探偵社のホームページの調査料金を調べると、ご自身のケースの目安として考えにくかったり、この金額で何ができるのかと考えることはありませんか?


それは「1日◯◯円」「案件1件◯◯円〜」「1時間◯◯円〜」というように各社料金とも料金の書き方がバラバラだったり、あえて金額を明示していない探偵社もあるからです。料金のイメージがしづらいかったり、どのような時間数で依頼をかけたらいいのかも悩みます。今回は、探偵社の調査料金の考え方と依頼方法、探偵社5社を比較して紹介します。



正しい?ぼったくり?
探偵広告の料金表示の意図を知ろう

探偵社を比較検討するとき、調査料金をはじめに調べる方が多いとおもうのですが、ホームページに書かれてた料金よりも調査後は結構高額になってしまったというレビューが多いのをご存知でしょうか。

「それって もしかしてぼったくり?」と考える人も多いのですが、実はそうとも言い切れません。

そのぼったくりと言い切れない理由は..

  • ①依頼者が見たい広告と探偵社が掲載する意図のズレているだけ。
  • ②依頼の目的が明確に無いため、調査中追加して延長になる。

この2つが原因なんです。探偵側の責任もあるとおもいますが、依頼者側の準備ができているかということも理由として含まれるからです。

それではそもそも誤解したり惑わされた思いにならないようになるのを解消する料金のホンネを知っておきましょう。


探偵が本当に伝えたい料金を知ろう

当然ながら依頼者は、「料金の概算をしりたい」「安い方法を探している」おおよそこの思いで広告を調べますが、

探偵社側のホンネは「依頼内容によってまったく料金が違うから単純な料金を書いて誤解させたくない」ことと思っています。


探偵の料金はファーストフードでハンバーガーが200円、コーラが150円というような単純な計算ではありません。
どちらかというと、タクシーがメーター計算をしたり深夜料金で加算するように、使えば使った時間分加算されていく計算方法なんです。



次に探偵社側が懸念しているのは、調査料金がそれほど安くない、安売りできないということです。料金の平均的な相場は1日20~30万程度、1週間で100~200万程必要になります。
決して料金的に安価ではないですが、これが実は妥当な金額なんです。



探偵の行う調査とは、四六時中バレないように対象者を尾行する特殊業務です。経験がものをいう世界で、撮影をしている姿がまわりから不自然に映りません。決定的な場面を逃さないよう、あらゆる神経と知恵を使って撮影に挑みます。建物という建物の構造をいち早く察知して、出口が2つ、3つあるような場所であっても、人混みや暗闇であっても対象者を見失うようなことがありません。
たとえば、暗闇であれば普通ライトを照らして撮影をしないと顔が認識できませんが、探偵に依頼すれば特殊カメラを使うため目立つことなく証拠をきれいに捕らえます。



料金だけの話に戻ります。
料金が、20~30万なのか、100~200万なのかといったら、できるだけ安い方の20~30万を選びたくなるものですがはじめにお話したようにこれは1日の相場料金。1日でこれからお話する「浮気問題が解決できる証拠」を確実に掴むことは難しいのです。


そのほか、この相場感より「安い探偵」といって安売りする探偵もありますが、安さにはウラがあるので今は相場はどこも同じという意識で、過度な期待をせずにどんな探偵社なのかを調べることをまずはおすすめします!(のちほど「格安の言葉のウラを知っておこう」の章で、お話します。)



調査中に「追加」して延長料金を発生させない方法

ちょっと極端ですが、パートナーの浮気のことで不安になって「今、どうすべきかがわからないからなんとかしたい」という気持ちで探偵社に飛び込むと、調査料金が延長になりやすくなります。
あとから、「これもしたい」「あれもしたい」・・とやりたいことが増えていってしまうためです。
誰しも、浮気や探偵に慣れている人などいませんし、「しょうがないこと」なんですが、追加料金はできるだけ減らしたいですよね。実は、追加料金を高額に増やしてしまうことを極力回避する方法があります。それは・・

  • はじめから「安さ」ばかりをウリにした探偵に依頼しない
  • 問題を解決できる「解決力のある探偵」に依頼する

この2つです。繰り返しますが、安さにはウラがあるので(結局は高くついてしまうので)「まだ今は目的が決まっていないから安いところにしておこう」などと選ばないことです。
選び方は、明らかに「安い!」と書かれている探偵社の広告はいくつも見つかると思うのでそこを避ければ安心です。


問題は「解決力のある探偵社」をどうやって探すかということです。
実は、これは探偵社に電話やメール相談や、また出向いて面談をしてみないとわかりづらいことです。特徴としては「ホスピタリティを感じる」「親身になってくれる」そして「安売りをしていない」というところです。ページ下↓でランキングもつくりましたので参考にしてください。



追加料金を発生させてしまうのは、探偵に依頼したときのイメージができないからです。1時間〜1週間で依頼してできる内容にどんな変化があるかを紹介します。

時間ごとでわかる探偵に依頼したときのイメージ

探偵社の料金はさまざまですが1時間と1週間で、調査できることはまったく違います。

1時間

残念ながらどんな調査力のある探偵でも1時間ではなにもできません。夫(妻)の尾行を開始して夫(妻)がコンビニに寄って終わりか、良くて愛人に出会って食事に行ったところで終わりでしょう。

3時間

3時間では、夫(妻)の尾行を開始して夫(妻)愛人に出会って食事をしたところで終わりの可能性が高いです。
これだけでは「浮気の証拠」にもなりません。あなたと夫(妻)の会話も関係も何も進展しませんし、あなた自身、夫(妻)と愛人と思われる相手の関係が明確にならずにますます不安になるばかりです。


1日

1日で調査できることは、夫(妻)が愛人とラブホテルに1回入った証拠が撮れるか・・・というところです。タイミングの問題です。その日にホテルに行かない可能性もあります。(法定での証拠は不貞の証拠が3回あると有効的といわれています)

1週間

1週間を選択した場合、数回の不貞の証拠を撮れる可能性が高まります。
この証拠をもとに、今度は浮気をした夫(妻)言い逃れができない証拠を持つことになるので、その事実に基づいて夫婦間で話をすることができます。
あなた一人が夫(妻)の浮気を悩むだけでなく、ひとつの問題として夫婦解決してで「やり直す」ことも「愛人と合わない約束をさせることも」「愛人に慰謝料を請求する」ことも「反省を促す」ことも「離婚」したり「養育費を請求」することも選択できます。

明らかに選択肢が多いのは1週間の方
です。


どんな探偵社も時間と諸経費などが追加され同様の料金体系になっていきます。
だから「安さ」をウリにして失敗されたり延長されたりするのではなく、「解決力のある探偵」を選ぶことをおすすめしたいのです。

とはいえ先程お伝えしたように1週間の相場は100万円です。これも決して手頃な依頼料金ではありません。なので、その中で使わなかった分を返金してくれる探偵社が非常に良心的といえます。



格安の言葉の「ウラ」を知っておこう

格安料金がウリ文句の探偵社の「ウラ」についてお話します。
巷で販売される、「安い」を触れ込みにされる多くものには理由がありますよね。特に探偵業界の場合は「安い」ほど怖いものは無いというのを覚えておいてください。
調査力が無いから「安く」しています。調査力が無く安い探偵社は、諸経費を後から上乗せしたり、延長をして料金を高くしていきます。主に中小企業の場合が多く、1時間単価が4000円〜5000円程度で広告しているところが多いでしょう。


調査力が無いというのは「失敗をする可能性が高い」ということです。失敗というのはパートナーに尾行を依頼していたことがバレてしまうということです。
探偵が尾行中バレてしまうのは致命的です。それは1~2名ほどの人数で尾行させているので顔を覚えられてしまうからです。だから大手の企業は、4~5名ほど調査員を派遣できる力を持っているのです。経験も実績ももちろんあるのでもちろん同じ2名程度でもできる尾行調査ですが、一人の人生のことなので過信をしないのです。
延長料金のように調査員の人数を時間ごとに加算する探偵社もあります。これですと同じように見積りより高くなる可能性が高いのであらかじめ、4〜5名程度派遣できる料金体系を持っている探偵社がおすすめです。

とはいえ、中小企業が全くダメというわけではありません。数時間の間にパートナーが愛人と会っていたか・・だけを知りたい場合は中小企業はお得といえます。その場合は中小企業でも経験の10年以上ある探偵社か、解決実績がある探偵社をおすすめします。
しかし、不貞の証拠を撮って損害賠償請求を愛人側に求めたい場合などの証拠集めは、長期戦になる上に会社のとしての体力も求められます。大手の探偵社のほうが調査力もありますし、料金の面からいってもパック料金などを使い余計な延長料金を増やさないシステムも整っているのでおすすめです。


