていないなと感じたところも、調査に支障をきたす印象があって避けました。
また、スピード対応してくれるものだと思っていたのにメールの返信が2日かかるところも今回はやめました。

最終的に選んだ会社は
メールでいうと1時間以内の返信だったんですが、やさしくてていねいに考えてくれた雰囲気の探偵社が何社かあったので、そこに電話で問い合わせてみることにしました。

せっかくだったので、次の日の深夜にも(また、浮気されてたんですが・・)深夜に時間ができたのをきっかけに何社か電話をして雰囲気が良かったところに決めました。

 

探偵社の信頼感は「問い合わせ」にもう出ていた

いろいろある探偵社は10数軒あったうち3,4軒ほどに絞られました。

あとは、費用。
あんまり高くて「ぼったくられたな」という感じだと嫌だなとおもったんですが、

しぼっていくうちに、安さをウリにして失敗する探偵や、安すぎて倒産してしまう探偵があるという噂をネット記事で読んでその可能性も感じてしまったのでそういうところを避けて多少高いけれど感じの良かった探偵に面談して聞きに行くことにしました。

ものすごく安いというのとは違いましたが、安心感はとてもありましたし、なにより本当にわたしのようにパートナーの浮気に悩んでいる人の相談に乗ってきたんだなという言葉や対応の安心感がとてもありました。

今回わたしが、お世話になった探偵社は
深夜も常駐してこうやって電話に対応してくれているそうですが、中には直通電話で外から電話にでている探偵もあるそうなので、いろんな状況に良し悪しがあるとは思いますが、どこの探偵かはわかりませんが不安を感じました。

日中に調査を依頼する方にとっては関係が無いのかもしれませんが、深夜に依頼をしたいという方はまずはメールを送ってみて、絞っていくのもいいかもしれません。

プライバシーの保護対策においては、近年どの企業でも非常に厳しくなりました。

しかし、残念ながら一般企業においても、このプライバシー保護の強化については企業によってばらつきがあるというのが正直なところ。

それでは探偵事務所なら、本当に誰にも知られたくないデリケートな依頼をするわけですし、特に慎重であってほしいですよね。

一方で、「個人情報が横流しされて、その情報をもとにゆすられた」という事件もあります。
安心して個人情報保護につとめる探偵社を選ぶにはどうしたらいいのでしょうか。

個人情報漏えいしない探偵社の見極め方

メールだけで依頼ができる探偵社を避ける。

探偵社に問い合わせをする際、面談を避ける人がとても多いと聞きます。

その理由に依頼者側が「探偵に依頼する勇気が無い」「誰かに探偵に依頼しているところを知られたくない」といった悩みがあるためというのがあるようです。

しかし、メールだけで依頼を完結させようというのは非常に危険です。
なぜならこれですと、探偵社にとって実態が無いまま、金銭を要求することが簡単だからです。

契約書もかわさず、当人のプロフィールも少ないまま調査することはまずありえません。
勇気がいるとは思いますが、面談は必要不可欠だと思ってください。
契約内容は必ず対面で、書面で確認することが詐欺被害予防の第一歩です。

まずはメールか電話で問い合わせをした後に、必ず面談をするという手順が探偵の基本です。
問い合わせ時の雰囲気や、面談時の雰囲気がわかれば安心して依頼できる探偵社かどうかを考えることができます。

相談室が実在している探偵社を選ぶ

このコラムで何度か書いてきたことですが、探偵社の中には実在しない相談室をあげてホームページで「全国◯箇所」と公表している事務所もあります。国内に数か所相談室をもうけているようでしたら、希望の相談室をこちら側から指定してみてください。

もし、「そこではなく、◯◯で」と場所を指定されるようであれば、実際には相談室が無い可能性も考えられます。

あえて、その探偵社の本社ビルではないところをあげるのも手かもしれません。試すようで心苦しいかもしれませんが、あなたが騙されないことが、最優先です。

ファミレスや喫茶店では相談しない。させない探偵を選ぶ。

探偵社の中には「ご希望なら、喫茶店でも面談にうかがいますよ」というところもあるようです。
けれど、喫茶店やファミレスは情報漏えいの宝庫。あなたの気づかないところであなたの相談事は全て丸聞こえです。
あなたのことを思うなら、相談室をすすめてくれる探偵社を選びましょう。