中小企業と大手企業 探偵社料金の比較

大部分の探偵社は、企業規模で料金のつけかたや考え方が違います。それぞれの特徴を紹介します。


中小企業の主な特徴

  • 調査員の人数が1~2名のケースが多い。
  • 調査員の人数が少ないため、調査員の顔が尾行対象にバレやすく失敗するケースがある。
  • 1時間単価が安い。(1時間/4000円〜5500円程度/1名)
  • 調査料金に、実費経費が含まれていない。(長距離、長時間に及ぶ際は実費分もあわせて高くなる。)
  • 調査料金に成功報酬を上乗せするケースが多い。
  • 経験数が少ない。
  • 拠点数が少ない。



中小企業の探偵社に依頼する場合は、短期的に「6時間」とか時間を効率的に区切って依頼をかけて調査料金を抑えられます。
料金プラン例として時間:6時間、調査員:3~4名、これで18万円程度。
これに実費や成功報酬が「加算される」イメージですので、結果的には「20~30万弱」でしょう。
パートナーが確実に不倫デートを行う「時間」「場所」がわかっていたり、さらには不貞を行う時間がわかっているような場合の調査であれば、効率的に依頼できるでしょう。



大手企業の主な特徴

  • 1時間単価を高い(6,000円〜10,000円程度/1名)
  • 調査員の人数が多くできる(4名~5名程度)
  • 調査員の人数が事態に合わせて自在に増やせるので、四方から監視できる上に、顔バレしにくい。
  • 調査料金に、実費経費が含まれている。
  • パック料金プランが多く長時間に及ぶ場合も見積を超えない。
  • 成功報酬を上乗せするケースが少ない。
  • 経験数が多いため調査が効率的。
  • 拠点数が多い。



尾行調査というのは常に突飛な対応に応じるものです。尾行対象者の行動に「必ずこういう行動をする」ということはほぼ、ありえません。大手企業の中にはこのあたりをはじめから予期した上で柔軟に対応してくれる探偵社もあります。
料金プラン例として時間:6時間、調査員:3~4名、これで20~30万円程度。追加料金がありません。


お気づきでしょうか。。。料金に、中小企業も大手も大差がありませんね..

もし調査中に、対象者に顔バレするようなことがあれば対象者を警戒させたり、逆ギレさせるためのいい口実を生んでしまうものです。だから、調査人数を3~5名程度派遣できて、経験の多い大手探偵社が選ばれているんです。



浮気デートの時間数とイメージ

浮気調査の「1時間」非常に早く感じられると思います。「あと1時間あれば、もうすこし調べられたのに・・」と延長するケースも多いのです。
探偵に調査依頼をする前に最低でも欲しい時間と言われている「6時間(1日)」でシミュレーションしてみましょう。

6時間の浮気調査



例:平日仕事終わりのデート

まずは平日、パートナーが仕事が終わった後のデートの流れをシミュレーションしてみます。
18時半の待ち合わせにあわせて18時すぎには退社するシミュレーションです。

↑ ※左の◯のピンク色の部分が探偵尾行中のマークです。

本来でしたら、早退する可能性もありますので調査員の配置は1~2時間前に配置したいところですが、今回はギリギリに合わせたパターンです。もし17時頃から配備しておく必要があれば、この流れでいえばホテルの入りの撮影ができたとしても肝心のホテルからの出の撮影ができないため不貞の証拠を最後まで撮影できずに終わります。また、実際はこのように予定どおりといったルートとは限りません。平日でもかなり6時間というのはギリギリの時間帯です。



例:休日ドライブデート
次のケースは、休日のドライブデートの流れ。こちらは、仕事といって自宅を早めに出たパートナーが日中愛人とデートしているパターンです。

同じ6時間でも、車で移動をしています。移動時間が長い分、今度はホテルを出たところで6時間のリミットを迎えます。



2つにケースに共通していえるのは、

  • 不貞の証拠が多少の時間のズレで撮れない可能性がある。
  • デート中、不貞行為をしない場合、一回の調査では不貞の証拠がとりにくい。
  • 愛人の所在地や名前などの確認がとれない。

つまり、6時間(1日程度)の調査では、二人のデートの流れの「一部分」を撮影することはできても、法定的措置を取る場合に「証拠が不十分」ということです。


2日以上の浮気調査が必要

対象者がよほど警戒していなければ、ホテルや愛人宅に宿泊する場合の入と出の撮影を抑えることができます。つまり法定的措置をおこなう場合に役立ちます。
ホテルもラブホテルなら効果的ですが、別々に入室を行ったビジネスホテルなどは証拠として認められない場合もありますのでその際には2〜3回の証拠を必要とします。
そのときは、2日間だけでなく、より日数を増やして調査を依頼する必要があります。
場合によっては1週間に及ぶ場合もありますのではじめからパック料金などがある探偵社ですと価格が抑えられます。さらに、使わなかった分の料金を返金してくれる探偵社もありますので、一見高額ですが、このようなシステムですと安心な上に無駄が防げます。



ホームページ料金の判断方法


調査料金の相場観をすこしおわかりいただけたでしょうか。
それでは、各探偵社のホームページの内容をどのようなポイントで判断すればいいのかを紹介します。料金だけで注意するべきポイントは次の3つです。

  • 調査料金は見積りを超えないが鉄則。「経費込」が◎。
  • 「0円」「低料金」と書く探偵はクレームが多いので回避。
  • 調査員の人数は3名以上を選ぶ。



経費込でない探偵社は、はじめの調査料金を安く見せるための手段です。このあたりは「低料金」をうたう探偵社とあまり違いがありません。惑わされないように注意しましょう。
長距離・長時間の調査の場合、「ガソリン代」「交通費・車輌代」「機材代」「その他経費」などがかさめば結局高額になってしまいます。
調査力が無い場合など、時間の延長を言われますので「時間の延長ごとに諸経費も増える」んです。それは調査員の人数にも言えることです。気をつけてください。
はじめに見積を立てて、それを超えない額で調査を依頼しましょう。失敗や見逃しで、延長する探偵に依頼すると最終的に高額な支払いになるばかりか浮気問題の解決にならなくなります。十分注意してください。

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探偵社ごとの料金比較

時間単価が比較的安価と広告している割安時間単価型探偵社を紹介します。おおよそ調査の依頼した時間で多い必要な調査時間6時間で調査員を3名で依頼した条件でランキング比較してみました。



第1位 総合探偵社・興信所MR

総合探偵社・興信所MR

6時間の料金目安
◎調査員5名含む ◯30万円 ◎追加料金無し


総合探偵社・興信所MRの調査料金は次の通りです。

  • 基本料金…1時間(調査員5名)20,000円〜50,000円
  • 諸経費…..込
  • 成功報酬…込


大手探偵社MR。高額の印象のある探偵社ですが、つまり1時間1名単価が4,000円〜10,000円。大手探偵社の中では良心的な価格といえるのではないでしょうか。
「機材費」や「交通費」「諸経費」などの料金がすべて基本料金に含まれているだけでなく、他の探偵社と比べて調査員が5名までこの料金に含まれていることが調査の妨げになりにくいのがポイントです。

総合探偵社・興信所MRはパック料金も設けていて、あらかじめ調査規模が長くなると想定される場合に料金のかかりすぎを抑えるために単価が一定ごとに割安にしています。数時間程度の依頼であれば1時間10,000円(1名)と比較的高額なようですが、諸経費も全て含んだ価格なので適当といえます。
また、パック料金になれば時間数が増えるごとに割引をして1時間4,000円程度までおさえた金額設定にしてくれるようです。追加料金も無いので、長い調査に及ぶかどうかもわからない場合などに安心して利用できます。また、パック料金というと、超過分で稼ぐようなイメージがありますが、そういった状況無くして取りすぎないようにするために、実費を超えた分の返金制もあるので、このあたりも安心して利用できるようです。また、経験知識豊富なカウンセラーが今の必要な判断も含めてアドバイスをしてくれます。強すぎず弱すぎずの繊細なケアで心強い味方です。


特徴

  • 創業16年
  • 全国13拠点
  • 諸経費・人件費(5名まで)込。追加料金無し
  • パック料金。使いすぎ分返金制度有り
  • 24時間深夜相談対応可能
  • 有資格者によるカウンセリングメンターケア
精算は前払いで
MRの場合は精算は前払いのひとつだけです。けれど、クレジットカードや分割払いに対応しています。また、はじめに見積もった金額を超えて後から追加請求が来ることはありませんし、パック料金で実費より多く取りすぎた分などは返金がありますので安心です。女性のスタッフが多い探偵社ですので、安心感や細やかな配慮を感じたという口コミが多く唯一クレームの少ない探偵社として受賞もしています。

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第2位 原一探偵事務所

原一探偵事務所

5時間の料金目安
◎調査員3名以上 ◯28万円 ◎追加料金無し

原一探偵事務所の調査料金は「5時間」でまず紹介します。

  • 基本料金…1日(調査員1名)80,000円〜+基本料金40,000円
  • 諸経費…..込
  • 成功報酬…込



たとえば調査員1名1日分の場合なら 80,000円 ✕ 1名 = 80,000円
これに基本料金を加算して… 80,000円 + 40,000円 = 120,000円
という計算です。

さらに調査員が3名の場合なら  80,000 × 3名 = 240,000円
これに基本料金の4万を算して、 28万円となるわけです。



ただし、これはあくまで1日5時間までの場合。
6時間の場合だと「2日」となりますので、同じ3名でも「52万円」になります。


「機材費」や「交通費」「諸経費」などの料金がすべて基本料金に含まれているようです。
1日といっても時間数は5時間ほど。1時間でいうと16,000円に基本料金40,000円を足した56,000円と、驚きの料金になりますが、1日5時間までの稼働分であれば2時間であっても5時間であってもこの金額なので5時間単位で考えると1時間の単価は次に紹介するTS探偵社よりは割安といえるでしょう。
ただし、細かく追加依頼をすれば基本料金の40,000円分が嵩むので、できればあらかじめ長時間で依頼をかければこの基本料金分を抑えることはできそうですが、調査料金の返金は無いのでそこは注意が必要です。


特徴

  • 調査実績44年
  • 全国18拠点
  • 深夜対応は無し?
  • 24時間体制とありますが実際連絡したところ深夜は対応してもらえませんでした。

  • 追加料金無し
  • 相談員あり
対応の良さを選ぶなら
電話やメールで料金のことも含めて相談したところ「ホームページをみてください」というそっけない返事が・・。弊社でおこなったアンケートの結果でも、「あまり対応が良くない」という口コミが非常に多かったのが原一探偵社でした。
対応する人によっては感じの良い方もいるかもしれませんが、もう少し親身になってくれてもいいかなという感じがしました。

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第3位 総合探偵社TS

総合探偵社TS

6時間の調査料金
◎調査員3名 ◯29.2万 ☓諸経費,成功報酬追加あり

総合探偵社TSの調査料金は次の通りです。

  • 基本料金…1時間16,200円(調査員1名)
  • 諸経費…..別途請求
  • 成功報酬…別途請求

「事前調査」「報告書作成費(裁判でも使用可能)」「機材費」に関しては無料とあります。実費経費の別途請求があります。
また、調査員の人数が3から6名で調査料金が変動します。

通常5時間の料金が 16,200円 ✕ 6時間 = 97,200円
それを 3名の調査員で・・・   97,200 ✕ 3 = 291,600円

と、考えるとだいたい調査員の人件費と事前調査・報告書・機材費が、291,600円。ちなみに同じ調査員の人数で7時間にしたところ、約34万円。1時間単価で5万ほど増えます。一見16,200円ずつ増減するように思えますが、人数が増えることで調査費に影響があります。調査員が何名必要かあらかじめ見積を立ててもらいましょう。急に追加になると予想よりもずっと請求が増える可能性があります。


特徴

  • 24時間相談不可(8時〜21時/週末18時まで)
  • 全国対応
  • 事務所は埼玉の1ヶ所
追加調査にならないために・・
探偵にとって大切なのは秘密を保持できること。実際に浮気調査では「バレそうだった」「追加調査多くて危なかった」という声もあります。それを避けるためにもカフェやファミレスでの面談は避け、事務所の利用を依頼しましょう。バレてしまっては、次にどこの探偵事務所でお願いしてもパートナーの警戒は避けられません。また、全国対応ですが、拠点が近い方のほうが相談室を利用して相談がしやすく交通費も抑えられるでしょう。うまく付き合い方を見つけましょう。



第4位 HAL探偵社

HAL探偵社

6時間の調査料金
◎調査員3名 ◎10~12万 ☓交通費/諸経費/成功報酬追加有り

HAL探偵社の調査料金は次の通りです。

  • 基本料金…1時間6,000円(調査員1名)
  • 諸経費…..別途請求
  • 成功報酬…別途請求

HAL探偵社の場合は、ひとつ特徴があり、調査前の見積もりに諸経費を含んでいるので、諸経費が基本料金の他にかかるということです。ここがわかりづらいので注意したいところです。しかし、見積を超えて後の精算では請求されないようです。

HAL探偵社は基本的には調査員が3名体制。

調査時間を6時間として
6000 ×  6時間 × 3名 =  108,000円

単純計算ですと、11万円。問い合わせたところまた、これに加えてこちらもまた成功報酬が加わりますので、成功報酬も含めた見積もりを立ててもらうと良いでしょう。


特徴

  • 料金後払い制
  • 諸経費を含めた見積提示
  • 24時間相談不可。(7時〜23時)
  • 全国11拠点。
アンケート結果はまちまち
実際にHAL探偵社に依頼した方もアンケートによると良い口コミも悪い口コミもありました。電話対応などは迅速で丁寧な印象でしたが、中には「いまいち信頼できると感じられなかった」という意見や「行ってみたら値段が不鮮明だった」といった意見も。男性が電話対応に出られるのが苦手という方にはむかないかもしれません。
料金は後払いです。見積で諸経費などを含めた料金を提示してくれますが、成功報酬額の見積もお願いしましょう。



第5位 ALG探偵事務所

ALG探偵事務所

6時間の調査料金
☓調査員2名まで ◎10~12万 ☓諸経費,バイク代,成功報酬追加あり

ALG探偵事務所の調査料金は次のとおりです。

  • 基本料金…1時間6,000円(調査員1名)
  • 諸経費…..別途請求
  • 成功報酬…別途請求



ALG探偵事務所の場合4名以上の調査員を使うことはほとんど無く、基本の調査料金は調査員2名で計算します。

単純計算ですと、6時間で調査員2名で 7.2万円。問い合わせたところ、これにバイク代金が加算されて、8~10万円前後のようです。
①車両費②調査開始場所の往復の移動費③調査中で発生した経費などの請求が加わるそうですが、バイク代については基本料金に必ず加算されるようです。また、成功報酬も発生します。


特徴

  • 弁護士が運営している探偵社
  • 解約は調査3日前までに。
  • 24時間相談不可。(20時まで)
  • 相談室は関東4拠点。
1時間6000円が安いのかは課題・・
弁護士が探偵をしているわけではなく、あくまで運営です。調査開始3日前までは、契約の解約手数料は発生しません。一見安く見える料金も、経費の追加請求ありなので結果的に「いくらまで請求されるか」が明確でないので他の探偵社と料金の差が無くなる可能性があります。しかも調査員が2名ですと失敗しやすい可能性が高いです。15年以上の調査員はいるようですがまだ3年未満の探偵社ですのでまだまだ経験不足の感じが否めません。さらに弁護士紹介をしてもらえる安心感はありますが、「調査不足のための追加請求」とならないように時間を依頼者側から時間を区切って依頼する必要がありそうです。
24時間ご相談受付中とホームページにはありますが、実際は20時迄。深夜の相談受付は翌朝10時から順番に対応するそうです。

探偵事務所のホームページを見ると、どこも「弁護士を紹介」とか、法律事務所と関係のあるようなバナー広告を貼っているのを見つけることが多いなと感じたことはありませんか?
探偵事務所というのは「ぼったくりにあったら怖い」「騙されそう」という印象をもたれやすいので、弁護士との関わりがあるというだけで公正でクリーンな印象をもてます。

それでは弁護士事務所と密接した探偵を選べば必ず安心なのでしょうか。くわしく紹介します。

 

探偵と弁護士の関係性

注意点も気になるところですが、それを考える前に、なぜ弁護士と探偵が関わっているのかが理解できると、探偵選びをしやすいポイントになります。


もしあなたがパートナーの浮気が原因で、離婚ややり直しを考えて「慰謝料請求」をしようとします。
その際、あなたはどこに相談するでしょうか?多くの場合「弁護士」と答える方がほとんどではないでしょうか。

これは半分正解ですが、この時点で弁護士だけに相談しても解決できません。その理由は「確実な証拠」が必要だからです。

証拠というのは

  • 愛人の顔の特定
  • パートナーの特定
  • ラブホテルまたは愛人宅の一定時間の出入り
  • 愛人宅、または愛人の職場の住所

つまりこの4点が慰謝料請求する際に必要となるのです。

証拠として交渉に使えるものを用意するのが探偵のしごと。言ってみれば、この情報がどれほど正確に、できるだけ余計な時間をかけずに獲得できるかが探偵の調査力や良し悪しにつながります。
そして、この証拠を使って慰謝料請求の成功につなげるのが、弁護士の仕事ということです。

繰り返しになりますが、慰謝料請求を弁護士に依頼するのであればこれらの証拠が無ければ、いくら弁護士でも請求をたてられません。弁護士の成功は探偵の証拠の良さにかかっていますし、その良い証拠をうまく活かすのが弁護士の良さ。つまり、弁護士と探偵はお互いがいればより有利に成功に導きやすい関係といえます。

ところが、ここからが大切。
この探偵と弁護士の関係が、どれだけ営利目的によらずに信頼関係で推薦しているかが、探偵選びの重要なポイントとなります。


というのも慰謝料請求や損害賠償請求、示談交渉というフレーズだけきくと弁護士と考えがちですが、実はご自身でも示談交渉をして慰謝料請求ができるからなんです。

自分で示談交渉をするかしないかは自由です。もちろん、自信が無いという方もいらっしゃると思います。ただ、手にしているのは確実な証拠ですし、それを強みに交渉する方は意外にも多いのです。簡単ではありませんが、実は示談交渉をご自身ですることにはメリットがあります。