また、相談室が実際にあるかどうかを確かめるチャンスです。実在しない店舗をあげて会社が倒産しても気づかずに雲隠れされたりするのを防ぎましょう。

あえて情報保護につとめている努力をしているところを探す。

たとえば、以下のようなことを確認してみましょう。

  • 相談室は自分の希望した地域のものを利用できるか
  • 依頼した内容や自分の情報は調査後どうなるのか
  • 個人情報保護についての取り組みをしているか
  • 自分が依頼した内容を誰にもバレずに調査してもらえるか。

「言わなくても、わかりますよね」という口車に乗らないことです。
あなたのプライバシーは一度でも漏洩されたら、おしまいです。
浮気調査は確実に失敗に終わってしまいます。

そうならないためにも、ご自身が依頼されたい探偵社がどれほど個人情報保護につとめているか、あらかじめ確認しておくことはとても重要です。

➜➜ 総合探偵社のランキングもぜひ参考にしてみてください。

探偵社は大手から中小すべて含めて、国内に5000社以上あるといわれています。
探偵社の中には法規制を遵守したクリーンな探偵社もありますが、そうでない探偵社も数多く、ぼったくりの被害が未だ耐えません。

今回は「探偵によるぼったくり被害」と「騙されないための探偵社の選び方」を紹介します。


“ぼったくりの被害”とは

実際にあった探偵社によるぼったくりの被害を紹介します。

 

結果がでなければ0円とあったのに..

探偵社のホームページなどで「調査結果がでなければ0円」と書かれた広告をごらんになったことがありますか?

最近は被害報告が多くなったことで減ってはきたものの、まだまだ見つかる「0円広告」。非常にクレームの多い表現ですので注意したい表現です。なぜなら「ほぼ0円になることが無い」からです。混乱を招きやすいその「0円広告」の内容とは..

  • 夫(妻)と愛人との間に不倫の関係性が無かったら0円と思われやすい。
    実際は不倫の関係性が無くても「不倫の事実が無かった」という事実確認の結果が出たという理由で請求される。
  • 夫(妻)と愛人の不貞の証拠を撮れなかったらら0円と思われやすい。
    実際は調査をしていないのに、調査をしたようにみせかけて「◯◯時間かかりました」という虚偽を働いて料金は請求される。
  • 0円というと後払いの印象があるのに、実際は前払いで百〜数百万を払わせて、なんとか一定期間客足を止めて調査を行わせる。


また、「結果がでなければ0円」と表記する探偵社で、「不貞の証拠が撮れなければ0円」とあえて明記している探偵社もありますが、不倫の証拠が撮れやすい場合に、高額な料金パックプランに誘導される可能性もあります。つまり、その探偵社の全ての調査プランが、0円の該当プランではないということに注意しましょう。


「結果がでなければ0円」の表現は、勘違いさせるための表現です。くれぐれもあえて「結果がでなければ0円」と大きく表示する探偵社に安心ですよと営業されてしまわないように注意しましょう。依頼者の気持ちを考えた料金プランを考えられる探偵社こそ、問題を解決する手助けをしてくれます。

「安い」をウリにして、高額請求..!

曖昧で誤解を受けやすい広告表現のひとつに「安さ」を売りにしたものがあります。
相場の高額な探偵業界において「安ければ調査も依頼しやすい」と思われやすいですが実際は、どこで頼んでもそれほど料金は変わりません。

では、どうしてあれほど「安い」はずだった料金が高くついてしまうのでしょうか。その理由は..