 

弁護士がいなくても示談交渉はできる

当然ながら、示談交渉をご自身でされるのであれば、弁護士費用は「0円」です。慰謝料をつかって、探偵で使った調査費用、またこれからの生活にかかるお金に当てたいという人も多いですよね。方法としては裁判にまで持ち込まずに「示談交渉」というかたちで終わらせる分には弁護士に依頼せずとも、手早く終えられる上に、慰謝料交渉まですすめられます。

例えばですが、もしこちらが弁護士に依頼すれば、相手側からも弁護士も出てくることを意味しています。第3者同士の話合いになるため決着をつけるまでに何ヶ月もかかる上に、慰謝料の交渉も弁護士の方で加減をつけて下げられる可能性が大きいでしょう。

 

慰謝料の相場

それでは慰謝料はそもそもどのくらいを請求できるものなのでしょうか。
一般的には浮気・不倫が原因の場合の慰謝料とは以下のような額です。離婚や別居をせずに夫婦関係を継続する場合と、離婚に至る場合とではずいぶん差が出るようですが、おおよその適正な金額の相場でいうと50万から300万円ほどです。なかには500万近く請求できたという方もいますが、あまり高すぎる要求はおすすめしません。

◯ 慰謝料の相場(目安)

  • 離婚も別居せずに夫婦関係を継続する場合
    50万円~100万円
  • 浮気が原因で別居に至った場合
    100万円~200万円
  • 浮気が原因で離婚に至った場合
    200万円~300万円

参考:弁護士法人アディーレ法律事務所

あくまでも相場ですが、弁護士法人アディーレ法律事務所のサイトでこの浮気による慰謝料の目安が掲載されていました。

  • 本人の過失
  • 婚姻期間
  • 夫と浮気相手との収入

まだまだありますが、こういった理由が金額の目安をさらに増減できる可能性があるので、適正な金額を決める際こちらのサイトも合わせてごらんください。

 

弁護士費用の相場

示談交渉を自分で行わずに弁護士に依頼した場合どのくらい費用がかかるのでしょうか。
慰謝料請求がいくらで行われたかで変わりますが、
弁護士費用の相場は60~70万円程度プラス経常利益の10~20%といわれています。
着手金30万+報酬金30万+経常利益(獲得額)の10%の利率をかけた金額というのが事務所が多いようですが、各弁護士事務所によって報酬の金額の決め方は変わります。(参照:弁護士費用.com)

たとえば、上記の計算方法だとして示談交渉で300万円獲得できたとします。
着手金30万+報酬金30万+経常利益の10%という契約を結んでいるのなら

30万+30万+30万(300万円の10%)=90万

つまり、90万を弁護士事務所に支払う必要があります。少し費用感のイメージができたでしょうか。

慰謝料を請求できたとしても、すぐに手元に入るわけではないですし、探偵の費用、弁護士費用と差し引けば残りはさほど余らないこともあります。そのため、自分で交渉をする人が多いんですね。

交渉ごとにおいては弁護士は非常に心強い存在ですが「夫婦間のやり直しに強い弁護士」「離婚に強い弁護士」など実は性格があるので一概にどの弁護士に頼んでも結果は同じというわけではありません。ご自身で示談交渉をするならこういった弁護士選びの手間も省けますが、依頼する場合は注意しましょう。


弁護士コストの節約や期間だけを考えれば、もちろんご自身ですすめるに越したことはありません。次に示談交渉の危険性もあることも見逃してはいけません。
たとえば、愛人との直接交渉がエスカレートしてしまうと強要罪にもなりかねませんし、愛人に「わたしは悪くない、夫のせいだ」「今決められないからまってくれ」など言われたときにあたふたしてしまったり、回答に困ってしまう場合もあるでしょう。アポなしで愛人に会うことでプレッシャーとの闘いでもあります。こういったことに備えてポイントをまとめましたので、参考までにごらんください。

 

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調査力が足りない探偵社に注意!

探偵と弁護士の関係性で、特に気にかかるのはここの部分ではないでしょうか。
慰謝料請求をするのに証拠を取ることが目的で依頼するのに、ここをうまく利用されてしまい多額の請求を払うケースがあります。
たとえば、

  • できるだけ節約を考えて安い探偵社を選んだけれど、この時間内では慰謝料請求には証拠が不十分といわれて結局高額な支払いをした。
  • 弁護士としては技術はあるが、探偵としては調査力が足りない。

このようなケースもあります。

探偵社を選ぶなら調査費用を安くおさえようとだけ考えるのは非常にリスキーですし、弁護士と関係があるからとイメージだけで表面的に選ぶのも良くありません。

調査力という言葉はわかりづらいと思いますが、決められたタイミングで目の前にある証拠を見逃さず獲得できるかどうかということ。

とはいえ、実際パートナーの行動次第でその時間には不貞を行わない可能性もありますし、そんなときに調査を行っても無意味です。また、デートスポットによっては不貞をしたと第三者から認めにくい場所で不貞を行った可能性もあります。その場合、慰謝料請求を考えて証拠を掴むならパートナーと愛人がラブホテルへの入退出の証拠が最低1回以上。証拠の内容によっては3回あると確実といわれています。

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不倫カップルの密会デートスポットとは?

 


探偵に調査力があるのはもちろんのこと。もしそれでも探偵選びの際にイメージや低料金にとらわれてしまうのなら、次の様に考えてみるといいでしょう。

  • 低料金の探偵を探すのではなく、いかに必要な時間数を「効率よく」「費用を取りすぎず」対応してくれるか
  • 弁護士と関係があるイメージだけでなく、必要なときに必要な弁護士を紹介してくれるか

実際に相談して見積をたててもらったり、向き合って話せば安心できる探偵社かどうかはわかります。
また、調査費用について各探偵社を比較したコラムもまとめましたのでこちらをご参考にしてください。

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【探偵比較】探偵社の調査料金を比較したら・・

 

不貞の証拠をいくら撮れて安心したところで、弁護士に専門性が無くても意味がありません。
「離婚」「やり直し」「慰謝料請求」どの分野に適している弁護士なのか、自分が愛人宅にいけないのを代わりに行ってくれる弁護士なのか、このあたりまで具体的にペースを合わせて相談に応じてくれる探偵社だと心強いでしょう。

探偵と弁護士。合わせれば安心できる2つのフレーズですが二兎を追うには「費用」に踊らされずにしっかりした下調べが必要です。


ここまでで一旦整理してみましょう。

  • 確実な証拠を掴めれば、基本的に示談交渉であれば弁護士は必要無い。
  • 弁護士に示談交渉を依頼しなければ、慰謝料請求の取り分が増え、交渉も一日で済むこともある。
  • 示談交渉でエスカレートしてしまったり、言い負かされてしまう不安がある場合は弁護士に依頼するのがおすすめ。

つまり、弁護士への依頼とは、本当に必要な時にお願いできるくらいのバランスが良い関係といえそうです。

 

弁護士法でも決められた74条とは

弁護士と探偵は切り離せない関係のようでいて、営利目的によって消費者が利用されないように決められている法律があります。それが弁護士法27条 72条 74条と弁護士職務基本規定11条にあげられています。
依頼者に弁護士を紹介することを仕事にして利益をあげることは反復継続性があるため違法となります。
日本探偵業協会でもこの部分についての注意にふれています。

※なお、事業者が営業のために紹介を行う場合とは異なって善意で知り合いの弁護士を(無料で)紹介した場合には違法にあたりません。

 

探偵社のアフターフォロー。どこまでまかなえるか?

多くの探偵社では、提携している弁護士事務所が少なくともだいたい一社はありますので、頼めば紹介してくれます。理想としてはいくつか提携している弁護士事務所がある探偵だとあなたのケースに合わせて紹介してもらえます。「どんな特徴なのか」「ご自身の目的に合っているか」こういったことも合わせて相談してみてください。

探偵の証拠資料は全てが慰謝料請求での交渉で利用できる証拠とは限りません。慰謝料請求をしたい、もしくは今後使うかもしれない旨を話して資料を揃えてもらいましょう。

探偵社の中には完璧な資料を作って徹底的にフォローしてくれるところもあります。
弁護士では無いので、利益に関わる人間は一緒に同行してはいけないので、探偵が愛人の元に一緒についてくるのはNGですが、最大限直前まで「こういう場合はどうする?」という相談に応えてくれると安心です。
パートナーの浮気の証拠を掴んだあとは、また悲しい気持ちやこれからの不安に駆られるものです。心から親身になってくれる探偵社を選びたいですね。

弁護士信頼型探偵の比較

弁護士事務所と探偵が利益によるものではなく信頼関係のバランスになりたっているのがベストです。
探偵比較.comで紹介している探偵社で弁護士事務所のバナーなどを貼った探偵社をいくつかピックアップしましたので「弁護士の運営する探偵社タイプ」「弁護士と密接提携型タイプ」「調査後必要に応じて弁護士紹介するタイプ」の3つのタイプにわけて紹介します。