  • 安さをウリにして時間稼ぎをして延長料金を請求している。
  • 見積もり当初の金額に、あとから調査時間をかけ合わせた「実費」「調査員の人数」「成功報酬」などを上乗せすることで請求額を盛り込んで請求する。


大きくこの2つです。
一般に、高い調査料金を広告表示していると思われる探偵社は大手探偵社が多く、そもそも全ての調査費用をパックにして追加費用を発生させないようにしています。高い料金を掲載できるのは「経験則や自信があるから」です。一方安さを売りにしている探偵社には中小企業が多くその経験則と自信と派遣できる調査員の人件費用がありません。
企業規模が小さいために経験ある調査員が揃わなかったり、調査員も2名ほどしか派遣できないため延長したり失敗になるケースが多いんです。

探偵社に依頼後のトラブルで一番の問題は、探偵の「調査中の失敗」です。尾行する対象に探偵に頼んだことがバレてしまうという状況です。

失敗してもやり直せばいいじゃないと思われる方もいるかもしれませんが、調査の失敗ほど大変なことはありません。たとえば

  • いくら不貞の証拠をもとに本人に事実の理解をさせようという目的であっても、探偵に尾行をさせていたことを大きく取りだたされて逆ギレされて、浮気問題について話し合うことができなくなってしまう。
  • 探偵に依頼することがバレてしまったことで、余計に愛人と会うようになってしまった。
  • 探偵に依頼することがバレてしまったことで、余計に巧妙に嘘をつくようになってしまった。


また、安い探偵に限って「当社はこの失敗してもこの金額ですが、他社ではもっとかかりますよ」といった言い訳をされたといって辛い思いをされた依頼者もいます。
でも、探偵に依頼することで、証拠を掴んで夫婦問題を解決させるための問題が、あらぬ方向に問題を大きくすることになりかねないんです。また、一度の失敗をすることで、法定的措置を撮ろうと別の探偵社に依頼したところで対象者が警戒してしまうので証拠が取りにくくなるんです。

はじめの探偵選びはかならず慎重に、信頼できる経験と調査力のある探偵社を選びたいものです。

 

お金だけ振り込んで倒産..!!

依頼者が調査をお願いしたら会社が倒産して、調査料金が返金されないケースです。

警察庁に届け出をしている探偵社は今現在5000社ほどあるといわれていますが、その中で法人として経営している探偵社は全国でも数十社。実に一握りです。
今は誰でもホームページやSNSで自社の紹介をキレイに表現しやすい時代です。中小企業が大手企業のように洗練した企業ページを作る会社も多いですが、これもまた実体が伴っていないケースが多いことも事実です。
探偵社にとっては依頼者の依頼で長期間拘束されるため、大多数の調査を一時期に行えないこともあります。また、依頼者によって調査料金の支払いが滞る場合もあるので、探偵業においてその経営は破綻しやすく、小さい探偵会社ですと経営状態を悪化させることも少なくありません。
そのため、「お金だけ振り込ませて倒産してしまう、返金されないケース」にならないように探偵選びにも十分注意しましょう。大手の経験年数の10年以上の探偵社がおすすめです。
探偵社選びにおいて、ポイントをまとめましたので、最後の「騙されないための探偵社の選びかた」の章をごらんください。

 

個人情報が漏洩・・・

個人情報の漏洩も探偵社にとっては致命的です。
別の章でも紹介しましたが、探偵業にとって「バレる」ということが浮気問題の解決からそれて別の問題を大きく引き起こしてしまうためです。
派遣スタッフを使っている場合など個人情報が横流しされる可能性があるので、「正社員を起用している」など、情報をしっかりと管理している探偵社を選びましょう。


はじめての面談時に「近くのファミレスでも相談を受付できます」という触れ込みをしているところは注意が必要です。実店舗や支店がいくつもあるかのようにホームページでは掲載しているのに実際は相談室を持たずにファミレスなどで相談を受け付けたりするために、個人情報が漏洩したケースがあります。
また、不特定多数の集うファミレスは、あなたの知り合いやパートナーの知り合いがどこでどう聞いているかわかりません。
実際、こういったファミレスや喫茶店での相談が原因となって、パートナーに探偵調査がバレてしまったり、夫婦間の問題であるのにパートナーの会社にバレてしまって問題が大きくなってしまったというトラブルもあります。

探偵社に相談をしにいくというのは、勇気のいることかもしれませんが「実体があること」「雰囲気を見ること」「セキュリティが守られること」を確認する作業だと考えると非常に重要です。

 

騙されないための探偵社の選びかた

探偵はどこも同じだと考えられがちですが、調査力が無ければ追加費用がかさむだけです。
けれど、高額であればどこもいい探偵であるとも限りません。

これから、探偵に依頼をするかたのために「騙されないための探偵社の選びかた」を項目別にまとめました。
ポイントが多いと思いますが、惑わされないように気になる探偵社選びにチェックしてみてください。

広告を見るときのポイント

  • 「調査結果がでなければ0円」というような広告を出していないか
  • 「安い」を格安料金を売りにした広告表現を出していないか
  • 10年以上の営業期間があるか。
  • 各相談室に探偵業届出証明番号がついているか。

 

探偵社自体が、失敗しないための対策ができているか

  • きちんとセキュリティに関する強化を打ち出しているか。
  • 身元のわかる正社員を起用しているか。
  • 調査員は3〜5名程度派遣が可能か。
  • 相談室をきちんと設けているか。

 

調査中の依頼者のケアができるか

  • 相談室は自分の行きやすいアクセスの場所を選ばせてくれるか。
  • 24時間相談に応じてくれる探偵社か。
  • メール相談でもテンプレートを使わずに丁寧に返信をしてくれるか。
  • 自分のために親身に考えてくれる対応ができているか。
  • 浮気調査後も、問題を解決するための方法を教えてくれる探偵社か。
  • 調査中もきちんと自分自身をサポートしてくれる仕組みがあるか。
  • 慰謝料請求を考えている場合、法律事務所を紹介してくれるか。(または、法律事務所を押し売りしないか。)

 

料金面をチェックしよう

上のチェック項目が満たされた上でごらんください。

  • 依頼者の出せる範囲内の料金を適正に扱ってくれるか。(押し売りをせず、無理なら勧めないなど)
  • 追加費用や経費を後から上乗せしてこないか。見積もりの金額を超える可能性がないか。
  • パック料金を利用した上で多く取りすぎた費用は返金してれるか。

 

実体をチェックしよう

  • 実際に出向いて店舗の実体があったか。
  • 実際に出向いて広告で読んだ内容が適切な表現だと感じられたか。
  • ご自身の問題解決に真摯に向き合ってくれるのを感じられたか。

 

最後に..

いかがでしたか?
探偵社を選ぶ際に、料金以外にもどんな部分をチェックしたらいいのか見えてきたと思います。
また、「調査料金」とひとつとっても様々な考えるべき部分がありますよね。
探偵の調査費用は残念なことにホームページで確認してもいまひとつ自分では予想できなかった、実際はもっと高かったという声があとをたちません。それほど実はあまりホームページ上での計算というのはあてになりません。
調査料金についての調べ方について、「【探偵比較】探偵社の調査料金を比較したら・・」のコラムでも取り上げましたのでごらんください。
探偵事務所は馴染みが無い分「コワイ」「騙されそう」という印象があるかもしれませんが、実際に問い合わせをして面談をして見るとどれほどのサービスがあるか、どれほどの調査ができるかがきちんとわかるものです。見積もりまでは無料という探偵社がたくさんありますので、まずは本当に料金が気になるのであれば、相談をしてきちんとした見積もりを出しましょう。これまでのことを踏まえてあなたのことを真剣に考えてくれて丁寧に対応をところを選ぶのが一番損の無い方法です。

探偵の調査料金を考える上で、切ってもきれないのがその調査費用の内容。
例えば1時間◯◯万円と書かれていても、それだけが全てではありません。成果の程度に応じて成果報酬が発生するケースもありますし、別途経費が請求されるケースも。また料金の計算方法も時間ごとで料金が加算する「時間料金制」の他に、長期調査にわたるケースに割安になる「パック料金制」、また調査成果に応じた「成果報酬制」があります。ホームページ上ではなかなか視えてこない探偵社の料金ですが、明細をみてあまりのギャップの違いに驚く前に考えかたをここで整理しましょう。

調査費用に含まれる料金の明細は?