 

弁護士の運営する探偵社タイプ

ALG探偵事務所

こちらは弁護士事務所が経営している探偵社です。
ALG探偵事務所

探偵という職種は「こわい」「ぼったくりにあいそう」というイメージで捉えがちですが、法律事務所が経営していることで、「誠実」「安全」「公正」なイメージを印象があるので、注目の探偵ともいえます。
慰謝料のことを考える際に弁護士を選ぶことなく、証拠をつかんでそのまま依頼できることや着手金が相場より10万+成功報酬16%と相場より安く依頼できるメリットがあります。
いつでも、調査中止可能。解約手数料が「0円」というのも調査依頼がどこまでも延長されたら怖いという不安を抱いている方には合っています。ただし、よくホームページを調べてみると解約は3日前までと書かれているのでこの判断やタイミングも注意が必要です。

注意点としては、ALG探偵事務所が設立してまだ年数が浅いため経験数が不足していること。調査員の人数が2名で行動するために対象者に顔がバレやすく調査が失敗するケースが考えられるということです。
いくら、いつでも調査中止可能、解約手数料「0円」といっても、失敗してしまうとどこの探偵社にいったとしても、対象者が警戒している可能性があるためにうまく調査ができなくなる可能性があります。そのため、検討している方はこのあたりも念頭においてみてください。

ALG探偵事務所について探偵比較.comでも紹介していますので「ALG探偵事務所」をごらんください。

 

弁護士と密接提携型タイプ

やすい探偵興信所

「浮気結果がでなければ調査料金0円」が特徴の興信所です。
やすい探偵
東京・大阪に事務所を構えている探偵事務所。とにかく電話対応やメール対応のレスポンスが早く、このあたりのスピード感は期待できます。

注意点としては、この「浮気結果がでなければ調査料金0円」に関しては誤解を受けやすく、クレームの元となりやすいようです。たとえば、パートナーの浮気の調査依頼をして「浮気をしていなかった」という結果がでたとしても「0円にはならない」ために、それが本当に浮気していなかったのか、または浮気はしていても調査員側がそれを捉えることができなかったのかがわからなくても費用が発生する場合が想定されているということです。
また、わたしが調査依頼を一度検討したときもそうでしたが、相談時のレスポンスはどの探偵社よりも早かったのですが相談員の言葉づかいが多少強い尖った感じを受ける方が多いようです。話し方の物腰が気になる方には向かないような気がします。

やすい探偵興信所について探偵比較.comでも紹介していますので「やすい探偵興信所」をごらんください。

 

RCL探偵事務所

探偵を検索しているとホームページで頻繁にみかけるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。弁護士事務所と「提携」している探偵社です。
RCL探偵事務所
RCL探偵事務所は楽天リサーチから「弁護士が選ぶランキング」で1位を3冠獲得しています。
こちらの探偵社では探偵調査員、離婚カウンセラーが弁護士事務所とタッグを組んで解決してる事務所です。ALG探偵事務所のように弁護士事務所が運営しているというわけではなくて、調査後提携した弁護士を紹介してくれるシステムです。
こちらも設立から年数はそれほど経っていませんが、経験ある探偵を揃えているというところが期待できるところではないでしょうか。

注意点としては、RCL探偵事務所に電話相談をするとわかることですが、とにかく男性の担当者が早口で質問をする隙が無いこと。料金についてや細かい心配事など不安なことが多いなかで、これを安心と捉えるか、不安と捉えるかはその人次第な気がしました。
また、料金についても高額なパック料金がメインのようですので、あまりホームページの料金を参考にしないほうがいいようです。

また、一般的な評価として弁護士のランキングの評価があるRCL探偵事務所ですが、実際直接依頼する顧問弁護士に関しても懲戒処分の経験がありましたので念のためご注意ください。

参考:
RCL探偵事務所の顧問弁護士の懲戒処分について

RCL探偵事務所について探偵比較.comでも紹介していますので「RCL探偵事務所」をごらんください。

 

調査後必要に応じて弁護士紹介するタイプ

今回のテーマの中では個人的にはこのタイプが一番ベストといえます。はじめにも触れたように弁護士と探偵との関係はある程度の公正な信頼感があればいいとおもいますので、それを理解した上で必要な状況に応じて弁護士をすすめてくれるくらいが関係性としてはちょうど良いと思います。

 

原一探偵事務所

まずは調査実績44年の探偵社、原一探偵事務所です。
原一探偵事務所のホームページ
上の画像が、原一探偵事務所のホームページですが、杉浦正健弁護士が実力のある弁護士として原一探偵事務所を推薦している旨があげられています。第77代法務大臣経験の弁護士の推薦という表記は心強いですね。原一探偵事務所では調査終了後、必要によって、法的アドバイスや弁護士のご紹介などをしています。法律相談や調停、訴訟などの事案など、サポートしてくれるそうです。

原一探偵事務所について探偵比較.comでも紹介していますので「原一探偵事務所」をごらんください。

 

総合探偵社・興信所MR

つづいて、探偵社ではじめてカウンセラー制度を導入した探偵社です。
総合探偵社・興信所MRのホームページ
「弁護士が選ぶ最も信頼できる弁護士事務所」に選ばれました。(楽天リサーチ調べ 2017年)と書いてあります。弁護士が信頼できるというのは安心ですね。
複数の探偵社を調べているとわかるのですが、こちらの探偵社は総合探偵社ながら浮気調査について いち早く新しい試みを取り入れている探偵社です。たとえば、カウンセラー制度。探偵社にとっての働きかけが調査だけにあらず依頼者の心理的なサポートも取り入れないと問題の解決にならないという発想を取り入れたのはさすが女性の代表ならではではないでしょうか。
探偵社を調べていると、この総合探偵社・興信所MRを経験して独立して探偵社を設立している事務所も多いのですがこういった意思を受け継いで同じように相談員やカウンセラーを取り入れている事務所も多いようです。

話しの大枠は逸れましたが、総合探偵社・興信所MRについても調査終了後弁護士の紹介をしています。こちらの探偵社自体ははじめから弁護士が出て行くというのはしっかりと本人同士で話し合いを行うことができないのでナンセンスだという考えのようで、ご自身の示談交渉を考えているのなら、「こんなときはどういうか」「どのように進めていったらいいか」というシミュレーションやカウンセリングも含めて徹底したフォローをすすめてくれるそうです。
また、弁護士は最終手段として交渉の場に出てきてもらうこともあって、そんな際は愛人宅に直接交渉してくれる弁護士や、依頼者の今後の方向性に合わせた方を紹介してくれるそうです。
10社ほどある弁護士事務所の中から案件とその人にあった弁護士を1時間相談無料で2人まで紹介してくれるというサービスは、やはり先駆けているといえるのでは。

総合探偵社・興信所MRについて探偵比較.comでも紹介していますので「総合探偵社・興信所MR」をごらんください。

 

AKAI探偵事務所

「結果がでなければ0円ではなく、証拠が撮れなければ0円」や「お試し調査3000円」が特徴的な探偵社です。

こちらの探偵社は証拠が取れなければ経費も含めて0円という破格の勝負に出た探偵社です。3,000円のお試し調査だけで結果や慰謝料請求できるほどの証拠を取ることはできませんが、探偵の調査がについて不安な人や事前にどういうものかを知るにはいいのではないでしょうか。また、裁判で証拠が否認をされた場合は料金0円、裁判で勝てなければ全額返金というところも、良心的です。
料金について不安をいだきやすい探偵業界、細かい説明をホームページに書いているところが好印象ですね。
注意点ですが、基本的に料金一括前払いでカード利用ができないこと。

AKAI探偵事務所について探偵比較.comでも紹介していますので「AKAI探偵事務所」をごらんください。

探偵事務所それぞれの特徴とは?

最近の浮気・不倫事情の傾向は、「残業」という言い訳をしてその間にデートをするといったものが多いんですが、もっとも最悪なのは一夜をあかしてしまうケースなんです。
何時間愛人と会っているのなら不倫をしていることに代わりはないですが、その日に帰宅しようとしているうちはまだ、不倫をバレないようにとしている意識があります。しかし、罪の意識というのは回数を重ねるようになると麻痺する傾向があって、こういった外泊を始めるようになると、罪の意識よりも「また同じように残業を理由にして会社に泊まったと言えばいいや」という甘えた考えに増長されやすいからです。
もちろん、残業で本当に帰宅できないということもあると思いますが、そばにいればなんとなく気配のようなものを感じますよね。
そんなときに相談できる探偵なら心強いですね。

ところで、ここでひとつ質問です。
24時間相談受付中の探偵事務所というのは、探偵社を調べているなかでおそらくほぼ目につくとおもいますが、どのようにして比較して選べば良いのでしょうか?