それぞれの探偵社よってその区別はさまざまですが、調査費用について以下のようなものが含まれます。

調査料金

一般的に調査する際にかかる料金のこと。人件費をここに含むか含まないかは探偵社ごとに違います。また人件費というと一般的には「相談員」よりも「調査員」の人数の費用のことをいい、相談員は全体の調査料金として含まれています。昼夜問わず調査にあたりますのでこの人件費(日当・出張手当)が充実している探偵社は調査員に負担をかけずに調査ができているということです。調査員の危険手当などにもあてられます。大手の探偵社は調査料金をあらかじめ高めに設定しているのは、さまざまなポイントでサポートを充実させていることもありますが、ここを削らずに調査の質を上げています。

経費

経費とは以下のようなものです。

  • 交通費
  • 高速道路の料金
  • 燃料費
  • 車両費
  • 通信費
  • 機材費
  • 報告書作成費

をいいます。
報告書作成に使う動画撮影費などもここに含むことが一般的です。人件費を経費と考える探偵社もあります。最近ではこの経費を含めた上で調査費用としている探偵社も少なくありません。いずれにしても見積もりを超えて追加料金があるかというポイントをチェックしておくと、あとから加算して料金に脅かされずに済みます。探偵比較.comに掲載されている追加費用に関してはそれぞれの各探偵社のページの「追加支払い」という部分をごらんください。

成功報酬

成果の程度に応じて支払う報酬金のことです。こちらも、何をもって「成功か」という条件も明確にしておくことが必要です。
たとえば、「成功」といって「浮気をしている事実がわかる」というイメージを挙げると思いますが、次の場合果たして料金は発生すると思いますか?

  • 浮気をしていない事実が判明した。
  • 愛人はわからないけれど浮気はしていることはわかった。
  • ホテルにいったかどうかはわからないけれど、特定の人と会っている。

上記のいずれの場合も成功報酬制の探偵なら料金を払う場合がほとんどです。そのため、契約時には「成功報酬の考えかた」をきちんと確認することが必要です。
なかには成功報酬制度のある探偵社なら、(成功しないと料金が発生しないから)失敗しないだろうと決めてしまうと、それはトラブルの要因になりやすいんです。はじめに、調査内容をしっかり確認して依頼して契約をしましょう。

料金体系のパターン

あらかた調査費用の詳細がわかったところで、主な料金体系について説明します。
探偵社の料金体系には大きくわけて3つ。(1)時間ごとの料金制(2)パック料金制(3)成功報酬制 があります。

(1)時間ごとの料金制

「会社帰りから帰宅までの間が怪しい・・」などピンポイントの時間を狙うのであれば時間ごとの料金制がお得です。
①人数単価計算型の場合



調査費用の計算がわたしたち消費者にも一見わかりやすいのがこの時間ごとの料金制です。時間ごとの料金制はたいてい調査員1名で金額が表示されていますが、1名で調査することはまずありえません。1時間6,000円とあっても、最低でも2名必要と勧めれます。また最低人数で依頼をしていても、調査途中から人員を増やされる場合もあります。結局1時間6,000円のつもりが2〜3万円になっていたということもあります。はじめから調査人数が多い設定の探偵社を選ぶと安心です。また、この人員の補充はできるだけスムーズだと失敗や見逃しを防げます。

②稼働計算型の場合

稼働計算型の場合は1稼働何時間かというのがポイント。たとえば、1稼働6時間10万円とします。①の人数単価計算型で考えると1時間6,000円で3名動員させたとすると108000円なので、10万円なら一見お得のように見えますね。しかし、下の図をごらんください。

一例ですが、自宅の出社から帰宅までの調査を依頼した場合、稼働計算型は待機している時間も含めますので実働は1日に5時間ほどしか尾行していないのに2稼働発生してしまいます。あらかじめ、どのタイミングで尾行をするかピンポイントにプランをたてることが必要です。

(2)パック料金制

愛人や、パートナーの行動が検討もつかず、長期にわたる調査と見込まれる場合は、パック料金がおすすめです。
こちらは「4時間いくら」というように決まった時間数をセットにして購入するタイプです。長時間予測される場合、時間単価は比較的安価ですが、返金が無いことがほとんどですので短時間で終わってしまった場合は明らかに損ですので注意が必要です。

(3)成功報酬制

こちらはさきほどの成功報酬の考えと同じで、着手金を払ってから調査成功御に成功報酬を支払う料金体系です。トラブルになりやすい制度ですので、こちらも先にどの状況なら「成功」といえるのかといった部分をしっかり確認することが必要です。

探偵の調査料金を見積もる際には

探偵の料金は、いずれもメリットとデメリットがあることがわかります。契約をする前に依頼内容が本当にそのプランで損が無いかを考えながら相談してみましょう。また、「パートナーと浮気相手の不貞の証拠をおさえたい。」「愛人の人物をしっかりと特定したい。」など具体的に依頼をして契約をすることが大切です。くれぐれも、「0円」や「格安」だけの言葉に踊らされないように気をつけてください。安かろう、悪かろうでは結局トラブルの元です。

探偵比較.comをごらんのみなさま、こんにちは。
さっそくですが、みなさんにとって探偵事務所とはどんなイメージですか?
探偵というと昔から探偵もののドラマで見るような暗くて陰気なイメージがしませんか?