同じ特徴をあげていても、探偵事務所には違いや個性があります。今回はいま探偵事務所への調査依頼を検討している方のために次のようなテーマで探偵事務所を比較しました。
24時間

 

そもそも24時間対応している探偵社は少ないという事実

このサイトを立ち上げたときに、24時間相談可能と、ホームページに書かれている探偵をピックアップして調べたのに実際は24時間営業していないことに愕然としました。それほどあまりホームページは真に受けないほうがいいんだなと思いました。まず、24時間相談受付しているとホームページで紹介しているのに実際は対応していないようなら、スピードで対応など、まず期待できません。調査をしなければならない機会というのは本当に数がかぎられているんです。そのタイミングを逃してしまうのはもったいないということを念頭にいれておいてください。調査が始まるととくにこの意味がわかります。

それでは、当サイトで紹介している探偵社を実際に電話をしたりメールをして調べて書き込んでいるのでごらんください。

24時間対応型探偵社の比較

24時間相談を受付けて対応してくれる探偵は次の4つの探偵社です。それぞれの良いポイントと悪いポイントをあげました。

 


もみじ探偵社の浮気調査

◎ 良いポイント

    • メール対応がとにかく早くて適確!

メール対応は11分、電話も5コール以内に対応してくれました。他社の探偵社と比較してもとても早い対応でしたが、押し売りの感じがなくとても親身に今後どう対応していけばいいかというような次へのアクションが明確に示されていたので安心してお願いしてみたいなという気になりました。

    • 電話相談も押し売り無しで安心◎

電話相談では5コールして40代くらいのイメージの男性対応。もみじ探偵社は通常の相談ダイヤルのほかに女性専用ダイヤルを設けていますが、あえて女性専用ダイヤルにかけましたが、深夜時間帯の相談では男性の対応でした。はじめは少し緊張感を感じましたが、辿々しい相談にも関わらず丁寧に話しを聞いて、おおよその料金の目安も教えてくれました。

    • 電話で料金の目安を教えてくれる

2日から5日ほどの調査でおよそ30~50万程度だろうというお話でした。押し売りをしない姿勢で考える時間を与えてくれるので、相談のしやすく信頼のできる雰囲気でした。

    • 20年以上のキャリアがある

経験は何物にも変えられません。少なくとも10年以上のキャリアがある探偵社は調査の仕方が違います。

☓ 悪いポイント

今回は特に嫌だなという気持ちにはならなかったので悪いポイントというのではないのですが、すこし気になった点は..

    • 夜間の女性専用ダイヤルは男性対応

女性が夜間まで対応するのも大変かと思うのですが、やはり男性が出たのはすこしはじめ緊張しました。けれど、とてもていねいで安心できたので気になる方にはあらかじめ知っておいてもらうといいかなとおもいます。

    • 拠点は広島と福岡の2ヶ所だけ

とても安心できる探偵社だったので窓口が全国にあるといいなとおもうのですが、広島と福岡の探偵社です。この2県でお住いのかたにおすすめします。


 

やすい探偵事務所の浮気調査

やすい探偵

◎ 良いポイント

    • メールの返信がとにかく早い!

メール、電話ともに深夜に関わらずレスポンスが一番早かった探偵はここでした。
改行の無い短めのメールだったので、携帯かスマホでメールを送っているのかなと思いました。もしかしたら事務所に常駐せず外で連絡を受けてメールを送っている可能性もあります。昼夜問わず対応してくれるのはありがたいですが、外部に情報を持ち出さないでほしいなという心配も少しあるのが正直なところです。
平均的に30~40分以上のレスポンスの事務所が多いなかで10分とかからず返信が来たのですばやい対応が心強かったです。今スグお願いしたい!というときには心強いですね。

    • ピンポイントで調査を依頼するならベスト

「安い探偵事務所」で宣伝しているため、全体的に安いのかなという感じで思ってしまいますが、闇雲な相談内容よりも、「この時間なら確実にパートナーが浮気する!」とわかるようなこの時間からこの時間まで尾行して欲しいというピンポイントな調査内容をお願いするなら予算内で済むでしょう。契約できるようなら予算をあらかじめ伝えて超えない約束を書面で交わしましょう。

☓ 悪いポイント

    • 実質事務所は東京と大阪の2社

ホームページには「浮気調査なら東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・京都で1番安い探偵社・安い興信所」と書かれているのに、現在は実質東京と大阪しか探偵業届出証明書番号が公表されていないので、この2社しか事務所が無い点です。
恐らく全国尾行対応はしてくれるとおもうのですが、広告を読み間違えないように!東京と大阪をよく利用される方なら使い勝手がいいかもしれません。

    • 結果がでなければ調査料金0円。

以前にもコラムにあげましたが、この表現は最もクレームの対象になりやすい誤解されやすい表現です。調査は依頼すれば最終的な結果は出るというトリックにだまされないようにしましょう。(※くわしくは0円?格安って本当?ダマサれないための探偵の選びかた

    • 「安心の完全後払い制」は本当に安心なのかを見直す。

実費精算のように実際に動いた分だけ支払う制度は、見た目にごまかされてしまうことも。稼働していないのに事後報告で稼働したといって請求されることもあります。見積もりを先に出してもらって、必ず超えない約束を取り付けましょう。

    • 相談員がどんどんすすめて・・・

即対応なのがいいんですが、とにかく相談員の方にどんどん進められてしまって、結局思うようにできなかったということも。やりたいことを整理して確実に要望して契約書を作って段取りをすすめるのがポイントですね。

  • クレジットカードが一社だけ

VISAを普段お使いになっている方にはおすすめですが他のカード会社の方は

やすい探偵事務所との付き合い方を考えて依頼する
やすい探偵事務所を「安そうだから」という理由だけで使うのはおすすめしません。相手もプロですから、何が必要かをわかっています。とはいえ、執拗に勧めて来ると思うので初めての方は「こんなはずじゃなかった。結局高くなってしまった。」と思う人も多いようです。広告の誤解を受けやすい表現が多く見受けられるので、何が必要か、撮影して欲しい部分を限定的に決めて、それ以上は増やさないを徹底しましょう。

 

RCL探偵事務所の浮気調査

RCL探偵

◎ 良いポイント

    • 検索すると必ず名前が出てくる

どこの探偵社にしようか悩んでいるときに必ず出てくる名前のひとつという印象ではないでしょうか。創業年数がまだ3年以下のようですが浮気調査の探偵を検索すると必ず見かける名前、そして東海林のり子さんのキャラクターや顧問に丸山弁護士など知った名前というところが気になってしまいますね。

    • メールの返信は20分!

こちらも調査した中では早いレスポンス。内容がテンプレートのような感じだった為質問内容と噛み合って無いのが、残念。

    • 女性探偵在籍

探偵というと、男性のイメージが強いですが女性も在籍とあると、尾行させたときに気づかれにくい印象があります。探偵って体力勝負な仕事なのに、女性の探偵ってすごいですね。

☓ 悪いポイント

    • 広告にお金がかかっている・・

探偵事務所にとって、安心材料となっている地名人の登場などの広告費が調査料金の上乗せになっているよう。ホームページをみると調査料金の最低金額は1日/75,000円~とリーズナブルに映りますが、実際面談をするとまずこの料金より遥かに高い料金パックをすすめられます。参考にしないほうがいいんですね。

    • 電話対応が、女性には厳しいかも

電話口で男性が早口で説明してくるので、なかなか質問しずらかったです。面談のときは女性スタッフが優しい感じで対応してくれましたが、料金交渉のとき何度も途中電話がかかってきて金額が変わって、ちょっと慌ただしい印象でした。

    • 総合探偵社MRの名前を使いたがる

こちらの探偵社で相談すると「RCLは総合探偵社MRの提携子会社なんですよ」と言われますが、実際は何の関係も無いそう。どうしてそんな嘘をついたのかはわかりません。

    • 顧問弁護士に懲戒処分・・

守秘義務違反を行ったり、つい最近も2017年10月の時点で相手方に対し強引な行為を行ったとして警告を受けているようです。弁護士懲戒情報

  • 結果がでなければ調査料金0円。

やすい探偵事務所とおなじく、契約を結ぶ際には慎重さが必要です。必ず契約書面の内容を確認してくださいね。(※くわしくは0円?格安って本当?ダマサれないための探偵の選びかた

RCLの広告表現を鵜呑みにしないのがベター
「結果が出なければ0円」や一見格安と思われる金額設定は基本的には釣り広告と思っていいでしょう。また、提携している弁護士事務所が懲戒処分を受けていますので、もしRCL探偵を利用したいと思うのであれば弁護士依頼しない場合を選択するのがおすすめです。「弁護士に依頼するのに不十分」といって調査時間を延長されない工夫が必要です。

 

総合探偵社・興信所MRの浮気調査

総合探偵社・興信所MR

◎ 良いポイント

    • 問い合わせ時点から真剣に考えてくれる

メールのレスは40分と上記の2社と比べて長かったんですが、その分長文でこちらの気持ちを汲んでくれる丁寧で優しいメールがきました。心配してくれているのが伝わってきました。実際深夜にもしっかり常駐して回答しているんだそうです。情報の持ち出しをしない徹底さもうかがえますね。

    • 相談員の手厚さと技量がすごい

カウンセラーを重視しているMR。はじめは探偵の調査依頼だけお願いしたいので、カウンセラーは必要無いと思っていたんですが不安な気持ちをすぐに汲み取って本当に適切な箇所に適切なアドバイスをしてくれました。なにより、カウンセラーさん自体がこの調査が本当に必要だと思って勧めてくれるのがわかったので、身を任せてみていいんだという安心感がありました。本当に丁寧に話しを聞いてくれたので、調査もスムーズにすすめられました。

    • 返金制度がある

料金の見積もりは、他の探偵社に比べて一番高かったんですが、調査をして最終的に考えると別の調査会社でも追加料金になって同じくらいになるんじゃないかなという印象でした。それに、使わなかった分は返金してくれたのでますます信用がおけました。無事解決しやすい方向に結果的には導いてくれたのでいい選択でした。

☓ 悪いポイント

    • 前払いしかできなかった

結果的に、返金もあって調査もきちんとしてくれたので良心的な探偵だったので安心でしたが何もわからない時点では前払いしかできないのはちょっと不安でした。でも、追加料金が一切発生しなかったのも本当だったのでよかったです。

MRのホームページに芸能人との写真が多いのは?
こちらも、ホームページにたくさん芸能人の写真があるから広告費を使って宣伝しているのではないかと思ってしまいますが、MRがラジオ出演で記念撮影したもの。これに関して経費が広告費用発生しないそうです。探偵という怖いイメージを払拭するための安心感を持ってほしいという取り組みのひとつみたいですね。

 

浮気調査に強い探偵がすべて24時間体制なわけではない

以上の3社については「メールの返信時間」という観点から上位3社をあげましたが、電話についてはいずれもすぐに対応してくれました。
もちろん、他にも何千と探偵事務所があるので調べて分かり次第こちらのサイトで紹介します。
探偵比較.comのサイトで調べている探偵社の中ではほかにはどこも、24時間相談を受付けているところはありませんでしたので深夜の対応をお願いしたい場合はこちらで紹介した3社を検討してみるのも良いでしょう。まずは3社お電話をかけてみて肌に合うなと感じるところを選んでみるのをおすすめします。

探偵社は大手から中小すべて含めて、国内に5000社以上あるといわれています。
探偵社の中には法規制を遵守したクリーンな探偵社もありますが、そうでない探偵社も数多く、ぼったくりの被害が未だ耐えません。

今回は「探偵によるぼったくり被害」と「騙されないための探偵社の選び方」を紹介します。


“ぼったくりの被害”とは

実際にあった探偵社によるぼったくりの被害を紹介します。

 

結果がでなければ0円とあったのに..

探偵社のホームページなどで「調査結果がでなければ0円」と書かれた広告をごらんになったことがありますか?

最近は被害報告が多くなったことで減ってはきたものの、まだまだ見つかる「0円広告」。非常にクレームの多い表現ですので注意したい表現です。なぜなら「ほぼ0円になることが無い」からです。混乱を招きやすいその「0円広告」の内容とは..

  • 夫(妻)と愛人との間に不倫の関係性が無かったら0円と思われやすい。
    実際は不倫の関係性が無くても「不倫の事実が無かった」という事実確認の結果が出たという理由で請求される。
  • 夫(妻)と愛人の不貞の証拠を撮れなかったらら0円と思われやすい。
    実際は調査をしていないのに、調査をしたようにみせかけて「◯◯時間かかりました」という虚偽を働いて料金は請求される。
  • 0円というと後払いの印象があるのに、実際は前払いで百〜数百万を払わせて、なんとか一定期間客足を止めて調査を行わせる。


また、「結果がでなければ0円」と表記する探偵社で、「不貞の証拠が撮れなければ0円」とあえて明記している探偵社もありますが、不倫の証拠が撮れやすい場合に、高額な料金パックプランに誘導される可能性もあります。つまり、その探偵社の全ての調査プランが、0円の該当プランではないということに注意しましょう。


「結果がでなければ0円」の表現は、勘違いさせるための表現です。くれぐれもあえて「結果がでなければ0円」と大きく表示する探偵社に安心ですよと営業されてしまわないように注意しましょう。依頼者の気持ちを考えた料金プランを考えられる探偵社こそ、問題を解決する手助けをしてくれます。

「安い」をウリにして、高額請求..!

曖昧で誤解を受けやすい広告表現のひとつに「安さ」を売りにしたものがあります。
相場の高額な探偵業界において「安ければ調査も依頼しやすい」と思われやすいですが実際は、どこで頼んでもそれほど料金は変わりません。

では、どうしてあれほど「安い」はずだった料金が高くついてしまうのでしょうか。その理由は..

  • 安さをウリにして時間稼ぎをして延長料金を請求している。
  • 見積もり当初の金額に、あとから調査時間をかけ合わせた「実費」「調査員の人数」「成功報酬」などを上乗せすることで請求額を盛り込んで請求する。


大きくこの2つです。
一般に、高い調査料金を広告表示していると思われる探偵社は大手探偵社が多く、そもそも全ての調査費用をパックにして追加費用を発生させないようにしています。高い料金を掲載できるのは「経験則や自信があるから」です。一方安さを売りにしている探偵社には中小企業が多くその経験則と自信と派遣できる調査員の人件費用がありません。
企業規模が小さいために経験ある調査員が揃わなかったり、調査員も2名ほどしか派遣できないため延長したり失敗になるケースが多いんです。

探偵社に依頼後のトラブルで一番の問題は、探偵の「調査中の失敗」です。尾行する対象に探偵に頼んだことがバレてしまうという状況です。

失敗してもやり直せばいいじゃないと思われる方もいるかもしれませんが、調査の失敗ほど大変なことはありません。たとえば

  • いくら不貞の証拠をもとに本人に事実の理解をさせようという目的であっても、探偵に尾行をさせていたことを大きく取りだたされて逆ギレされて、浮気問題について話し合うことができなくなってしまう。
  • 探偵に依頼することがバレてしまったことで、余計に愛人と会うようになってしまった。
  • 探偵に依頼することがバレてしまったことで、余計に巧妙に嘘をつくようになってしまった。


また、安い探偵に限って「当社はこの失敗してもこの金額ですが、他社ではもっとかかりますよ」といった言い訳をされたといって辛い思いをされた依頼者もいます。
でも、探偵に依頼することで、証拠を掴んで夫婦問題を解決させるための問題が、あらぬ方向に問題を大きくすることになりかねないんです。また、一度の失敗をすることで、法定的措置を撮ろうと別の探偵社に依頼したところで対象者が警戒してしまうので証拠が取りにくくなるんです。

はじめの探偵選びはかならず慎重に、信頼できる経験と調査力のある探偵社を選びたいものです。

 

お金だけ振り込んで倒産..!!

依頼者が調査をお願いしたら会社が倒産して、調査料金が返金されないケースです。

警察庁に届け出をしている探偵社は今現在5000社ほどあるといわれていますが、その中で法人として経営している探偵社は全国でも数十社。実に一握りです。
今は誰でもホームページやSNSで自社の紹介をキレイに表現しやすい時代です。中小企業が大手企業のように洗練した企業ページを作る会社も多いですが、これもまた実体が伴っていないケースが多いことも事実です。
探偵社にとっては依頼者の依頼で長期間拘束されるため、大多数の調査を一時期に行えないこともあります。また、依頼者によって調査料金の支払いが滞る場合もあるので、探偵業においてその経営は破綻しやすく、小さい探偵会社ですと経営状態を悪化させることも少なくありません。
そのため、「お金だけ振り込ませて倒産してしまう、返金されないケース」にならないように探偵選びにも十分注意しましょう。大手の経験年数の10年以上の探偵社がおすすめです。
探偵社選びにおいて、ポイントをまとめましたので、最後の「騙されないための探偵社の選びかた」の章をごらんください。

 

個人情報が漏洩・・・

個人情報の漏洩も探偵社にとっては致命的です。
別の章でも紹介しましたが、探偵業にとって「バレる」ということが浮気問題の解決からそれて別の問題を大きく引き起こしてしまうためです。
派遣スタッフを使っている場合など個人情報が横流しされる可能性があるので、「正社員を起用している」など、情報をしっかりと管理している探偵社を選びましょう。


はじめての面談時に「近くのファミレスでも相談を受付できます」という触れ込みをしているところは注意が必要です。実店舗や支店がいくつもあるかのようにホームページでは掲載しているのに実際は相談室を持たずにファミレスなどで相談を受け付けたりするために、個人情報が漏洩したケースがあります。
また、不特定多数の集うファミレスは、あなたの知り合いやパートナーの知り合いがどこでどう聞いているかわかりません。
実際、こういったファミレスや喫茶店での相談が原因となって、パートナーに探偵調査がバレてしまったり、夫婦間の問題であるのにパートナーの会社にバレてしまって問題が大きくなってしまったというトラブルもあります。

探偵社に相談をしにいくというのは、勇気のいることかもしれませんが「実体があること」「雰囲気を見ること」「セキュリティが守られること」を確認する作業だと考えると非常に重要です。