かくいう以前のわたしも探偵のイメージは男性が多くて、煙草の煙が漂う怖いイメージでした。脅されたり言い負かされて大金を支払うイメージもしていました。浮気調査を探偵に調査することすら思ってもみなかったのですが、探偵に依頼経験のある今はだいぶそのイメージは無くなりました。もちろん、わたしの想像していた通りの事務所もありましたが、女性が多くて安心できる探偵社もあることがわかりました。

以前相談に行った探偵事務所も、すこしでも怖がらないようにと女性が丁寧にお茶を出してくれたりアロマのウェットティッシュを出してくれたところもありました。お手洗いも女性がホッと安心できるようなアメニティがあったりアロマが置いてあったり工夫されていました。それを見ただけでホッとしました。結果的にそういうところに気を配れる探偵って、いろんなケアが行き届いていて安心できるなと思って依頼することにしました。実際依頼後も、いろいろ気遣ってくれて安心して調査をお願いできました。

わたし自身、パートナーの浮気をきっかけにいろんな探偵社に行くことになったのですが、実際に探偵をたずねて共通してわかったことがあります。それは問い合わせの感触は事務所の雰囲気に影響しているということでした。

「問い合わせの対応」は「探偵社の姿」

電話対応編

たとえば、問い合わせをしたときに3〜5コール以内に電話に出た事務所は対応にスピード感を感じました。しかし、相談をしてみると問い合わせの担当者の方の雰囲気が冷たい言い方だったり、あまりこちらの相談内容を聞かずに口早に話す担当者の事務所は、対面の相談の際も、わたし自身があまり納得しないまま進行して契約になりそうな印象をいだきました。
こういった対応については相性の問題なので、感じ方や捉え方は人それぞれです。ホームページで調べているだけよりもまずは電話をしてみて担当者の声を聞いてみる必要があるのを感じました。

次に、今回検討してみてわかったことはホームページでは「24時間対応」とかかれているのに、実際は24時間対応している探偵はほとんどいないということです。その中でも対応している探偵社はわずかにありましたので探偵比較.comの探偵事務所比較を参考にしてみてください。

メール相談編

メールで相談をしたときは特にその探偵社のイメージが顕著に分かれました。メール問い合わせはほとんどの探偵社で設けているのに返信が2日たっても無かったり、対応がさまざまです。平均して30〜40分ほどで親身のある返信のできる探偵社が好印象でした。また、相談内容をちゃんと読まずに何度も答えさせるような質問をする探偵社や、テンプレートで返す探偵社は避けたいものです。あとで調査に響きますし、文字できちんと書いた相談内容に応じてほしいものです。

その他

探偵事務所によってはLine@やチャットツールを使う事務所も増えてきました。はじめから電話をするのはちょっと緊張しますし、メールもなんてメッセージを書いたらいいかためらうこともあるので短文の応答形式で入力できるのは便利です。とにかく連絡をするときは「どうしたらいいかわからないけれど、いまどうにかしたい」という多少感情的になりますし、連絡ツールが選べるのは良心的です。

まとめ

いかがでしたか?料金はいくらくらいなのか、結果的に何日ほどでどんな調査プランをたてるかといった話しは電話やメールではどこも答えられません。実際に対面でよくヒアリングをした上でないと調査内容を検討できないからです。けれど探偵事務所の雰囲気の良し悪しは問い合わせ段階で検討、ピックアップすることができます。いくつか雰囲気のいい探偵を絞って見積もり相談に向かうといいですね。ヒアリングは必ず探偵事務所の相談所を設けていてホームペジに中の様子を掲載している事務所をおすすめします。

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