 

騙されないための探偵社の選びかた

探偵はどこも同じだと考えられがちですが、調査力が無ければ追加費用がかさむだけです。
けれど、高額であればどこもいい探偵であるとも限りません。

これから、探偵に依頼をするかたのために「騙されないための探偵社の選びかた」を項目別にまとめました。
ポイントが多いと思いますが、惑わされないように気になる探偵社選びにチェックしてみてください。

広告を見るときのポイント

  • 「調査結果がでなければ0円」というような広告を出していないか
  • 「安い」を格安料金を売りにした広告表現を出していないか
  • 10年以上の営業期間があるか。
  • 各相談室に探偵業届出証明番号がついているか。

 

探偵社自体が、失敗しないための対策ができているか

  • きちんとセキュリティに関する強化を打ち出しているか。
  • 身元のわかる正社員を起用しているか。
  • 調査員は3〜5名程度派遣が可能か。
  • 相談室をきちんと設けているか。

 

調査中の依頼者のケアができるか

  • 相談室は自分の行きやすいアクセスの場所を選ばせてくれるか。
  • 24時間相談に応じてくれる探偵社か。
  • メール相談でもテンプレートを使わずに丁寧に返信をしてくれるか。
  • 自分のために親身に考えてくれる対応ができているか。
  • 浮気調査後も、問題を解決するための方法を教えてくれる探偵社か。
  • 調査中もきちんと自分自身をサポートしてくれる仕組みがあるか。
  • 慰謝料請求を考えている場合、法律事務所を紹介してくれるか。(または、法律事務所を押し売りしないか。)

 

料金面をチェックしよう

上のチェック項目が満たされた上でごらんください。

  • 依頼者の出せる範囲内の料金を適正に扱ってくれるか。(押し売りをせず、無理なら勧めないなど)
  • 追加費用や経費を後から上乗せしてこないか。見積もりの金額を超える可能性がないか。
  • パック料金を利用した上で多く取りすぎた費用は返金してれるか。

 

実体をチェックしよう

  • 実際に出向いて店舗の実体があったか。
  • 実際に出向いて広告で読んだ内容が適切な表現だと感じられたか。
  • ご自身の問題解決に真摯に向き合ってくれるのを感じられたか。

 

最後に..

いかがでしたか?
探偵社を選ぶ際に、料金以外にもどんな部分をチェックしたらいいのか見えてきたと思います。
また、「調査料金」とひとつとっても様々な考えるべき部分がありますよね。
探偵の調査費用は残念なことにホームページで確認してもいまひとつ自分では予想できなかった、実際はもっと高かったという声があとをたちません。それほど実はあまりホームページ上での計算というのはあてになりません。
調査料金についての調べ方について、「【探偵比較】探偵社の調査料金を比較したら・・」のコラムでも取り上げましたのでごらんください。
探偵事務所は馴染みが無い分「コワイ」「騙されそう」という印象があるかもしれませんが、実際に問い合わせをして面談をして見るとどれほどのサービスがあるか、どれほどの調査ができるかがきちんとわかるものです。見積もりまでは無料という探偵社がたくさんありますので、まずは本当に料金が気になるのであれば、相談をしてきちんとした見積もりを出しましょう。これまでのことを踏まえてあなたのことを真剣に考えてくれて丁寧に対応をところを選ぶのが一番損の無い方法です。

探偵の調査料金を考える上で、切ってもきれないのがその調査費用の内容。
例えば1時間◯◯万円と書かれていても、それだけが全てではありません。成果の程度に応じて成果報酬が発生するケースもありますし、別途経費が請求されるケースも。また料金の計算方法も時間ごとで料金が加算する「時間料金制」の他に、長期調査にわたるケースに割安になる「パック料金制」、また調査成果に応じた「成果報酬制」があります。ホームページ上ではなかなか視えてこない探偵社の料金ですが、明細をみてあまりのギャップの違いに驚く前に考えかたをここで整理しましょう。

調査費用に含まれる料金の明細は?


それぞれの探偵社よってその区別はさまざまですが、調査費用について以下のようなものが含まれます。

調査料金

一般的に調査する際にかかる料金のこと。人件費をここに含むか含まないかは探偵社ごとに違います。また人件費というと一般的には「相談員」よりも「調査員」の人数の費用のことをいい、相談員は全体の調査料金として含まれています。昼夜問わず調査にあたりますのでこの人件費(日当・出張手当)が充実している探偵社は調査員に負担をかけずに調査ができているということです。調査員の危険手当などにもあてられます。大手の探偵社は調査料金をあらかじめ高めに設定しているのは、さまざまなポイントでサポートを充実させていることもありますが、ここを削らずに調査の質を上げています。

経費

経費とは以下のようなものです。

  • 交通費
  • 高速道路の料金
  • 燃料費
  • 車両費
  • 通信費
  • 機材費
  • 報告書作成費

をいいます。
報告書作成に使う動画撮影費などもここに含むことが一般的です。人件費を経費と考える探偵社もあります。最近ではこの経費を含めた上で調査費用としている探偵社も少なくありません。いずれにしても見積もりを超えて追加料金があるかというポイントをチェックしておくと、あとから加算して料金に脅かされずに済みます。探偵比較.comに掲載されている追加費用に関してはそれぞれの各探偵社のページの「追加支払い」という部分をごらんください。

成功報酬

成果の程度に応じて支払う報酬金のことです。こちらも、何をもって「成功か」という条件も明確にしておくことが必要です。
たとえば、「成功」といって「浮気をしている事実がわかる」というイメージを挙げると思いますが、次の場合果たして料金は発生すると思いますか?

  • 浮気をしていない事実が判明した。
  • 愛人はわからないけれど浮気はしていることはわかった。
  • ホテルにいったかどうかはわからないけれど、特定の人と会っている。

上記のいずれの場合も成功報酬制の探偵なら料金を払う場合がほとんどです。そのため、契約時には「成功報酬の考えかた」をきちんと確認することが必要です。
なかには成功報酬制度のある探偵社なら、(成功しないと料金が発生しないから)失敗しないだろうと決めてしまうと、それはトラブルの要因になりやすいんです。はじめに、調査内容をしっかり確認して依頼して契約をしましょう。

料金体系のパターン

あらかた調査費用の詳細がわかったところで、主な料金体系について説明します。
探偵社の料金体系には大きくわけて3つ。(1)時間ごとの料金制(2)パック料金制(3)成功報酬制 があります。

(1)時間ごとの料金制

「会社帰りから帰宅までの間が怪しい・・」などピンポイントの時間を狙うのであれば時間ごとの料金制がお得です。
①人数単価計算型の場合



調査費用の計算がわたしたち消費者にも一見わかりやすいのがこの時間ごとの料金制です。時間ごとの料金制はたいてい調査員1名で金額が表示されていますが、1名で調査することはまずありえません。1時間6,000円とあっても、最低でも2名必要と勧めれます。また最低人数で依頼をしていても、調査途中から人員を増やされる場合もあります。結局1時間6,000円のつもりが2〜3万円になっていたということもあります。はじめから調査人数が多い設定の探偵社を選ぶと安心です。また、この人員の補充はできるだけスムーズだと失敗や見逃しを防げます。

②稼働計算型の場合

稼働計算型の場合は1稼働何時間かというのがポイント。たとえば、1稼働6時間10万円とします。①の人数単価計算型で考えると1時間6,000円で3名動員させたとすると108000円なので、10万円なら一見お得のように見えますね。しかし、下の図をごらんください。

一例ですが、自宅の出社から帰宅までの調査を依頼した場合、稼働計算型は待機している時間も含めますので実働は1日に5時間ほどしか尾行していないのに2稼働発生してしまいます。あらかじめ、どのタイミングで尾行をするかピンポイントにプランをたてることが必要です。

(2)パック料金制

愛人や、パートナーの行動が検討もつかず、長期にわたる調査と見込まれる場合は、パック料金がおすすめです。
こちらは「4時間いくら」というように決まった時間数をセットにして購入するタイプです。長時間予測される場合、時間単価は比較的安価ですが、返金が無いことがほとんどですので短時間で終わってしまった場合は明らかに損ですので注意が必要です。

(3)成功報酬制

こちらはさきほどの成功報酬の考えと同じで、着手金を払ってから調査成功御に成功報酬を支払う料金体系です。トラブルになりやすい制度ですので、こちらも先にどの状況なら「成功」といえるのかといった部分をしっかり確認することが必要です。

探偵の調査料金を見積もる際には

探偵の料金は、いずれもメリットとデメリットがあることがわかります。契約をする前に依頼内容が本当にそのプランで損が無いかを考えながら相談してみましょう。また、「パートナーと浮気相手の不貞の証拠をおさえたい。」「愛人の人物をしっかりと特定したい。」など具体的に依頼をして契約をすることが大切です。くれぐれも、「0円」や「格安」だけの言葉に踊らされないように気をつけてください。安かろう、悪かろうでは結局トラブルの元です。

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